キャブセッティングと排ガス

車検時のキャブセッティングはＳＪ３８番で、ＪＮ高さ０．２ｍｍのワッシャで、アイドリング時の排ガスが規定内（ＢＣ）のＣＯ４％　ＨＣ１０５０ppmでした。
実際の走行では、４０００回転までが濃い目で、これからの暑くなる季節には薄くする必要があります。
薄くするのに、ＪＮ高さは０．２ｍｍのワッシャで低くなっているので、ＳＪの番手変更しか選択肢は有りません。
３８の下は３５番ですが、結構薄くなってしまいます。
アイドリング時の薄さは、ＨＣの増加につながり、案の定変更後は、排気ガスのＨＣ臭さがきつくなってしまいました。

濃い目に補正するには、ＪＮにワッシャを追加して、高さを高くします。
ＳＢのＪＮよりもテーパーのきついホーネット２５０後期用のＪＮでは、ワッシャを追加するにしたがって、７０００回転から上での燃調が濃くなってしまうので、
ＳＢ用のＪＮに変更しました。
ワッシャを追加するごとに、ＨＣ臭が弱くなります。
車検時のＨＣ臭並みにするには、１．５ｍｍのワッシャが必要でした。

１．５ｍｍのワッシャの追加は、テーパーの緩いＳＢ用のＪＮであっても、７０００回転から上での燃調が濃い目となり、それを補正するには、ＰＳ戻し量を小さくする事で対処します。

戻し量は「走行してみて絞る」を繰り返して良い所を探ります。