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運転の怖い人が運転が上手になる押さえるべき3つのコツ
2018年3月8日

クルマには自分で運転して、好きなところに、好きな時に向かうことができる“自由”があります。しかし、そんなクルマの素晴らしさを味わう以前に、運転が苦手で「運転するのが怖い!」とクルマに乗って出かけることを避けている人が多いのも事実。そこで、運転が上手になるために、最低限身につけておきたいコツを3つ、ご紹介します。
【運転が上手になるコツその1】ドライビングポジション=運転姿勢を見直そう
ドライビングポジションは、運転の基本です。正しい姿勢で運転することで、広い視野が得られ、もしもの時の判断力が上がる、つまり危機回避能力が向上します。また、運転による疲労を軽減し、長距離ドライブでも集中力を長くキープすることができるようになります。以下の手順でドライビングポジションを調整してみましょう。
■まずはシートの位置をリセットしましょう
最初にシートの調整を行いますが、その前に、シート位置を一度リセットしておきましょう。シートを一番後ろまでスライドさせ、背もたれを直角くらいまで起こします。座面の高さ調整ができるのなら、一番下げた状態にしておきます。
■シートの背もたれの調整
背もたれを調整しましょう。背もたれを起こした状態で、少しずつお腹が窮屈でなくなる位置まで倒していきましょう。その際、背中とお尻がきちんとシートにくっつくよう、深く腰掛けるようにしましょう。そうすることで腰が安定し、背筋が伸びて、視野が広く、疲れにくい姿勢の基本が出来上がります。
■シートの前後位置の調整
シートが一番後ろに下がった状態から、アクセルペダル、ブレーキペダルが踏みやすい位置にシートをスライドさせていきましょう(MTの場合、クラッチペダルも)。ブレーキを最後まで踏み込む動作や、アクセルとブレーキを踏み換える動作などが無理なく行えるよう調整しましょう。踏み込んだ際に、足がピンと伸びきった状態ではなく、少し余裕を持たせるといいでしょう。また、シートが前すぎると視界が狭くなるので気をつけましょう。
■シートの高さの調節
シートを一番低い状態から徐々に上げていきます。シートが上がることで視野が広がっていくのがわかると思います。その際、アクセルペダル、ブレーキペダルをあらためて踏んでみて、太もも裏など操作に支障がないか確認するといいでしょう。視点が適正な位置に調整できると、遠くまで見渡せるようになり、周りの状況がより早く把握できるようになります。
■ヘッドレストの調整
忘れがちなヘッドレストですが、もしもの際に首を守ってくれる大事な部位になります。ヘッドレストの中心が、耳の中心の高さと同じになるように調整しましょう。以上で、シート位置の調整が完了しました。
■ハンドルの調整
シートの調整が終わったら、次にハンドルの調整ですが、あらためて、シート奥深くに座って、背もたれから背中と肩を離さないように気をつけて、ハンドル調整を始めましょう。チルト機構というハンドルの上下位置の調整ができるモデルが大半と思いますので、まずは一旦、ハンドル位置を一番下げましょう。その状態でハンドルの最上部を握り、メーター類が見やすい位置まで徐々にハンドルを上げていきます。その状態で一旦ハンドルを固定し、視界に邪魔になっていないか、太ももとの間隔が狭くてハンドル操作の邪魔にならないかを確認しつつ、微調整しましょう。ハンドルの9時15分の位置(上下中央の左右)を握って、肘が軽く曲がる状態がハンドル操作をしやすい状態です。
さらに、テレスコピック機構というハンドル位置の前後調整もできるモデルの場合は、前後位置を調整することで、肘の角度などがより調整しやすくなると思います。ハンドル位置を決めたら、ハンドルを360度回してみて、無理なく操作ができるか確認しましょう。
■シートポジションを記憶させる
もしあなたの愛車が、電動シートで、シートポジションを記憶させる機能を備えている場合は、シートポジションを記憶させておきましょう。手動の場合も、背もたれの角度、シートの前後位置、高さなど、目印のシールを貼るなど、工夫してみてはいかがでしょう。

【運転が上手になるコツその2】周囲の状況を常に把握しよう
ドライビングポジションが決まったら、さっそく運転に出かけてみましょう。
ドライビングポジションが決まった状態だと、自然に背筋が伸びて、視界が広がり、遠くまで見渡せるようになっていると思います。つまり、走り出した時から、周囲の状況を把握するための準備ができている状態なわけです。ですので、焦らず、必要以上に恐れることなく、走り出してみましょう。
周囲の状況を把握するには、ポイントがいくつかありますが、まずは“ミラー”の活用が上げられます。運転をしていると、どうしても前方だけに注意がいきがちですが、ルームミラーとドアミラーを定期的にチラッとでも見ておくと、前方だけでなく、自分の左右、後ろという“周囲”の状況が把握できます。例えば、2台後ろのクルマが頻繁に車線変更していて急いでいるようだな、とか、バイクが見えたからすり抜けてくるかも、とか、周囲の状況から起こりえる現象が想定できるので、気持ちに余裕ができるのと、いざという時に心の準備ができているので、冷静な対処が可能になるのです。

【運転が上手になるコツその3】運転中のコミュニケーションを心がける
運転が怖いというドライバーの方は、運転に自信がないゆえに、優柔不断な運転をしてしまいがちです。周囲のドライバーや歩行者にとって、最も怖いのが、優柔不断、つまり「何を考えているのかわからない運転」ではないでしょうか。このドライバーはこうしたがっている、というのがわかれば、周囲のドライバーや歩行者は、次の行動に対して準備をすることができます。ですので、ドライバーは次の行動の意思をはっきりと、余裕をもって周囲に対してアピールする必要があるのです。
意思表示の方法としては、ウインカーやブレーキランプもそうですが、顔や目線の動きも大きな要素となります。例えば、目視で右後ろを確認すれば、「あ、右に曲がりたがっているな」と後方や横のクルマのドライバーは認識することができますし、歩行者が横断していいのか迷っている時は、手の動きで「どうぞ」と示したり、表情でにっこり笑顔を見せるだけでもいいと思います。
これは逆に言えば、周囲の状況を把握するのにも大いに使えるテクニックです。例えば、対抗する道路にクルマが連なって停まっている場合、停車中のドライバーが歩道のほうを見たら、歩行者や自転車が停車しているクルマの間を渡ろうとして飛び出してくるかもしれない、という想定ができて、身構えることもできますし、後ろのクルマが停車する度に下を見ていたら、スマホに気をとられていて追突される可能性があるから、急停車しないように注意しよう、などと心の準備ができるわけです。
運転中には直接言葉を交わすわけではないですが、ウインカーやブレーキランプ、動作や表情などで、周囲に自分の意思表示を行い、また、相手の意思を汲み取ることができるよう、“コミュニケーション”を心がけましょう。

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