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2018年07月15日 イイね!

真夏のビーナスライントレーニング

カタギはこの週末3連休らしいですね。
もちろんプロ社畜クラスタの私にはそれはできませんでして、もうそんなのは本望であります。
この1連休?にすべてを注ぐべく、遠征に出掛けました。
6月の業務イベントですっかり乗れていない私ですが、矢島カップはただ乗りで行く。というわけには行きません。
ヒルクライムになれる必要があり、この連休は千m級のヒルクラを入れようと思っていました。

奥日光、乗鞍、八ヶ岳、赤城山といろいろと候補を立てていましたが、
涼しい高原で走り込みたいと思っていたので、車山美ヶ原にキメました。


青い空、そして何よりも濃い緑の草原。。。本当に美しい。
1500mの車山は涼しい。

と思うなかれ。この時点で22℃との事でしたが、実際には日差しが痛くて体感温度は高いです。


行きの行程はまだ暑さを忘れて追い込むことができました。
兎に角、気持ちいいですね。

とはいえ、このルートは走り慣れている方ですが、毎回惨敗するのが決まりです。
往復100kmにも満たないルートですが、なんでこんなにやられるのか?
それはわかりません。

わからないので頑張ってみたのですが、やっぱり惨敗です。

残念ながら美ヶ原高原美術館から下界は望めませんでした。

体からミネラルなのか、塩なのか、重要なものが抜けてしまい、
初心者サイクリストに戻った感じです。ヘロヘロです。
毎回のこの感じなんなのか、今回もわかりませんでした。
私の重要な成分が抜ける。なんでしょうね?酒ですか??
それだとすべての説明がつくし、あきらめもつくのですが。


美ヶ原高原美術館を望みます。


王ヶ頭を望みます。
ただただ美しい。東山(美ヶ原のこと)にはレースやFBMなどでよく走りに来ているのに、泊まったことはないのです。泊まってみたい!

お決まりのごとく。
頂上で私のスタミナは切れてしまい。車山まで帰れる気がしないのは毎回お決まりな事です。


途中の茶屋で五平餅ときのこ汁を頂きます。
この世の食べ物か?と疑いたくなるほど染みました。美味しかった。


霧ヶ峰まで下ってきました。
もはや下りなのか、登りなのかわかりませんが、
ニッコウキスゲが満開です。

天空の、いや天国のような光景。。
この世とは思えない光景に、もしかしたらこの時にはすでに絶命していたのか?
ところが、どうもblogにアップできるところからすると、肉体はまだ地を離れないらしい。

まだ修行は続くようです。


Posted at 2018/07/15 20:58:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | チャリ de 車 | 日記
2018年07月07日 イイね!

数年ぶりの登山で黒川千軒と鶏冠山

3年ぶり?くらいで登山に行ってきました。
鎖骨を折って以来、重いザックを背負えないままでいますが、
デイパックならなんとかなるか?
というのと、なぜか黒川金山の文献を見つけて読み込んでしまって俄然興味が出てしまったのです。
興味ある方は是非、黒川金山遺跡研究会の調査報告書を見てほしいです。
私はこれを読んでいたら夜2時を超えていました。

黒川遺構研究会 甲斐黒川金山

久しぶりに挑む登山は雨予報でした。
自転車と違い、ルートを選べば雨が降っても行けます。
ゴアテックスに代表される高機能ウェアのおかげです。
アウトドアにおいて登山のウェアというのは最上位に位置していると考えています。
自転車は雨が降っても人は死にません。
山は雨が降るだけで人が死にます。

しかし、自転車のウェアも高機能です。
何が違うって軽量化、簡素化という点です。
そこで自転車用の装備、具体的にはインナーとジャージを登山でテストする。
というのも今回試してみた事です。


朝一
実は寝坊しました。
起きたのは、いつも会社に行く時間だったのです。
3時に目覚ましをかけたのですが、
なぜかそれが効かなかった。

いや、たぶん止めたんです。
そしてそのまま寝たんです。

はぁ!

と飛び起きたときには日が上がっていました。
ターボでパスタを流し込み、眼鏡に飛び乗りました。

目的地をおいらん淵に置いていたのですが、
おいらん淵って今は行けなくなっているのですね。
18、9の頃、松本に行くのに高速代が払えず、青梅街道で甲府まででて、
そこから高速に乗るのが決まりで、
いつも壊滅的に眠くなるときに現れるのがおいらん淵。

さらに、落合に入った直後に現れるラリーで言うところの2rightにタイミングが合わず、特攻をキメそうになる場所でした。
思い入れの深い場所だけに、無念なような気もします。

それはさておき、無事黒川金山への登り口につきます。
数年ぶりに履いた登山靴に違和感はありませんでした。
履きつぶしてソールまで張り替えているシューズですので。

しかし、そんな久しぶりの登山靴なんていう事聞くわけないんです。
この後痛い目を見ることになります。


行く手を遮る倒木シスターズが沢山ありました。
湿度の高さをうかがえます。

お気に入りのG9Xですが、センサーにゴミが落ちてしまい、見た目で写り込む始末になってしまいました。
これは修理が必用ですので、今回はD700にDistagon35mmをつけたカメラを担いでいます。
しかし、やっぱりいいですねNikonは。


沢を渡る橋。
山側の橋脚が外れてしまっているというのは調べ済。
どんなもんか?
と足をかけてみたら、コケで凄い滑ります。
これはダメだ。と思って橋の下を渡渉することにしました。

この直後に沢から右に折れる必要があるのですが、
そこからの登りがえぐかったです。
心拍計をみて登り込みましたが、急登な事を気にしていませんでした。
心拍は150くらいで全然余裕!
寝れる!くらいの事を言いながらガシガシ足をかけていたのが行けませんでした。
この時に踵を痛めてしまい、最終的に皮がむけてしまいました。
なんか痛いな?と思っていましたが、
ここを痛めるのはお決まりなんです。
靴ひもの結び方ひとつ変えるだけで抑えられるのですが、
久しぶりの登山でそのコントロールはできませんでした。

それにしても関係ねーぜ!おるらぁ!
と登る事しばし。
どうも不自然な棚田が現れるようになりました。

それが見たくて来たのですが、
実際に合わられるとなんだこれ?と思ってしまうものです。

あれ?これか。。。

と気持ちを切り替えて散策に入ります。


これ、調査報告書にある12番坑口です。
確かに石垣で周囲を形成し、不自然に水が出ています。
調査委員会ではこれを水抜き坑と結論付けていますが、
なるほどと思いました。



不自然に広い棚田と石垣。
あれも戦国時代の坑口です。
戦国時代の坑口って人がやっと入れるくらいの狭さですね。
このあたりは陥没穴も沢山あり、それも坑道が崩れた後だそうですね。
ここに千軒、ここは標高が1300mあるのですが、ここに千軒ぞろぞろと人がいたなんて想像すると、数時間ここに滞在できます。


美しいテラスとはこの感じかな?
コケが美しいです。


沢の中にある石臼。これは特徴的なものです。
沢の中にあるのですが、沢の水を使ってやっていたのかな?

ここには石臼が沢山あって、
それをどう使っていたのでしょうね。
気になりますね。


黒川千軒上部にあった、巨大な石臼。
大人二人くらいで石臼をまわしながら、
次もってこいや!ごるらぁ!!
なんて言っていたのかもしれません。
この付近には超巨大な陥没穴もあったので、大きな坑道があったのかもしれません。
または広大なテラスなので、ここには大きい屋敷があったのかもしれません。


さて、上を目指しましょう。
メモに撮った写真ですが、注目してほしいのは東京都水道局の文字です。
このルートは登山地図で破線、つまり通常ルートではないということを示しています。
しかし、実際にはルートはしっかりしています。
今回の登山では鹿は沢山見ましたが、ヒトは一人もみませんでした。
ヒトがいないのになんでこんなに良い道なんだろう?
と思っていましたが、東京都水道局が入っているのも、この道の良さに繋がっているのかな?と思いました。
流石に水源監視路(※)のクオリティというわけではありませんが。。。

ミッションとしてはここで終了しているはずだが、
登山道が先に続く限り、考古学どころの騒ぎではなくなってきた。
もう下山しても良いのだが、足は前にしか向かなかった。

いくしか、ねーんだよ。
となぜか火がついて、ひたすら登った。
その結果、踵に負荷をかけすぎて、ついに皮がむけてしまった。
やってしまった。
登山にしさしぶりに戻ってきて、しばらく登れない怪我をしてしまう。

下りはそれこそ残留日本兵のごとく、足を引きづりながら何とか下山しました。

久しぶりの山は、痛い目にあいましたが、
それよりもやっぱり山の呼吸に自分を置くことができたのが心地よかったな。
と思いました。

今年は自転車ばかりではなく、山に戻って行こうと思いました。

自転車ジャージのテスト結果です。
暑い箇所は問題ないですが、今回のように標高1500mを超えると寒いです。
標高1300までは快適でしたが、それを超えると途端に寒くなり、
レインジャケットを羽織る必要がありました。
自転車ジャージの場合、ミッドレイヤーに何かを入れる必要があるなと感じました。
8月の奥多摩登山には自転車ジャージは風を通すので快適です。


※水源監視路:素人には獣道にしか見えない。奥多摩地域の信じ慣れないような山域に普通に存在する。当然登山地図にはその道は記載されず、山屋でも登山道なのか獣道なのか区別はつかない。万が一入る込むとさらに山奥深くに連れ込まれるため、入ってはいけないと教育される。奥多摩地域において、道に迷った際に水源監視路にあたった際は、この世の終わりにぶち当たった。と思う。
水源監視路の監視員は、残留日本兵並の神と信じられている。
Posted at 2018/07/07 21:19:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記

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