黒田vsダルビッシュ

昨日の朝、ヤンキースの黒田博樹投手とレンジャースのダルビッシュ有投手の日本人対決がありました。
素浪人の私はちゃっかり見ましたが、なかなか見ごたえのある投手戦でした。

レンジャースのダルビッシュ投手は、150㎞前後のフォーシームを軸にカーブやカットボールでヤンキースの強力打線相手に攻めの投球を見せていました。これまでツーシームを使ってメジャーのスタイルに合わせようとして制球を乱していた感じがしましたけど、セットポジションにして日本で使っていたフォーシーム主体に切り換えてからは自分の間合いでピッチングができていたようで9回途中まで無失点、与四死球2と課題の制球も安定していました。メジャーではフォーシームを使う投手は少なく、ツーシームが多い中で日本の時のスタイルで通用したのはびっくりしました。

対する黒田投手は序盤の3イニングで2失点しましたが、2年連続の二桁勝利をしている投手らしく両コーナーに直曲球を投げ分ける制球力が光りました。
ただ、レンジャース打線は脅威でしたね。黒田投手のペースで追い込まれて決め球のスプリットを投じても、きっちりと見極める選球眼の良さや捕手の構えるコースを突いてもほんの少しでも甘ければスタンドインやヒット…7回途中まで2失点はよく抑えたと感心しました。

正直、ダルビッシュ投手は二桁勝利がやっとと見ていましたが、フォーシーム主体の投球が通用すれば15勝ぐらいはいけるかな…と思います。