桜の季節

春が遅い山陰にも、ようやく桜の花がチラホラ見られる様になりました。
日本人はとにかく桜が大好きで、私も例外ではなくＹahoo!の「お花見ナビ」を最近欠かさずチェックしてますｗ
しかし異論を唱える人も当然いて、小説家・坂口安吾は自身の作品「桜の森の満開の下」で
【大昔は桜の花の下は怖しいと思っても、絶景だなどとは誰も思いません】
と冒頭に記し、Ｊudy And Maryのギタリスト・TAKUYAは解散直後のＮＨＫのドキュメンタリーの中で桜を見て「桜は未来が無い」と断じてます。
私は桜を見ていると単純に嬉しい半面、何故か様々な感情や記憶が湧きおこって悲しくなってしまいます。
ほんの一瞬しか見れない様に物事の儚さを感じたり、季節は巡り草花が新たに息吹くのに自分はダラダラ齢を重ねているだけなんじゃないかと考えたり・・・ﾒﾝﾄﾞｸｾ( ・∀・)ノ ｼｭｯ≡　━( ﾟдﾟ)･∵. ｸﾞｻｯ!!
そしてこの季節になると、表題のフジファブリックの曲を必ず思い出します。
09年12月にリーダー・ボーカルにして作詞・作曲した志村正彦は若くして急逝してしまいました。

「桜の様に舞い散って　しまうのならばやるせない」