• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Neru@ABARTHのブログ一覧

2025年11月19日 イイね!

2025年11月ダイイチ。

2025年11月ダイイチ。ちょっと前となる11月最初の日曜日。

まだ595を預ける前という事で現仕様のまま
500からパーツ回収のため、Stileへ行く途中、
久々に狭山PAで定期開催されている旧車オフミ
(通称:ダイイチ)へを見に立ち寄ってみました。


当日は3連休中日という事もあるのか?珍しくPA入るのに並ぶ状態。
(観光客が多かったか?)でもいつもの場所にいました。

ここでよく来ているであろう「左の赤セレ」さんを見つけて合流。
ジムカーナ仲間以外では初めてNew595を紹介しました。
結局、赤セレさんが156→アバルト500に乗り換えて以来、
何度かお会いしているのに何故か私の前500と並べる事なく
(たまたま私が代車だったり赤セレさんが911で来てたりした為)
終わってしまいました。。
また595でもよろしくお願いしますね♪

赤セレさんと一緒に見学していきますが、
今回時間があまり無い事から目に付いた車だけ撮影。

まずは6輪!・・・これ、車種なんだっけ?(笑)


この初代ブルーバードは赤セレさんが
よく見掛ける車だそうで、こんな綺麗な
コンディション良い貴重車なのに
買い物とか普段使いされているのを見るのだとか。


今回注目の1台、ラムダ!
しかもオーナーさんが若いという。。


話は聞けませんでしたが、何がキッカケで乗る事に
なったのでしょうかね〜?


この手の車はエンジンビカビカにしてる方が多いです。


こちらは4ドアのハコスカ。


ホイールがワタナベのゴッティ!
マグ(マグネシウム製)かは分かりませんが、
カッコイイですね!
15インチのみでリムの深さ(リム幅)別にラインナップが
ありますが、実は浅めのリムで98の4穴があります。
ブレンボ付きは厳しいですが、誰かアバルトや
フィアット500に履いてみますか?
60'sの240Zのレーシングカーに履いてるアレです。
私の中ではホイールの今日イチです!(^^)


車の今日イチはこのフロンテ。


物凄く綺麗な状態でナンバープレートも当時物で
ワンオーナーなのかな?
良いモノを見せていただきました♪

今回はここまで。
赤セレさん、お話ありがとうございました!



最近涼しいから街路樹の葉も紅葉が進んできましたね。



昼食はStile近くのいつものラーメン店で。
今回はつけ麺と茹で餃子でした。


その後Stileへ。
中に入ると自分のアバルトが分からないくらいの
量産型ガンメタDAYでした。(笑)

ホイールだけでも換えれば個性出るのですが、
今はガマンガマン。(^_^;)

500からパーツを回収してから・・・

もう結構前の話でしたが移転したA.TRUCCO川口へ初詣を。

車降りて橋本御大(社長)に挨拶すると、
「あれっ、アバルトどうした??」と。
500燃えた話をすると「そうか〜、あのアバルトが。」としみじみ。
昔、橋本さんとアバルト黎明期にウチの500で様々な
パーツをいち早く取り入れて色々やりましたからね〜。
そんなお互い思い出のあったアバルトでしたし。。

「で、後継はコレ(595)か?シリーズ4?」と言われ
「シリーズ5の直前、最終型ですね」と言うと、
「チューニング向けなら最良の選択だよ!」との話が。
「シリーズ4は細かく分けると前・中・後期とあって、
最初にリアのフロア剛性がアップされていて、
中期でリアフロアより前部分に補強が入り、
後期でフロントセクションにも補強が入ってて、
5〜6はそれを引き継いでるからね。」との事。
へぇ〜、シリーズ4ってリア周り補強されただけと
思ってたけど、そんな小変更繰り返してたんだと知る。

まぁ、久々にエスプレッソでも飲んでいきなよと店内へ。
この日、ドジャースがWシリーズ連覇が決まるとこで、
他の古くからの常連さん達とお茶(橋本さんだけ酒でしたが)
しながら配信見ながら盛り上がりつつ、閉店前まで
ダベりつくし、ちょっと買い物して帰宅したのでした。

新店舗の場所も分かったので、またお邪魔しますね♪(^^)
Posted at 2025/11/19 22:19:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他クルマ | 日記
2025年11月19日 イイね!

届いたけど。。

届いたけど。。次期車が595シリーズ4に決まってから
移植出来ない部分(特にバンパー周り)は
新規で買い直しが発生した為、色々注文。

在庫なし・次回入荷待ち等、何がいつ発送なのか
よく分からなくなってきた(苦笑)

そんな感じでいたら・・・昨日コレが到着。


でも今595が手元に無いので装着はまだまだ先になりそうです。。

他のエアロと一緒に取付しますかね~。(^^;
Posted at 2025/11/19 10:15:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | FIAT500 | 日記
2025年11月17日 イイね!

取付オフミ。

取付オフミ。この週末はMcQUEENさんと約束していた件で
地元カー用品店へ。

駐車場で待ち合わせたのはチンクの
プチ作業を依頼されていた為です。

チンクの隣は先日595預けたStileの代車。
定番のMiToではなく、まさかの実用セダンでしたw



作業風景は省略。(笑)
お題は先日メルカリで安く入手出来たという
マエカワ製ドアストライカー
私もつい最近500→595に移植したアイテムですが、
当初自分でやってみると言っていたのですが、
作業上の注意点とか必要な工具(トルクス等)を用意するとか
説明していたら自信が無くなり「KSPでやってもらいます。」
とか言っていたので「じゃあ、昼メシゴチでやってあげるよ。」
と引き受けたもの。
場所をこの駐車場にしたのは万一何か不足なものがあった場合、
店舗に入って入手する事が出来るからとココで合流したのでした。

ストライカー取付け終わったところでお昼に行く事に。
予約しておいた近所のイタリアンへ。

前菜と・・・


メインは肉料理。


McQUEENさんの食後のドルチェ。


こちらは私のドルチェ。

と、色々頼んで美味しくいただく事が出来ました。
McQUEENさん、ご馳走様でした♪

私は食事代は払わなかったのですが、店長さんを呼んでお支払いを。
実はココ、例の500最期の時に消火器をお借りしたお店で、
最近使った消火器を買い直したとの事で代金を納めたのでした。
(もう1台の消火器を提供してくれたお寺さんへは既にお支払い済)
たまに食べに来ていた地元店なので、また来ますねと。。
これで心残りとしていた部分がスッキリしました☆

その後ついでパーツの交換の為、再び元の場所へ。

部屋を片付けていたら、また私の前500の純正パーツが。
新車時にすぐ500byDIESEL用に交換してしまったので
新品同様の状態で残ってた事からリフレッシュする?と。


ついでに余っていたLEDナンバー灯も仕込んで・・・


取付はリアハッチの内装を一部剥がして作業。
昔はこの配線に抵抗仕込んだりと面倒でしたが、
今はLEDの基盤側に抵抗入ってるから楽ですよね~。


で、点灯の図。
本人も真っ白で綺麗ですね!と喜んでました。


更についでに昔ハイワットハロゲン球を差し上げたまんまだった
バックランプも私が自宅から持ってきた明るいLEDバルブに交換。
ここも明るくなって夜間のバックが楽になります。


そしてメインは・・・この暗い純正ハロゲンのヘッドライト。


事前に用意してもらっていたLEDヘッドライトバルブに交換。


まず片側だけ交換して差を確認。
明らかに白くて明るいですね♪


ついでに先日私が595のレビューで書いた室内灯
2個セットで購入したので余った1個を付けてあげました。
ここもハロゲンのままだったので明るくなって大喜び。


先日一気に前500から移植してあげた内装たちも
綺麗に照らしてくれる事でしょう。


ヘッドライトをLED化したら絶対にポジションもLED化したくなると
言っておいたのに「今回はヘッドライトで様子見ます。」なんて
事前に言っていたが、実際バルブ交換してみたら
その色合いの差を見て「やっぱり欲しいです!」だそうで。。
だから言ったのに・・・これはまた次回だね。

という事でMcQUEEN号17年目の進化のお話でした。
McQUEENさん、お疲れ様でした!(^^)

Posted at 2025/11/17 21:37:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | FIAT500 | 日記
2025年11月08日 イイね!

【初見参!】筑波ジムカーナ20251019

【初見参!】筑波ジムカーナ20251019前ブログで気分も落ち着いたと
色々書きましたが・・・
そんな中でもシーズンインの
ジムカーナに行ってまして、
9月はラパンで嫁さんとWエントリー
そして10月は・・・


この2日前に納車されたばかりの『ABARTH595 Competizione』で参加。
中古車なので慣らし不要で走りに行けるので間に合ったならと即参加しました。

結局、志半ばで500を失った事と、その魂が宿る膨大な財産(パーツ)も残ってた事もあり・・・
現状復帰し易いアバルトを「おかわり」しました。

行動は500の廃車が確定した時点で魂を引き継ぐべく車体探しを開始。
Stileにも条件(年式新しめのシリーズ4後期である事)を提示して探して貰いつつ、
最終的には私が見付けて気になっていた物件で決定。
色は500の時のライトグレーからの選択も考えましたが印象が強過ぎたので
気分一新というのもあり、落ち着いたガンメタとしました。


ガンメタ物件探すとグレード別設定色の関係で595コンペ一択となり、
純正装備としてギャレットタービンステンレス製レコードモンツァマフラー
もれなく付いてきました。
これはアイドリング音が独特で一度所有してみたかった組み合わせ。
すぐ吸排気系も移植する事を考えると不要な装備ではありましたが、
短期間でも楽しめれば良いです♪

という事で前アバルトから10年以上新しい車体にスイッチです。
結果、我が家初の令和年式の車がまさかアバルトになるとは
想像もしてませんでしたが。(^^;

しかもどこを取ってもイジったり戻した形跡が全く無い完全フルノーマルな車体。

走行距離もココからスタート。
販売店が前オーナーに新車販売した個体で乗り換えにあたり下取りしたという整備記録もしっかりした車。
純正ホイールに履くタイヤも山たっぷりで製造年からしても新車装着のパイロットスポーツ3のまま。
タイヤ交換もせず手放したのは明確でスポーツ走行した跡もありませんでした。
今後を考えると2度と味わえないフルノーマル状態で走ってみるのも
良い経験になるかな?と思い、敢えてこのままでの参加としました。


今回のお題(コース)はこの2種類の好きな方を。
いつもならサイドターンの練習となるBコース一択ですが、
今回フルノーマルでLSDも入ってない車なので私はAコースを選択。


完熟歩行(歩いてコース下見する)の後は旗の説明などのドライバーズミーティング。
それを終えるとゼッケングループ毎の走行となります。


他の参加者(車)たち。

今回の身内グループは・・・




職場後輩達グループからはこの4台。
その中で黄色595コンペは「すむうす」さん。
今後はアバルトは同じシリーズ4なのでフロントエアロの現物を見て
参考にさせてもらいました。
自分も同じ車になれば興味が出てきますよね?(笑)

それとお友達のジムカーナグループ。

まずは「McQueen」さんのFIAT500 1.2POP


このジムカーナ直前にインテリアを中心に大幅モディファイを。



私のアバルト500から16年間倉庫に寝かせていた新品同様の
純正レザーシートを譲る話をしたら「是非!」という事となり移植。
ついでに使い古しですがリアシートも移植し総レザー化。


それに合わせて「ついでに持ってけ!」とドアパネルもブラックに
赤レザーひじ掛け付きのものを移植。


更についでにと純正戻ししていた車体から使える物を次々と移植。
アバルト純正ステアリング、ステアリングコラムカバー、メーターベゼル、
レザーメーターフード、ウインカー&ワイパーレバーとコックピット周りを
全てアバルト仕様のブラック化。
元がベージュで同じ2009年式な事から酷く汚れが目立っていた内装から
一気にスポーティかつリフレッシュされました♪
これらサプライズに本人、舞い上がるほど喜んでました。

私の不幸から始まった移植ドミノでしたが、これだけ喜んでもらえれば
アバルト500も本望だったかなと。。


そして今回、片減りが激しかったタイヤを4輪リフレッシュ。
今までのシバタイヤの定番R23から新型R31にスイッチ。
シートのホールドアップと回し易い小径ステアリング、
そしてタイヤグリップアップで走りもかなり良くなったはず。


とても楽しそうに走ってました。
良かったですね~♪


そんなMcQueenさんの様子を見たくて参加したという
クラシックプー」さんの旧チンク・FIAT500R




走りの方も楽しめたようで♪


魂@」さんの124スパイダーは先日クラッチ周辺を
リフレッシュして9月の時より思い切り走れる状態となり参加。




タイムも納得の結果だった様で良かったですね!

それもあってか?思い切り行き過ぎてこんな場面も。

こんな状況になっても安全なのがジムカーナ。
こういうところで走らせて車の限界を知る事が出来るのも
楽しみ方の1つだと思います☆


スレンダー軍曹」さんは奥さまと595pistaでダブルエントリーで
2人で楽しまれていました。


嫁ラパンはライバル、進化したMcQueenさんとのタイム争いを
楽しみにしてましたが・・・



午前の数本を走ったところで空気圧調整の際、左フロントホイールに
グリスの様なものがベッタリついてると私に相談。
確認するとドラシャブーツ(アウター側)が切れてしまっていて、
ハンドルを思い切り切るとパックリブーツが開いてしまい
グリスをどんどん飛ばしてしまう状態に。
という事で残念ですが早々に走るのを止めました。

で、私のフルノーマル595コンペ。
見せてもらおうか、新しいアバルトの性能とやらを」と出走。

脚(純正KONI FSD)がグニャグニャでロールしまくって走り難い。。
旋回後の加速もギャレットタービンは低回転からの立ち上がりがモッサリで、
ギアも純正&ノーマルECUではこんなもんか。と実感。
デフ(LSD)も入ってないからTTC(旋回時にイン側ブレーキをちょい掛けする機能)を
ONにして走ったけど、何の足しにもなってない感じでした。
今までの500と同じ走り方をするとホント、タービンが回り始めると次のターン、
こんな感じを繰り返すのでトータルタイムは激遅でした。

車体が変わり、ボディカラーも地味となったので走る様子を見た嫁さんや仲間達から
私のアバルトではない・・・他の人が走ってる様にしか見えないと。(苦笑)
そりゃそうだ。乗ってる私自身が人の車かレンタカーに
乗ってる感覚だったくらいですからね~。。(^^;;;


あと、昔Dラーで試乗した時にも思ってましたがコンペ純正サベルトセミバケシートの
生地の張りが突っ張ってるのか?座面が硬く、形状の割にホールドが悪い!
腿のサポートも低くてジムカーナの横Gで左膝がシフト下の内装に常にぶつけるので
とにかく踏ん張れなく膝が打ち身になるほど痛かったです。

予想はしていたけど、色々な要素でこれほど遅いとは・・・
良い勉強となりました。(^^;;


そして今回ラパンが早々に離脱した事から主催者さんの計らいで
ラパンが走れなかった本数を私の595の本数に足してくれて
午後の走行だけで15本走れる権利が。
そうなると、どのグループの走行順でも常に順番待ちに並ぶ状況で
お腹いっぱいに走る事が出来ましたが順番待ちが孤独でヒマ。(笑)
それを見越してか?新しい車に興味あってか職場後輩が自身の順番以外は
横に乗ってくれて話し相手になって付き合ってくれました。
それもあって最終的に午後、他の人が4本のところ15本を完走。

途中、小雨も降ってきてセミウェット路面では純正PS3のグリップの無さも露呈。
結構滑りながら走らせるマシンコントロールの練習も。
写真には収めていませんでしたが、純正タイヤ前輪は結構ブロック飛びしてしまいました。
タイヤの特性的なものか?経年劣化かは分かりませんがこの程度で飛ぶとは。。

そんな感じでたっぷりフルノーマルを堪能する事が出来ました。

以上、今回のNewマシンお披露目を兼ねた筑波ジムカーナでした。

参加された皆さん、お疲れ様でした☆

次は年内最終となります。
もうノーマルでは走りません。
確実にモディファイした状態で参加します。(笑)
Posted at 2025/11/09 14:54:20 | コメント(5) | トラックバック(0) | FIAT500 | 日記
2025年10月28日 イイね!

さらば、ABARTH500。

さらば、ABARTH500。そろそろ気持ちも落ち着いてきたので
筆を執りましょうか・・・。

それは翌週末に9月のジムカーナを控えた
前週、8月最後の週末でした。

この日の気温はアバルトの外気温表示でこんな感じ。
この時がマジマジとメーター見る最後になるとは。。



最近絶好調だったアバルトの状態を再確認しつつ、
地元の飲食店へ昼食を食べに自宅を出発。
食事後それ以外、特に用事も無かったので帰路へ。

途中、冒頭の写真の外気温で「暑いな~」と
エアコンを全開にしようと操作すると何故か冷風が停止する。
「ん?どうした??」といつもの温度設定に戻すと
再び冷風が出てきたので「帰宅したらチェックするか」と思い、
いつも週末は渋滞するバイパスへ出る交差点へ。
用事も無いから裏道を急ぐ事もないし、渋滞にハマりながら
のんびり帰るか・・・と珍しくバイパス側へ舵を切る。

バイパスに入り2車線の中央側を100数十mノロノロ進んだ時、
突然ホーンが鳴りっ放し状態に!
「何だ何だ!?」と思いつつ、おもむろに社外ホーンボタンを
抜いてみて配線を外すも音は止まらず。
ホーンのショート?ヒューズを抜かないと止まらないだろうと
渋滞の中、ハザードを出した時点で冒頭のメーターが全て落ちるのを目撃。
ハザード点滅は続いているが明らかにおかしいと外に出てみると・・・
ボンネットのあらゆる隙間やダクトから煙が。
慌ててボンネットを開けてみるとヒューズボックスから
掌くらいの小さい炎が出ていて室内にあった日よけ用ハンドルカバーを
使って炎をはたいて消しに掛かるが消し切れないどころか炎が大きくなる。
そこで右手で炎をはたきつつ、左手でスマフォ操作し119番。
場所を伝え、車燃えてるのですぐ来てほしいと話す。
この間に鳴り続けていたホーンも止まった。
で、手に負えないので道路沿いの飲食店に消火器を借りようと
飲食店側を見た時、飲食店の店主とお店の並びにあった
お寺の住職さんが消火器を持って駆けつけてくれて2本使い鎮火。。
2人はずっと鳴り続けていたホーンに異常を感じ外を見たら
炎を出すアバルトが見えて駆け付けたとの事。私は感謝の言葉を何度も繰り返した。

その後、渋滞をかき分けて消防車2台と指令車1台、パトカー2台が現着。
警察が交通誘導、消防がダメ押しの水を出火箇所周辺に掛けて現場検証。
私と消火器持ってきた2人は指令車前で事情聴取。
その際、私は消防士に指摘されて消火活動中に炎に手を突っ込んでたらしく
右手親指付け根~手首にかけて火傷を負っていた事に気が付いた。
すぐに消防士さんが保冷バッグを貸してくれて患部を冷やしながら聴取続行。

アバルトも現場検証が終わり警察が2車線一時全面通行止めにする中、
消防士たちで押して一時場所として貸してくれた飲食店駐車場まで移動。
その段階で場所が地元という事もあり、KSPへ連絡しローダー回収を依頼。
しばらくしてKSPローダーが現着。
いつも整備してくれてた馴染みのスタッフさんが
来てくれて「なんてこった・・・」と。。

初期消火が早かった事もあり、全焼は免れたものの消火剤まみれで
見るも無残な我がアバルト。。

KSPへローダーで向かう道中、スタッフさんと色々話すが
焼けた場所(ヒューズボックスと接続されるメインハーネス)が場所だけに
部品の調達は訳ないが、それを引き直す時間(約半年~1年)と工賃、
それと火災の場合はハーネスの銅線を高熱が伝わってその先の接続機器にも
影響が出ていてハーネスが綺麗に引き直せても走り出したらあちこち不具合が
出てきて延々と修理が続くので酷な話だけど廃車を頭に入れておいた方が良いと。
そうだよね〜、他にどれくらいダメージ負ってるか分からないから覚悟する事に。

KSPへ到着すると他のスタッフや店長達が待っていて・・・
「燃えたと聞いて回収に行かせたけど、思ったよりちゃんとしてる」
と言われ、外からの見た目だけなら廃車になるとは思えないよな~と思った。

そして数日後の平日・・・


建物火災でよくある「出火検証」が車両火災でもあり、
KSPスタッフも検証当日まで現状維持との事でこの日初めて
ボンネットの中を見る事に。
消防からの要請で立ち合いはオーナー(私)、メカに詳しい
KSP店長、保険会社の査定士という面々。


消防士がこの部分は何ですか?と指すパーツを1つ1つ私が説明。


説明した各部に記入したプレートを置いて記録用写真を撮影。


オイルやフルード量まで撮影し最近のメンテから量が変わらない事を確認。
これは油脂類が漏れるなどしてマフラーに掛かる事で出火、
車両火災を起こす要因となるケースが多い為、漏れが無いか確認しているのだとか。
原因追及の為にあらゆる可能性を消去法で潰していくそうです。
あと最後の車検日付や最後のメンテナンス日、直近で何かパーツ付けたか?
なども確認されました。


そしてスタッフの協力でリフトに上げてフロントバンパーを外し
社外ヘッドライトからの出火の可能性を検証する為、
焼けた左側ライトの他、比較の為、焼けていない右側も外す。


もちろん一番疑わしいヒューズボックスも検証するとの事で
私の許可を得てから繋がるメインハーネスを切断。
ヒューズボックス、左右ヘッドライト、バンパーを
消防が持ち帰り、詳細に出火要因を調査するとの事。
約3時間半ほどで当日の検証作業が終了。
その間、保険会社査定士さんとも話してましたが
「明らかに全損ですね。手続きを進めさせていただきます。」
と車両保険の全額適用で話が進む事となりました。

帰宅後、主に専門性の高い重作業でお世話になっているStileのアゲさん(上松社長)にも連絡。
アゲさん「あのアバルトがそんな終わり方!?」と絶句。
一応、直せる手段ある?と確認してみましたが、KSPと見解は一緒でした。
やはり無理か〜。。

更に数日後、調書の確認とサイン、それと「罹災証明書(陸運局で抹消手続時必要)」を
受領する為に所轄の消防署へ。
そこで今回の出火元を特定したとの事で説明を受ける。

先日の検証時、消防では過去例から社外ヘッドライトの
LEDバルブからの漏電も疑いましたが、それは無く
(消化時は昼間で点灯してないし自身で消火していてそこではないのは明白)
ヒューズボックス内のエアコンリレーが一番激しく焼損していてココと特定したそうです。
なので走行中エアコン操作で異常動作があったのも頷けます。
結果、リレーの経年劣化と発熱による周辺樹脂炭化での
トラッキング(ショート)による出火と断定されました。

自治体やメーカーにも報告されるみたいですが、メーカーだって
こんなの前例はほぼ無いだろうからリコールどころか
注意喚起だってされないでしょうね。。

※当ブログを見た方はご注意くださいね。
時々外して点検してても電気系は突然逝きますから、
古い車は定期的に新しいヒューズやリレーに「交換」
しておくのが一番の予防策になると思います。


そして保険手続きや通院をしつつ合間に車両の
ナンバープレートも外して返納もして車両抹消手続を。
少しでも税金を取り戻す為、早めにやっておくと吉。
あと自賠責保険も切っておくと返金あるので良いかと。
※自賠責は保険証書あればスマフォでwebから手続き可で便利。
(10日程度で指定口座にすぐ振り込まれました)
任意保険も次の車が決まったら再契約になるので
今の契約切って残り期間分を返金してもらいました。

そんな事がありココ1ヶ月半ほどは嫌な事ばかりで
バタバタしていました。。

何とも不本意な最後となってしまいました。。

そんなABARTH500も2009年に新車購入。

当時正規輸入で販売店も日本に4店舗と少なく、最初の輸入は400台。
初期物では皆さん赤ストライプに赤耳(ドアミラーカバー)ばかりの中、
(ボディカラーが赤や黒の人は白ストライプに白耳に)
私は黒ストライプを選択し納車時にカーボン施工したミラーカバーを持参し取り付け。
この時点で東日本の正規では唯一の黒ストライプ&黒耳仕様でした。
(納車翌々日には黒いOZホイールを履かせて唯一無二感をアップ)
以降、様々なイベントで私の車を見たアバルト乗りが「真似します!」と
たくさん声掛けてくれてユーザー交流が広がったのは良かったですね。

そして私と同じライトグレーや白のアバルト達が黒ストライプコーデをにするのが
流行りはじめ、とあるディーラーは限定数の黒コーデ仕様を販売してきて
被る仕様が増えたタイミングで私は現在までのオリジナル2トーン&オレンジ縁や
ピンストライプを使うカラーリングに変更。

このカラーにしたあたりからサーキットとジムカーナ両使いから
ジムカーナに一本化。


サーキットを含めコースジムカーナやパイロンジムカーナで
数々のポディウム(表彰台)を獲得。
車種問わずたくさんの走りの仲間が出来て楽しめました。

特に力入れてたFIAT FESTAでは16年連続出走。
様々なショップデモカーや怪物レースカー達との戦いを繰り広げました。
総合優勝は歴代最多を保持。

※懐かしい9年前の動画(1走目:A.TRUCCOデモカー、2走目:私、3走目:Stileアゲマツさん)


こちらは今年のFESTAの走り・・・昨年までの5年間は車壊れたりと調子悪く、
今年初めから解消されて本来の走りが戻り、FESTAも表彰台返り咲き。
まだまだ現役で戦えると思ってたのに。。
毎年、現地でも様々な方に声掛けていただいてました。

また、メーカーさんのパーツ開発なんかにも関わらせて頂き、
OKUYAMAさんとこのアバルト補強パーツは当時の専務さん
(現社長)と取り付けては私がサーキットでテストし
フィードバック、製品版が出来上がるまでお付き合い。
特にアバルト用ストラットタワーバーやトランクバーは
今でもよく売れてる大ヒット商品になったそうです。
FIAT FESTAでも走るデモカーとしてチラシも配り、
メーカーブースでの販売にも協力したり。。

そんなアバルトと30代後半〜50代までを一緒に過ごし・・・

人生の節目にも同席し、アルバムにも収まっています。

事故らしい事故も無い車で車両保険が出たのも今回が最初で最後。
強運も味方してくれてたのかもしれませんが。。


ある方から「国内アバルトのアイコンの1つ」とまで言っていただいた
私にとっては至極のアバルトでした。

最終Spec∶IHIハイフロータービン仕様
212ps/5800rpm
35.2kg-m/3400rpm

新車から16年と少々・・・たくさんの思い出をありがとう!
Posted at 2025/10/29 20:48:08 | コメント(17) | FIAT500 | 日記

プロフィール

「2025年11月ダイイチ。 http://cvw.jp/b/143968/48774490/
何シテル?   11/19 22:19
国産スポーツモデルを乗り継ぎモータースポーツを楽しんでいましたが、Newチンク発売時に後からABARTHが登場するという事で1年間待って乗り換え。 異国な雰囲...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/11 >>

      1
234567 8
9101112131415
16 1718 19202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

ドアトリム加工 その3 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/11/16 23:35:08
マキシヒューズの交換その2 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/09/06 00:29:34
O・Z / O・Z Racing Anniversary 45 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/02/27 18:18:54

愛車一覧

アバルト 595 (ハッチバック) アバルト 595 (ハッチバック)
アバルト歴は丸16年少々でしたが2025年夏に突然500を失う事に。 これだけ長く乗っ ...
アバルト 500 (ハッチバック) アバルト 500 (ハッチバック)
メインカー初のコンパクトカーはイタリア車。 ですが、小さいながらもその存在感で眺めて良 ...
ダイハツ ウェイク ダイハツ ウェイク
サブ機。 ジムニーからの乗り換えにあたり、 トールワゴンタイプは選択肢に 入れてなかっ ...
その他 ワンバイエス_JFF_Ti_V2 チタン (その他 ワンバイエス_JFF_Ti_V2)
若い頃ハマってた自転車趣味を復活させて以来の5台目であり、 現在所有の4号機(古い順にN ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation