積載性が高く走りが楽しいおすすめの軽自動車5選

2019年11月18日

N-VAN

今や軽自動車は日本のクルマの代表ともいうべき存在となってきました。かつては「軽だから仕方ない」とされたような性能の低さは感じ取れず、黙って乗ったら軽自動車とは分からないくらいです。そしてそんな軽自動車は荷物がたくさん積めるハイト系やスーパーハイト系が人気です。荷物が積める軽自動車の魅力を探っていきます。

荷物が積めればいいのではない

荷物を積むことを第一に考えるなら、商用のバンや軽トラックを選ぶほうがいいでしょう。軽トラックに規制ギリギリの幌を被せれば、かなり大きな荷物を運ぶこともできます。仕事で荷物を運ぶ必要があるなら、商用モデルを選んだほうが効率もいいですから、そうしたモデルを選ぶ事をおすすめします。しかし、普段の足としても使う乗用車として使うならバンや軽トラックはあまりおすすめしません。ただ1車種をのぞいては……。

その1車種とはホンダのNバンです。Nバンはその名前からもわかるように、商用のバンです。ですから、荷物が積めるような設計になっています。しかし、荷物を積むだけではなく、人が乗ることも重視した設計でマルチパーパス性が高いモデルとなっています。かつて、軽商用車の税金が安かった時代は、乗用車のような商用車が多く存在し、多くの人がそれを好んで使いました。今は税金の差が少ないので乗用系で荷物を積めるモデルが人気なのですが、Nバンはかつてのような思想で作り、人気を博しています。ただし、助手席や後席の快適性は乗用系にはかないません。

各社が展開するスーパーハイト系

タント

ウェイク

とにかく荷物が積める乗用モデルということならば、各社が展開するスーパーハイト系と言われるモデルでしょう。スーパーハイト系はその名のとおり、ハイト系よりもさらに高い車高が与えられユーティリティ性をアップしたモデルのことです。そうしたスーパーハイト系のなかでも最新モデルとなるのがダイハツのタントです。タントは軽自動車の世界にスーパーハイトというパッケージングを最初に持ち込んだモデルです。同じダイハツのウェイクはさらに全高が高く、荷物の搭載性が高いのですが、ハンドリングや加速など走りの要素を加味するとタントのほうが上と言ってもいいでしょう。

ホンダNボックスも高性能だ

NBOX

最新のタントはあるライバルを追い抜くことを目標に開発されています。それはホンダのNボックスです。ホンダNボックスは軽自動車のなかで最も人気のあるモデルです。フルモデルチェンジは2017年8月なので、タントより約2年前にデビューしたモデルとなります。しかしながら、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトのおかげで広い室内空間を実現しています。

もしスーパーハイト系ほどの荷物搭載能力を求めないならば、最新の軽自動車となるホンダNワゴンは脅威の存在とも言えます。きちんとしたドライビングポジションが取れるように多くの部分を変更し、リッタカーなどのコンパクトモデルに負けないモデルとして作り上げられています。今後のホンダの軽はこの思想を多くのモデルに入れ込んで来るはずです。

日産のデイズ、三菱のeKシリーズは2019年3月にデビューしたモデルです。日産の自動運転系技術プロパイロットはかなり正確で、高い性能を持っています。スーパーハイトではなくハイト系なので、荷物の搭載能力はスーパーハイト系にはかないませんが、しっかり長距離を走るにはいいクルマです。そして、このプラットフォームを使って新しいスーパーハイト系の日産デイズルークス、三菱eKスペースがやがて登場するでしょう。これも素晴らしいクルマになることが予想されます。


(諸星陽一)

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