乗ってみよう、おススメの軽自動車

2018年4月25日

3台のカラフルな軽自動車の画像

軽自動車は経済性を優先させるためのものと思っていませんか?税制的にも優遇される日本固有小型車規格である軽自動車は、小さいだけではなく、こだわりの使い勝手や、安全装備も充実の、言わばいいとこ取りなクルマでしょう。妥協して選ぶ時代はもう昔の話。そんなキメ打ちの一台、軽自動車から選んでみるのはいかがでしょうか。

もはや妥協して選ぶクルマではない軽自動車

軽自動車というとどんなイメージを持たれるでしょうか?小さい、維持費が安いというメリットはあるものの、クルマとしては何か「妥協の結果」のように受け止めている方も少なくないかもしれません。

しかし今の時代、軽自動車も侮れません。維持費が安いうえに、他の車に乗らなくなる可能性があるくらい使い勝手が良いクルマなのです。そうなると、もう妥協や「おみそ」なクルマではなくなってきますね。積極的にも選びたい小さいことの優位性は、もっと多くの皆さんに実感していただきたいものです。
昔から中古車市場では、かなり古いクルマでも高値で取引されてきた軽自動車。もともとの価格が安い割には、比較的値落ちが少ないのも軽自動車の特徴と言えるかもしれません。それは税金、保険料をはじめとした維持費が押し並べて安いからにほかなりません。もちろんエンジンが小さいのでエンジンオイルの交換時なども使用オイルは少なくて済みます。

一般的な使用頻度、走行距離のユーザーと比較した場合、どんなに低燃費なエコカーでもそうした維持費の面をカバーできるほどのランニングコストの圧縮はなかなか難しいでしょう。そのくらいの高い経済性を持つ軽自動車は、普段のアシにはうってつけの存在です。
大きさも排気量も、乗車定員や積載量なども制限される代わりに優遇される日本独自のミニカー規格、それが軽自動車なのです。安全性に関しても、小さい軽自動車だからこそ配慮されていますし、小さなエンジンでも、そのパワー不足を解消するために、ターボやスーパーチャージャー、モーターアシスト機能を追加したクルマも多く販売されています。

加えて最近では素材も技術革新が進み、高張力鋼板などを積極的に採用して、軽量化も進んでいます。もっとも、ネガティブ要素をカバーするために充実した機能の搭載をしているクルマもあるため、かなり高価なモデルも登場しています。新車価格では200万円近いクルマも少なくありません。

ホンダの車内男性が運転しているハンドルの画像

もはや、小さいというアドバンテージ

けれども、白ナンバーの登録車ではなく軽自動車に乗り換えるという人も少なくないほど人気を博しているのが軽自動車なのです。長距離ドライブも難なくこなします。実際に東京から京都日帰り往復、福岡、仙台など取材で走ったこともありますが、燃料タンクが小さいので航続距離が短い以外は(それでも500キロほどは走りますが。)ネガティブなことは感じないほどでした。今の軽自動車は進化しているのです。

人気が高いのはハイトワゴンタイプでしょう。もともとはスズキワゴンRやダイハツムーヴあたりがその草分けでした。ダイハツはこの方向性での車種展開に特に熱心でタントやウェイクなどルーフの高い軽自動車を多数リリースしています。荷物が詰めるといった実用性の利点ばかりでなく、限られた床面積の室内でも大きな窓、高い天井が作り出す解放感は普通乗用車から乗り換えても広いと感じられるレベルでしょう。スライドドアの使い勝手も人気ですね。

ホンダN-BOXもこの流れに乗った人気車種です。しっかりとした車づくりを感じることのできる一台、軽自動車のレベル感を超えた乗り味が魅力ですね。

青い光沢のある軽自動車の斜め前から撮った画像

クルマに詳しい人は気づいている

幹線道路はそうでもないですが、住宅街などはかなり狭い場所も多い日本。路地を入ってのすれ違い、軽自動車だからこそ寄り道もできる場所も少なくありません。その意味では、日本のためのグランドツーリングカー。最近の軽自動車はそんなクルマだと言えるかもしれませんね。

ちなみに、クラシックカーなどを多数持っている知人で、一台アシ車に軽自動車の4WDを持っている人を多く知っています。その多くが「一台残すならこれ(アシの軽自動車)」と言います。奥深く万能な一台、マイカー選びの時にはぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

一列に並んだカラフルな軽自動車を横から撮った画像



(中込健太郎)

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