ルーター箱替えに至ったきっかけはプロバイダーからの一通のメールを受けたことです。
「お客様のインターネット接続状況を確認したところ、新しい接続方式(IPoE接続)に切り替わっていないことが分かりました。
IPoE接続に切り替えていただくと、様々なサイトへのアクセスがより高速になります。
切り替わっていない原因として、お客様がご利用中のブロードバンドルーター
(Wi-Fiルーター)に従来の接続方式(PPPoE接続)の設定が残っていることが考えられます。
ブロードバンドルーターの設定をブリッジ(APモード)にご変更いただければ、IPoE接続に切り替わります。」
これを受けて、早速Wi-Fiルーターをブリッジモードに切り替えました。
「これで一件落着!」と思って動作確認をしたところ、子機と全く繋がらなくなりました。(´゚Д゚`)ゲッ
久しぶりに「トホホ」が始まりました。
「アンタがブリッジモードを勧めたからエライ事になったんだ!寝た子を起こした!」と心の底では思いながら表面上は努めて平静を装い、メールを出したプロバイダーに問い合わせました。
親切には対応して貰いましたが、やっぱり最後は
「ルーターにつきましては、弊社サービス対象外のため、お手数をおかけしますが、ルーター提供元にご相談いただきご設定の確認いただきますようお願い申し上げます」
と助言? 最後通牒?を戴き、メーカーに問い合わせました。
何度かプロバイダー・メーカー間でたらい回しされて最後にメーカーから
「ブリッジモードで動作していない状況でしたら、装置故障と判断致します。
保証期間経過しておりますので、有償にてご対応させて頂きます。
最も修理費用が掛かった場合概算修理費用 18,000円程度発生する可能性がございます。
お見積り修理費用如何により、お買い換え頂いた方が安価な場合もございます。
ご検討頂きます様、お願い致します。」
購入価格より高い修理費用なんてありえないし、「突然死対策」も兼ねて新しいWi-Fiルーターに箱替えしました。
新しいWi-Fi通信環境を構築できたものの、大多数のユーザーがブリッジモードに切り替えて運用できているのにどうしてうちの旧Wi-Fiルーターで使えないのか?
メーカーからも「故障」と言われてしまったのには納得がいきません。(ルーターモードであれば問題なく使えてブリッジモードにすると使えない。)
新Wi-Fiルーターがブリッジモードで使えている(=バックアップがある)ので旧Wi-Fiルーターを初期化し、再度やり直してみました。
そこで判明した原因は「セキュリティ強化の目的で暗号化キーを工場出荷値から別の値に変更したため」でした。
1.変更した暗号化キーを用いてルーターモードで動作確認:正常
2.ブリッジモードに切替動作確認:異常
となり、これまでと同じ症状になりました。
念のため旧Wi-Fiルーターとパソコンを有線LANケーブルで繋ぎ、ブリッジモードにおける旧ルーターの設定値を確認すると、暗号化キーが工場出荷値のままでした。(´゚Д゚`)ゲッ
ルーターモードで設定(変更)した暗号化キーはブリッジモードには反映されない。再設定が必要なようです。
そこでブリッジモードで使用する暗号化キーをルーターモードと同じ値に変更したところ、「ビンゴ!」でした!\(^o^)/
ここからは想像ですが、殆どの人は暗号化キーを変更せずルーターを使っており、ブリッジモードにしても問題なく使えるのではないかと思います。
コロナの影響もあり外出は控えめにしておりますが、様々なサポートの方に親切な対応をして戴き、ルーターも箱替えできてつつがなく過ごす今日この頃であります。
Posted at 2021/12/26 04:45:41 | |
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