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ガウスぼかしを使ってグラデーション効果を出すとき、半径の設定値を変化させることによりぼかし具合を変化できます。
ヘルプファイルを見ると、「[半径] コントロールに値を入力/設定し、異なるピクセルをぼかす距離 (半径) を決めます異なるピクセルをぼかす距離 (半径) を決めます。」、、、と記載があるんですが、半径を変化させることでどれぐらい変化するのか実際やってみました。
用意した画像は200×150ドットの白黒画面でちょうど中央（100ドット）の所で黒/白が切り替わっています。
この画像にガウスぼかしを施して中央100ドット目から右に何ドット移動した時点で白（R=255/G=255/B=255）になるか調べました。
目分量で正確ではないですが、だいたい半径の2倍移動したところまで効果が及ぶようです。

どっちでも良いことでしょうが、下記2通りの方法で効果が異なるのか調べました。
二つの異なる色の境界をグラデーション変化させるためにガウスぼかしを適用する場合。。。

１．片方の色にガウスぼかし適用後2色を結合させる


２．同一レイヤーに2色を結合後、両方の色にガウスぼかしを適用。


２．では１．でガウスぼかしを適用していない右側の色が効果に影響を与えるかと思いましたが、どちらも効果は同じでした！(^^ゞ

「じわっと」色変化するグラデーションですが、「ガウスぼかし」を使ってもできると言うことが判りました。
グラデーション変化させたい場所を範囲設定してガウスぼかし処理をするんですが、範囲設定の方法とぼかしの程度（半径で設定）によっては却って境目が目立つことがありました。
どう言う状況の時に目立つのか調べてみました。
色々調べましたが、ぼかし半径が大きく、範囲設定が色境界から近い場合に境目が目立つようです。（緑で囲んだ場所）
ぼかし半径が大きいとよりなだらかな色変化になりますが、十分広い範囲設定を行わないと境目が目立ちます。
反対にぼかし半径が小さいときは狭い範囲設定でも問題ないようです。

ミニカーを描画するとき、なだらかにカーブしたグラデーション描画を行うことがあります。（黄色部分）
複数の色をカーブに沿って配置した場合、「境目」が目立つのでなんとかグラデーションを適用できないかやってみました。


1.マティリアルパレットでグラデーションを作成し、ペンツールでトレース。
　描画した形状に沿ってグラデーションが曲がりません。


2.1 矩形ツールでグラデーションを施した矩形を作成


2.2 ラスターレイヤーに変換後、メッシュワープツールを使って曲線に変形。
それらしい形にはなりましたがなだらかさに難が、、、


3.「効果」→「ゆがみ効果」→「ワープ」
曲線にはなりますが、思い通りにはなかなか、、、、


4.1 マティリアルパレットでグラデーションパターンを「逆光（円形）」とし矩形エリアを塗りつぶす。
4.2 ピックツールを用いて変形させる。
なだらかなんですがこれも何というか、、、


5.1 ペンツールを使って「近似色」を用い曲線を描画する。
今回は3色（薄い青、青、濃い青）で描画しましたが、それぞれの色の境目が判ります。


5.2 ラスターレイヤーに変換後、「調整」→「ぼかし」→「平均化」実施。
この方法が実写画像を参照しながら調整できるので、目的画像に近いと思います。


この方法を応用して「立体感のある曲がったパイプ」ができました！(^^)v


アドビイラストレーターにはそのものズバリの機能があります。
羨ましいけど高価なのと最初から勉強する気力もないので買いません。(T-T)

撮影したミニカー写真を画像編集ソフトPaintShop Proを用いてトレースして作成した「手描き画像」です。
制作日数延べ一週間。
マウスと右手を酷使したのでしばし体を休めます。
今後とも宜しく！