![マイホームを建ててみた [自己資金] マイホームを建ててみた [自己資金]](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/033/839/097/33839097/p1m.jpg?ct=4fe23ba173ba)
家を建てるのに必要な資金は2,240万円。
この時はまだ全額住宅ローンは無理で、ある程度のまとまった自己資金が必要だった。
もちろん頭金0円で全額ローンという、ハウスメーカーが提携する金融ローンもあるが金利がもの凄く高い。
住宅ローンの金利は長期になるだけに、金利は少ないことに越したことはない。
金利が低い住宅ローンを借りるのに一番必要なことは信用。
信用と言えば利用する銀行などに大口の定期預金や会社の給与振込が最低条件。
と、なれば45歳の私にはある程度の自己資金が必要だ。
では自己資金の比率というのはどれぐらいなのだろう。
基本的には家を建てる総額に対して20%が理想らしい。
ということは単純に448万円が必要となる。
家中の現金と定期預金、積立、妻の預金を叩いて出たのが約412万円弱。
息子の障害手当は将来の進学に備えてそのまま手を付けられないので、娘用の定期預金を除いてこれだけが捻出できる最大の金額。
更に生命保険のひとつを解約して10万円程度加算できるぐらいか。
ついでに趣味で集めていたカメラ、バイク、プレミア価格の玩具など某オクで売却して36万円程度になった。
これでほぼ20%に近い金額に。
更にハウスメーカーから親族が努めていることで特別に値引きをして頂けた。
更に私の親から生前贈与で少し貰えることになり自己資金は十分に揃った。
それを計算してJAから借りる総額は1,680万円に設定。
もっと、家の材料や装備を削減すれば負担が少なくなるのだが、あまりローコストにすると建物の融資評価額が下がってしまう。
評価額が下がると融資額も下げられる可能性もなきにしもあらず。
資金計画が固まったところで銀行、郵便局、保険会社へ一斉に現金化に妻と走る。
とりあえず現金をまとめてJAの通帳に入金。
JAで一括しておくことで自己資金を明確化にしておく。
その通帳と金額をまとめたものを作成した一覧表をハウスメーカーに提出し、さらに細かい費用を計算して頂く。
これで正式な資金計画書として出来上がる。
これを融資して貰う為にはハウスメーカーに契約金を支払い、家を建てるという書類を揃えなければ融資審査ができない。
借りられるかというよりも、その購入する土地、建物がキチンと融資実行金額に等しいものかどうかというのも判断の材料にされる。
多く貸し出された景気の良かった時代に比べれば、とてもシビアというかようやくキチンとなったというのが正しいのかも知れない。
以前は住宅ローンに自家用車の買い換え分も上乗せしたという時代もあったとか。
けど、借金は借金だけに借りるのは必要最低額がイチバンだ。
ハウスメーカーの営業さんと打ち合わせをして、2009年7月30日の大安に本契約を結ぶことが決まった。
その前に手付け金として130万円をハウスメーカーに支払うことで、契約着手金として契約の土台ができる。
今までの設計料や土地の押さえなどの雑手続きもこの130万円に含まれているらしい。
ちょうど現金を手元に集めているので、その中からハウスメーカーへ振り込み手数料を引いた金額を振り込むだけ。
住宅ローンを組む前にハウスメーカーと契約実行しないとならない仕組みを知らなかったとはいえ、住宅ローンの審査が通らなければ納めた130万円の中から45万円を手数料として引かれて戻される。
家を造る夢を見るだけで45万円を支払うということだ。
これは契約解除の費用と呼ばれるもの。
家を買うと言うことはリスクも大きいということは常に頭に入れておく必要はあると思う。
住宅ローンが通らずに違約金を支払うトラブルは多いようだ。
できれば事前審査を含めて金融期間やハウスメーカーとしっかり話をする事が大事。
営業は売るためが仕事なので、あまりにも都合の良く進む場合は契約について一筆書いて貰う方が良いのかも。
JAで借りる理由は金利が低かったのと、地元にある金融期間だったこと。
そして大きかったのは私が組合員だったということ。
つまりJAの債権を所有していたことが大きい。
以前にクルマを購入するときに20万円を出資して組合員になっていたのだ。
農家でなくても出資金を入れておけば借りられるケースは大きい。
いろいろな条件からJAの融資担当からは審査は大丈夫と言われてはいても、実際OKが出るまでは正直不安ばかり。
ここからは、お金と契約に関わる面倒くさく大変疲れる話になるけどしっかり書いていこうかと考えています。物忘れがひどいので正確さは(笑)。
続く