海辺ドライブ派は要注意! 愛車のダメージを防ぐ重要メンテとは?

2022年5月27日

海 ドライブ

愛車のメンテナンスをしっかりしている人でも、意外と忘れがちなのが“下まわりのクリーニング”ではないでしょうか? 一般的に冬に雪道を走った後には気にしがちな下まわりのクリーニングですが、じつは夏の海ドライブも要注意です。今回は愛車のダメージを防ぐ下回りのクリーニングと、下回りのコーティングを紹介します。

海沿いドライブはスノードライブ並みに塩害に注意

冬ではない3シーズンで、なぜ下まわりのクリーニングが必要なのでしょうか? 

一番の要因は海辺を走ったあとの塩分の影響です。海岸沿いなどを走った際でも、路面が乾いていればさほど影響を受けることはないでしょうが、路面が濡れているときは念のために下まわりをクリーニングしたほうがいいでしょう。

雨で路面が濡れているのか、海水なのかは見た目ではわかりませんし、クルマから降りて味見するわけにもいきません。

海辺の道は海水をかぶっている可能性が高く、また潮風などに含まれた塩分が残留していることも多いでしょう。そのため、海辺の水たまりなどは塩分を含んでいると予測したほうがいいと言えます。

また、砂利道を走るクルマは巻き上げられた砂利が下まわりの塗装を傷めて、そこから金属部分が錆びることも多いので注意が必要です。

もっともキレイになるのはスチーム洗車

下まわりのクリーニングで一番簡単なものは、機械洗車のオプションに設定されているものでしょう。

このタイプは洗車機の床面にノズルが設置してあって、クルマがノズル部分を通るときに下から水が高圧噴射されて汚れを落とすタイプです。洗車料金プラス100円~200円程度で利用できるので、普段から機械洗車を使っている方は、たまに下まわりのクリーニングをオプション選択するといいでしょう。

予想以上に汚れを除去できますが、床面から水が噴射されるだけなので、タイヤハウスの上側など届かない部分はどうしても存在します。また、すべての機械洗車にこのオプションがあるとは限りません。

自分で行う場合は、ホースで水を勢いよく掛けながらロングリーチのブラシを使うなどすると、効率よく汚れを落とすことができます。

もちろんコイン洗車場などの高圧ジェットガン(手持ちで噴射するもの)を使うほうがより効率が高いのは言うまでもありませんが、カーシャンプーを使って、汚れを落としながら高圧水流で落としていくとすき間などに入り込んだ汚れや泥、砂なども落とせます。

自宅のガレージなどで行うときは、ジャッキアップするとより奥までしっかり洗うことができるでしょう。

もっともキレイになるのがスチーム洗車と言われるものです。

今はスチーム洗車専門業者はずいぶんと減ってしまいましたが、整備工場などではスチーム洗車機を所有していてスチーム洗車を請けおってくれることもあります。

スチーム洗車はその名のとおり蒸気で洗車する方式で、エンジンルームのオイルにじみやピッチ汚れなどもスッキリ落とすことができます。とはいえ料金もそれなりに高額で、5000円~1万5000円程度の価格設定が多いようです。

家庭用スチーム洗浄機もオイルを溶かす効果はあるのでかなりキレイになります。

スチーム洗浄機はさまざまなタイプがありますが、加圧したスチームを作ることができ、使用時に電源と水源がいらないものが洗車用としては便利でしょう。ケルヒャーの「OC 3」などはそうした使用に適しています。

降雪地帯や海沿い在住なら下回りのコーティングがおすすめ

下廻り コーティング

クルマの下まわりは一般的な汚れや多少の塩分などでは簡単に錆びないような塗装が施されています。

とはいえ、クルマを使っているうちに跳ねた石で塗装がはがれたり、整備で脱着したボルトやナットの周りの塗装がはがれたりといった劣化が起きます。

小さな場所で始まってもだんだん広がっていくため、降雪地帯や海の近くで保管しているクルマや繁にそうした場所に出向くクルマは下まわりのコーティングをしっかりと行ったほうがいいでしょう。

下まわりのコーティングはシャシーブラックとアンダーコートの2種が代表的です。

海辺で使うトラックならば新車で行うのもひとつの手ですが、普通に使う乗用車ならば車検ごとにスチーム洗車を行ったうえで点検し、必要なら施工でいいでしょう。

強力なのはアンダーコートですが料金は高めで1万円~3万円、ランドクルーザークラスになると5万円近い料金も見かけます。高度な施工を謳う業者だと~10万円という料金設定もあるようです。

砂利道を走ることが多いクルマは、耐久性のあるアンダーコートがおすすめですが、普通に使うクルマの錆対策はシャシーブラックがいいでしょう。

シャシーブラック施工は5000円程度~ですが、作業の手間としてはアンダーコートとあまり変わらないので、高いところはやはり10万円近いものもあります。また、業者によってはアンダーコートをシャシーブラックと言っていることもあるので、作業内容を確認して依頼することが大切です。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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