![DSTT-ADV i 改造でマルチブート! 【本編】 DSTT-ADV i 改造でマルチブート! 【本編】](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/016/922/546/16922546/p1m.jpg?ct=06e436053d93)
前回はDSTT系の特性みたいな事をお話ししましたので今回は本題であるマルチ・ブートの話にせまりたいと思います。
前回の話では作動環境について DSTT と DSTT 系の Fake 及び全てのクローンで動く様な事を書きましたが僕は『DSTT と DSTT-ADV』でしか試していないので自信が有りません。
そこで、訂正させて頂きます。
『DSTT-ADV』のカーネルだけをそのまま入れて TTMenu.DAT を各アダプターが最初に読み込む×××.DAT にリネームさせた物で DSTT-ADV として正常に作動する NDS アダプター(マジコン)なら使用可能です。
でもよくよく考えたら このマルチ・ブートって DSTT を YSMenu化してしまえば必要無いかもしれません。
だから、DSTT-ADV はこの手の改造が無いんですかね?
うぅ~ん。 こんな事に何の意味が有るのかも分からなくなって来ましたが興味のある方は試してください。
では、説明に入りますがご使用は各自自己責任でお願いします。
このシステムは DSTT-ADV をメインに使い R4X を DSTT-ADV に複合させてmoonshl を潰して マルチメディア・プレイヤーの方に DSTT を入れて使います。
※この仕様はあくまでも一人の使用者の希望により作成した物なのであまり意味の無い物も含まれています。 特に R4X は DSTT-ADV とほぼ同じ物なので無くてもいいと思います。
まずは、パソコンを使って必要なカーネル 【DSTT-ADV V2.02A Jpn】 【R4X V2.02 Jpn】 【非公式 DSTT v117a12_rev04_for_Japan】を揃えます。
※僕の DSTT-ADV では何の問題も無かったので非公式の DSTT カーネルに Fake Killer コードが含まれているかは分かりません。 この辺の事を踏まえて先へお進み下さい。
作業をする為の適当なフォルダー(以下作業フォルダーと言います)を作ってその中に落してきた3つのカーネルを解凍して入れていきます。
①非公式 DSTTv117a12_rev04_for_Japan カーネルから説明します。 これは、中に有る TTMENU.DAT を MoonShl.DAT にリネームします。 (これだけで DSTT-ADV のマルチメディア・プレイヤーから DSTT を起動する事が出来ます。)
更に、リネームした MoonShl.DAT をコピーして DSTTi.nds にリネームした物を作ります。(この○○○.nds は起動画面から起動モードを切り替える時に使います。)
出来上がった MoonShl.DAT と DSTTi.nds を作業フォルダーに入れて、TTMenuフォルダーも入れます。
①画像
② DSTT-ADV V2.02A Jpn は moonshl と MoonShl.DAT を除いた物を作業フォルダーに入れますがここで大きな問題が発生します。 DSTT-ADV V2.02A Jpn にも TTMenu フォルダーが有るのでこのままでは入れる事が出来ません。 これを回避するには TTMenu のフォルダー名を変えるしかないのですが、ただ変えただけでは DSTT-ADV は DSTT の方の TTMenu フォルダーを読んで擬似的なマルチ ブートになってしまいます。
リネームした DSTT-ADV の TTMenu フォルダーをよみ込ます為には TT-ADV.DAT をバイナリ編集します。
TT-ADV.DAT の中には「 TTMenu 」と言うフォルダー名を読み込むコマンドが入っているのでこれを
任意のフォルダー名を読み込む様に書き換えれば良いのです。
これ以上は説明が面倒なので回避する為の IPS パッチを作りました。 フォルダー名は限定されますが良かったら使って下さい。
【この中のダウンロードを押して下さい】
ダウンロードした IPS パッチを TT-ADV.DAT に当ててからコピーを作り、それを TT-ADV.nds にリネームします。
TTMenu.DAT もコピーを作って TT-ADV起動.nds にリネームします。
TTMenu フォルダーは TTMinu にリネームして下さい。
moonshl と MoonShl.DAT を除いた全ての物を作業フォルダーに入れて下さい。
②画像
③ R4X V2.02 Jpn は DSTT-ADV V2.02A Jpn とほぼ同じ物なので DSTT-ADV で改名した TTMinu フォルダーのデータを使います。 これも DSTT-ADV と同じ方法でバイナリ編集をしますが、このまま使うと起動画面のスキンが DSTT-ADV のままなのでこの辺もバイナリ編集した方が格好良いです。
これも、IPS パッチを用意しました。
【この中のダウンロードを押して下さい】
ダウンロードした IPS パッチを R4XDS.dat に当ててからコピーを作り、それを R4XDS.nds にリネームします。
TTMENU.dat を R4X起動.nds にリネームします。
【R4XDS.dat】 【R4XDS.nds 】 【R4X起動.nds 】 の3つのファイルを作業フォルダーの中に入れて下さい。
③画像
R4Xの場合はDSTT-ADV で改名した TTMinu フォルダーのデータを使うので R4X の TTMenu フォルダーは使いませんが DS の上画面のスキンを R4X 物に変えたいので次の方法をとります。
R4X の TTMenu フォルダーを開き skin / default と開いて bgUp.bmp をコピーして下さい。
コピーした bgUp.bmp を bgAp.bmp にリネームした物を DSTT-ADV で改名した TTMinu フォルダーの中に有る skin / default と開いた中に入れて下さい。
※僕の作ったパッチを使っていれば R4X が起動した時にスキンも R4X の物になっている筈です。
以上の物が作業フォルダーの中で
この様になっていればOKです
このデータの全てを mSD カードに入れて DS を起動させると
この画面になり♪音符マークを選べば
非公式 DSTT が起ち上がりコントローラーマークを選べば
DSTT-ADV が起ち上がります。
R4X を起ち上げたければ其々の起動画面の中に有る
R4X起動.nds か
R4XDS.nds を選択すれば起動出来ます。
また、そこから起動モードを変えたければ其々の○○○.nds を選択すれば自由に切り替える事が出来ます。
このトリプル ブート システム(実際はデュアル ブートに近い)は DSTT のカーネルを殆ど弄っていないので DSTT に YSMenu の導入が容易に出来きてカルテット ブートにもなります。
更に、TTMenu.DAT を MoonShl.DAT にリネームしましたがこれを削除すれば moonshl がそのまま入れられるのでクインテット ブートにもなります。
これで、僕のDSTT-ADVi は起動率抜群の快適な NDS アダプターになりました。
システムを更新しました。 更新内容は
こちらにあります。