今夜の一献（雁木　西都の雫）

今夜の一献は山口県岩国市　八百新酒造㈱の「雁木　純米無ろ過　西都の雫」です。
阪神百貨店の試飲販売で買ってきましたお酒の第2弾です。

西都の雫は山口県の酒造好適米「穀良都（こくりょうみやこ）」と山田錦を片親に持つ「西海２２２号」を交配して生まれました。

「穀良都」は山田穂や亀の尾と同じく優秀な酒米として認識されていましたが、背が高く倒れやすいので農家から敬遠されていたようです。

そこで山口県農業試験場で上記の交配（簡単に書いていますが、大変だと思います）で生まれたのが西都の雫だそうです。

能書きはこれくらいにして、飲んでみます。
栓を開けてグラスに注ぐと、甘いフルーティーな香りがします。

麹米が山田錦なのと、掛米の西都の雫も山田錦の系統だからでしょうか。
飲んでも同じく、よい香りとともに美味しく飲めます。

口当たりは無濾過生原酒にしてはマイルド。
酸味と旨味のバランスもいいなぁ～

うーん。土曜日に呑みたかった・・・

原料米：(麹米)山田錦　(掛米)西都の雫
精米歩合：６０％
アルコール度数：15度～16度
日本酒度：＋２