メモリ16GBにしてパフォーマンスアップするか試してみた

どうも



メインPCで写真の現像にLightroom使い出して気づいたのが、



やたらとメモリを喰うこと。

うちのPCだとWindows8.1で普通に3～4GBくらいしかメインメモリを使っていなかったので、4GB×2＝8GBのメモリ量で十分でした。


それがLightroom使い出すと、パノラマ合成なんかですぐにメモリを目一杯使ってしまいます。





そこで、



Amazonで4GB×2＝8GBを追加購入。

購入価格は5190円でした。
最近はメモリがまた値下がりしてきて手に入れやすくなりましたね。

これでメインメモリが16GBになります。





せっかくなので、メモリ増設前後でパフォーマンスが変わるか比較してみました。




まずは、動画編集ソフトのVegas Pro 13



以前YouTubeにうpした動画を再度1080/30Pでレンダリングして、4分の動画のレンダリング時間を比較します。


Vegas Proはアプリケーションが使うメモリ量を、空きメモリ量の範囲内で自由に設定することができるので、

8GB時は4000MB（4GB）
16GB時は140000MB（14GB）

を割当てました。


結果は、

8GB（4GB割当て）　16分53秒
16GB（14GB割当て）　18分21秒

となりました。

16GBの時のほうがレンダリング時間が1分半ほど長くなりました。







次に写真現像のLightroom 6で



棚田と角力灘を撮影したときのRAWデータ104枚を一括現像した時の所要時間を比較します。



8GB時は



メインメモリ使用量は4GB程度



16GB時も



メインメモリ使用量は4GB程度


両者ともCPUはフルに近い稼働率です。


さて、両者の所要時間ですが、

8GB　6分47秒
16GB　6分42秒

となりました。

どちらもほぼ変わらずでした。







最後にLightroom6で



2000万画素のRAWデータ10枚を使ったパノラマ合成にかかる時間を比較します。
（RAWデータ1枚あたり20MB）



8GB時は



メインメモリ使用量は7GB超え



16GB時は



メインメモリ使用量は11GB超え



両者ともCPU稼働率にはまだまだ余裕あり。


肝心の所要時間ですが、

8GB　2分13秒（2回平均）
16GB　2分01秒（2回平均）

と、16GBのほうが12秒早く終了しました。
10％ほど処理が速くなりました。




以上をまとめると、

Vegas Proでのレンダリング
8GB　＞　16GB

Lightroomでの一括現像
8GB　＝　16GB

Lightroomでのパノラマ合成
8GB　＜　16GB

という結果になりました。





あくまでも私のPC環境での結果で、取ったデータも少なくて、一概には言えませんが、




メモリ8GBを16GBにした程度では、かけた費用（約5000円）に見合う結果は殆ど出ないってことで、FAと致します。




http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/btopc/20151121_730225.html
こちらの記事を読んでも、Lightroomについては、メモリは処理速度にあまり関係ないってこと書いてあるので、あまり期待はしていなかったのですが…


気休めでメモリ増設して、その上検証記事が1本書けてよかったなって感じですw