
陸別町で開催された
Super Tarmac 2015を走る、
室田・鎌田組の
DUC☆ちのねスポーツ☆ルート6Vitzです。
初めて見た時は、「本州ナンバーだから、
TRDラリーチャレンジから放出された中古車?
レビン/トレノのクロスミッションを積んだ
マシンかな~」って見ていたんですけれど、
Ezo Summer Rally 2015の表彰式で、
オートマ車(WRCみたいばセミATじゃなくて、
トルコンAT)ってことを知りました。身体障がいでMT車が運転できないそうです。
そういや、EzoのSS3のスタートがこの1台だけやけに大人しかったっけ…。
SSでの全開走行を間近で観ていながら、気がつきませんでした(汗。)
改めて、Super Tarmac 2015のタイムを眺めると、
6SS、19.66kmのトータルタイムで、トップから40.5秒遅れ。
走行1㎞当たり2秒差が着いています。
Ezo Summer Rally 2015だと、6SS、23.40kmのトータルタイムで
トップから32.7秒遅れ。走行1㎞当たり1.4秒差。
SS1本の距離が短めで、それもターマック(舗装路)なら、
オートマチックトランスミッションはそれ程ハンディキャップに
ならないのかもしれません(当然、それなりの腕は要りますが。)

ここまで書いてから、道内ラリーを初めて走ったラリーカーだったのか
気になったので、エントリー名から検索してみると、5年前のRTCラリー・
とかち2011に出走していました(車のナンバーは違いました。)
オープンクラスなのに、記憶に残っていない…???

パソコンのHDD内を漁ったら、その日は自分も出走して陸別の山奥で
転倒 & リタイアしておりました…(遠い目)。忘れていましたよw
オープンクラスでの出走で、リザルト(暫定タイム表)を眺めてみると、
7SS、29.59kmで、ほぼ同クラスの2WD1.5クラスのトップから2分45秒遅れ。
「高速が伸びん!」とボヤいていた「熊殺しコンビ・パセオ」にも
1分57秒遅れでした(走行1㎞当たり4秒差です。)

コーナー侵入前に姿勢を作るのが基本のグラベル(未舗装路)だと、
オートマチックトランスミッションはやはり不利なのかもしれません。
(現状、比較できる車もドライバーも少な過ぎて、断定もできません。)
とはいえこの先、「オートマ車しか運転できないけれど、モータスポーツに
出走したいんです」というドライバーが出て来ないとも考え難いので、
「オートマ車でもちゃんと公式戦に出走して、完走している」という一例として
今回紹介しておきます。エントリー前に、車両規定の確認はお忘れなく。

身体障がい者への運転支援(ノーマライゼーション)については、三菱自動車とか
ニッシン自動車工業が昔から熱心に研究開発してきたのを思い出しますが、
詳しい事を書ける程自分は興味が無いもんで、割愛させていただきます(ぇ-。)
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ラリー | 日記
Posted at
2015/06/18 22:03:13