【初心者向け】おすすめサーキット7選~関東編~

2022年11月30日

【初心者向け】おすすめサーキット7選~関東編~

クルマ好き&走り好きならば、一度は体験してみたいのがサーキット走行。なんとなくハードルが高く感じてしまうサーキット走行ですが、きちんと整備されたクルマでヘルメットなどの決められた装備品を用意すれば、意外と気軽に楽しめるものです。今回は関東圏の初心者向けサーキット7選を紹介します。

茨城県のサーキット1選

筑波

筑波サーキット

茨城県のサーキットといえば、何といっても「筑波サーキット」がメジャーな存在です。

筑波サーキットには、クルマ媒体のテストドライブやJAF公認のレースが行われている全長約2kmの「コース2000」と、コースレイアウトが変更可能でカートレースなどが開催されることもある全長約1kmの「コース1000」があります。

どちらも走行にはライセンスが必要ですが、ナンバー付き車両は「ファミリー限定ライセンス」さえあれば走行可能です。

ファミリー限定ライセンスは入会金が3,000円、スポーツ安全保険料が2,650円、事務手数料が2,000円、予約金が5,000円です。ここまでの料金は定額で12,650円ですが、年会費は月額500円×3月までの残月数となっています。

つまり年度始めの4月に入会したときの年会費は12カ月分で6,000円となり総額は18,650円、10月入会だと6カ月分の年会費なので3,000円をプラスして15,650円となります。

走行料金は曜日やクルマのクラスによって異なり、「コース1000」が20分で2,400円~、「コース2000」が20分で3,400円~となっています。

平日のスポーツ走行日の入場料と駐車料金は無料です。サーキット走行の経験がない人は、「コース1000」での走行から始めることをおすすめします。

栃木県のサーキット3選

もてぎ

日光サーキット

栃木県のサーキットといえば、「モビリティリゾートもてぎ(旧称ツインリンクもてぎ)」が有名ですが、コースはそれなりにタフで、初心者におすすめとはちょっと言いがたいのが実状です。そこで今回は、ミニサーキット系を紹介します。

栃木県のミニサーキットで有名なのが「日光サーキット」です。日光サーキットの全長は約1kmで、ドリフトイベントなども行われている小さいながらも本格的なサーキットです。

ストレートは250mなので、加速のいいクルマならばそこそこの最高速が出せるでしょう。スポーツ走行にはライセンスが必要で、新規は10,000円(4,000円の保険込み)となっています。

走行料金はアベレージタイムによって異なり、平日で20分2,000円および2,500円となっています。

ドライビングパレット那須

「ドライビングパレット那須」は、ライセンス不要で走れる気軽なサーキットです。コース全長は700mとさほど長くなく、どちらかというとジムカーナコースに似ているのですが、テーマを決めて繰り返し練習を行うには適したコースだといえるでしょう。

なによりも走行料金がリーズナブルなのが魅力です。料金設定は、全日か半日の2種類。午前、午後ともに3時間ずつの設定で、平日の半日なら3,850円(ドライバー1名につき)、土日祝日の全日でも8,800円となっています。

3時間というと短いかな、と思う人もいるかも知れませんが、スポーツ走行は想像以上に集中力と体力を消費するもの。人間はもちろん、クルマも疲れるので、長くても30分に1度は休憩を入れるのが理想的です。

つくるまサーキット那須

「つくるまサーキット那須」という名前はあまり聞いたことがないかもしれませんが、丸和オートランドといえば、聞き慣れた名称かもしれません。

つくるまサーキット那須は、ダートトライアル場だった丸和オートランドを改装し、サーキットに仕上げたコースです。今でも敷地の半分はダートコースとなっています。

走行にはライセンスが必要で、講習と登録に5,000円の費用がかかります。グリップ走行は半日(3時間)7,000円、全日(昼休憩を挟んで6時間)13,000円、ドリフト走行は半日10,000円、全日15,000円となっています。

千葉県のサーキット2選

袖ヶ浦

袖ヶ浦フォレストレースウェイ

ポルシェやコーンズがサーキットを建設するなど、いま関東で大注目な地域が千葉県。東京湾アクアラインのおかげで東京や神奈川からのアクセスもいいこともあり、走り好きの間では聖地になりつつあるといってもいいでしょう。

その千葉県のサーキットでメジャーなのが、「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」。様々な自動車メーカーが、メディア向け試乗会を開催しているコースとしても有名です。

コース全長は約2.5kmと筑波サーキットよりも長く、ストレートは400mもあります。走行には入会金の10,300円(初回のみ)と、年間ライセンス料の15,500円が必要。走行料金は平日が30分3,600円、土日祝日が4,200円となっています。

茂原ツインサーキット

袖ヶ浦フォレストレースウェイから東に20km程度に位置するのが「茂原ツインサーキット」。その名のとおり、2つのコースを有するサーキットですが、4輪のスポーツ走行ができるのは東側にあるロングコースで、西側のショートコースはレーシングカートやミニバイクなどで使われています。

走行するには会員になる必要があります。入会金は10,000円で年会費は男性が15,000円、女性とシルバー会員(満60歳以上)は10,000円。会員資格は4月更新で、途中入会の場合の年会費は月割りになります。

走行料金は半日(3時間)が平日3,000円、土日祝日4,000円となっています。また、茂原ツインサーキットの会員は、GOLDEX本庄モーターパークをメンバー料金で使用することができます。

埼玉県のサーキット1選

本庄

GOLDEX本庄モーターパーク

埼玉県本庄市にある「GOLDEX本庄モーターパーク」は、レンタル車両なども用意している初心者に優しいコース。

会員制度は2種類で、ビジター会員は3,500円で1年間有効、メンバー会員は15,000円で同じく1年間有効となります。

走行料金は15分単位でメンバーが平日1,700円、土曜祝日2,200円、日曜日2,700円、ビジターはそれぞれ500円増しとなります。

また、GOLDEX本庄モーターパークは茂原ツインサーキットと提携していて、メンバー会員ならば、茂原ツインサーキットを会員料金で使用することができます。

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その他、各地のサーキット&イベント情報、みんなの#サー活、みんじどブログなどは、 サーキットページからチェックしてみてください!

写真:アフロ

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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