![マイホームを建ててみた [きっかけ編] マイホームを建ててみた [きっかけ編]](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/033/681/621/33681621/p1m.jpg?ct=df16876b5766)
最近、会社の部下から住宅購入の相談を受けることが多い。
年収が世間ほど多くはない会社に働いていると、マイホームが夢物語と考える人も実は多い。
収入が増えていく要素がないだけに、若い社員にとっては将来への不安も大きいのだろう。
そんなわけでマイホーム購入から5年を過ぎた現在、当時より冷静に思考が回るようになったので、家を買うことについて書いてみようと思う。
あくまでも一例としてなので参考にはならいかも知れない。
当時と比べて建築資材の高騰や住宅建築を巡る人材の問題も震災後に大きく変化している。
たった5年なんだけど、社会情勢、経済のは常に流動しているから厄介だ。
だけど書くことで疑問が解消することもあると思っている。
そんなわけで、何回かに分けて我が屋のマイホーム購入について書いてみます。
当時の日記からの転載なのでリアル感に欠けるのはご了承下さい<(_ _)>。
「もともと家を建てる気はなかった・・・」と、言うのが正直なところ。
衝動的だったけど「建てたくない」ではなくて、「建てられない」と感じていたから。
年齢も40歳を超えていると長期ローンは苦しいし、子供の進学、老後の生活も大変になる。
でも、「家を建てられればいいなあ」という思いは少なからずあった。
かなり前ではあるが、「
東京R不動産」という、変わった家や土地を探す不動産屋を立ち上げたという本を読んだ。とてもファッショナブルであり、家を求める側の情熱と、その条件に見合った物件を探す不動産の様子を読んでから家について興味を抱くようになった。
当時は自分が住む家なんて想像すら出来なかったけれど、こういう家に住みたいと夢見たことはある。
13年ぐらい前に仕事で沖縄に2回ほど行った時に、宜野湾近くの米軍ハウスを見て、
「ああいう家っていいよなぁ・・・」
と一目惚れをした。平屋で広く間取りもゆとりがあるシンプルなデザイン。
そういえば子供の頃は市内の自衛隊駐屯地の近くにもたくさんあったっけ。
ああいう素朴な家って妙に落ち着くように感じるし、間取りにも無駄がなさそうで一時期はかなり本気で憧れてしまった。
ただ、日本の土地価格を考えると、ああいう芝生の似合う家を建てるのは難しいから、それはあくまでも夢物語。ましては縁側愛好家の純和風の家が好きな妻とはギャップが大きすぎる。
まぁ、今考えると私のアメリカ的な家と妻の和風が合体した家が建築中の我が家なんだろうな。
久しぶりに「東京R不動産」のサイトを閲覧した。
相変わらず個性的な物件が多くて見ていてとても楽しい。
我が家のような標準的な物件と比べれば冒険度は高いけれど、こういう家の在り方もとても素敵だと感じてしまう。
家というのは本当に奥深いよね。
そんな折りに近所の分譲地の広告が目に留まる。
「
土地販売価格200万円から」
そんなに安く土地が手に入るのだろうか・・・。
この疑問が最初に家を建てるきっかけになるのです。
続く
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マイホームを建てよう | 暮らし/家族
Posted at
2014/07/28 11:44:55