ＡＴＦ交換

今回は少し珍しい整備をしました、デボネアのオートマチックトランスミッションフルードの交換です。

中古車で購入した直後に一度交換したのですがそれからそれなりの年月が経過したので再び交換します。


取り扱い説明書には三菱純正ＡＴＦデクスロン又はデクスロンIIを使用と記載がありましたが現在では画像のＳＰⅢという物で代用可能だそうです。
昭和の頃と比較すれば当然油脂類も進化しているはずなのでこれを使えばきっと調子が良くなると多大な期待を抱きます。


作業手順は車体をリフトアップさせＡＴＦレベルゲージの穴からＡＴＦチェンジャーという高価な装置のノズルを挿入して廃油を抜き取り新油の注入を行いエンジンを始動して各シフトレンジで車輪を空転させてＡＴＦを循環させてからエンジンを停止して再びＡＴＦを入れ替えてこの作業を繰り返す。

旧いクルマなので完全に新油に入れ替えずある程度の所でやめておきました、深追いは禁物であります。

レベルゲージで油量を調整したら緊張の試運転です、シフトレバーをＰからＬまで一巡させてから恐る恐る走り出します…




無事に動きました！
正常に変速します、加速も問題無し。
以前より楽に坂を登るようになりました。

これは大成功！ＡＴＦは高額ですが価値のある作業です。