今年も残すところ、あと3週間ほど。
12月に入り寒さも本格的になり、いよいよ雪も降ってきました。
そんな寒い毎日ですが、私は毎日、HOTな気分。
なぜかといえば、いつもクイーンの曲を聴いているからで~す♪
移動中の車の中で。
仕事をしながら家の中で。
畑に行く時だってスマホから、いつでも音楽を聴いているからご機嫌なんです。
週末の今日、3回目の『ボヘミアン・ラプソディ』を息子たちと観に行く予定です♪
その前に、11月28日の2回目の観賞の感想を記録して、UPします( ・∀・)つ
ちょっと時間があいてしまったのは、毎年「定点観測」している秋篠宮殿下と愛子さんのお誕生日にまつわるブログを書かねばならないという、「勝手な使命感」を果たすのが先だったから。
それでは。
まだまだ、大好きなモノについて書いちゃいますわよ~…..φ(〃∇〃 )))
つれづれ日記 ~ お車・音楽に関する love ♡ favorite ☆ like
拙プログ
2018年11月28日
>さて。
>今日は、二度目の鑑賞に行く予定です。
>「感動の21分間のラストシーン」と宣伝に歌われるライブエイドの再現シーン。
>たしか、持ち時間が20分、ライブエイドの動画も23分くらいだったはずなのに、なんで21分なのか。
>直前のシーンは、一分だけが大事なシーンではなかったはず。
>ラスト21分間はどこなのか、もう一度観てきたい。
>前回はいつの間にかはじまっていた、映画の冒頭の20世紀フォックスのファンファーレ。
>30分も勘違いして家を出たため、暗闇の映画館の一番後ろを回って、ようやく開演時間に間に合うように着席。
>だから、ゆっくり聴けなかったブライアンとロジャーが演奏したファンファーレをしっかり聴いてくる。
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↑ は、2回目の『ボヘミアン・ラプソディー』観賞の前に書いたブログ。
1回目の反省をもとに、二つの課題をもって出かけました。
せっかくなので、2度目は違う映画館(駅前のシネマ)に行きました!
パンフレットも、買えました(^-^*)
カフェラテを手に、いざ、出陣!
VIDEO
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┃ 率直な 感 想 ┃
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1.やっぱり音!この映画は、音が命!
最初の映画館は収容人員が多く、大きなスクリーンでした。
座席は、中央のやや右寄り。
低音が心地よく響き、LIVEまではいかないものの、充分迫力がありました。
二度目の映画館はかなり狭く、座席の指定もありません。
なんとなくすでに着席している人の迷惑にならない離れた位置にしようと、視界がよさそうな一番後ろのほぼ中央に座りました。
ところが。
映画が始まってからすぐに違和感を感じ、座席選びを失敗してしまったことに気づきました。
この位置では、低音の響きがほとんど身体に伝わってこないのです!
私が好きなのは、コンサート会場や野外ライブに行った時に味わえるあの音の厚みと響き。
本当にクイーンを目の前にしていたら、こんな音で聴けたのかもしれないと想像できる音のシャワー。
エンドロールが終わり、明るくなってからスピーカーの設置地点を確かめたら、左右に4つずつかな?
天井に近い位置に設置してありました。
映画館でコンサート会場の音の再現が可能で、そこまでの臨場感が味わえるとは思っていませんが、
この映画に関しては、よい音響で聴けたらどんなに楽しいだろうと想像してしまいました。
次回への課題は、「よい音で楽しめる座席を目指すこと」、に決まりました!
都会の映画館では、IMAXシステムで素晴らしい音響で映画を楽しんだり、一緒に歌える「応援上映」も開催しているようでうらやましい限りですが、映画が公開されるまで当地では上映がないと思いこんでいたことを思えば、ひと月以上も上映してくれていることだけでも、ありがたいと思わなくっちゃ、です。
映画館でもう迷わない!映画を最大限に楽しむ”良い席”の選び方
2.冒頭の20世紀FOXのファンファーレ
1度目の映画館が、本編が始まる前の宣伝が長かったので、30分も時間を間違えていたのに(クルマをとばしたからw)ギリギリ間に合いました。
今度の映画館は、ほぼ上映時間ぴったりに始まるので、油断してしまって焦りました。
20世紀FOXのファンファーレ、ばっちり見て、聴きました!
VIDEO
粋な演出ですね♪
3.感動の20分(21分)の正体は?
ここまで堪えていた涙が、またまた、滝のようにダラーーっ 。゚(゚´Д`゚)゚。
ライブエイドの音源を使っての衣装、振付、歌唱、演奏、
ピアノの上のペプシコーラまで 完璧に再現したクライマックス。
当時のカメラアングルだけではなく、会場の奥から舐めるように走る映像。
フレディとブライアン中心だけでなく、メンバー全員と会場の外、フレディの実家、寄付受付会場のカット。
「知ってる!」「何度も見てた!」という既視感(きしかん)と、初めて見る【そこにあったはず】の映像に、ワクワクが止まりませんでした。
1.Bohemian Rhapsody
2.Radio Ga Ga
AY-OH
3.Hammer To Fall
あっ、・・・・・。
6.We Are The Champions
そうか!
ライブエイドの映像が実際より短くて、その前の感動的な場面を含めて20分だったんだ!
4.Crazy Little Thing Called Love
5.We Will Rock You
この2曲、ライブエイドで演奏した曲を省いていたんですね!
たしかに、本編の中で曲の誕生、LIVEシーンでどちらも登場していたから、再び演奏すると蛇足に感じられるかもしれませんね。 ・・・なるほど。
あの観客と完全に一体化していた圧巻の演奏、歌唱、パフォーマンス。
なんどもビデオを再生して観てた私の心をとらえて離さなかった、伝説のLIVE。
2曲を省いた20分間のなかに、映画冒頭のフレディがライブエイドに向かうシーンが再び現れる。
フレディがメンバーに、エイズに感染していることをカミングアウト、
クイーンは再び、一つになる(これは事実とは違うようですが、一番グッとくるシーンでした)
愛車のロールスロイスに乗って【ようやく探しあてた・やっと巡り逢えた】運命の『友達(同性の恋人)』を両親に紹介し、
本当はフレディのことを心配しずっと気に掛けていた厳格な父親が、信仰する神様の教え通りの善行、アフリカ救済のチャリティ公演であるライブエイドに出演する息子を誇りに思い、
ずっと優しく見守ってきた母親には、全世界に配信されるLIVEで投げキッスをすることを約束し、感謝と愛情の気持ちを伝え、
もう一人の運命の女性メアリー・オースティンも、立ち直ったフレディをステージの袖で嬉しそうに見守る。
この後に待ち構えているフレディとクイーンの運命を、映画を見ている観客(ほとんどの人は)知っている。
こんなにも素晴らしい演奏や歌唱をする、こんなにも素晴らしい曲を作るシンガーが、バンドが、
このあとどうなるのか。
このきらめく数分間は、「ライブエイド」とこの映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見た人々の記憶に永遠に残り続けるのでしょう。
数々の名曲と共に。
フレディ・マーキュリーという、自分らしさを追い求め、闘い、表現しつづけた天才と、
ブライアン・メイ
ロジャー・テイラー
ジョン・ディーコン
ひとりひとりが才能ある個性的で寛容なメンバーたちと紡いだ曲と共に。
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実は、3回目の観賞を今週、試みたのですが、
なぜか、直前の仕事でトラブルが発生し、その日は映画館に行けないことに。
これは、この映画に興味津々の息子たちも一緒に見るべきだとの、神様のお告げだと勝手に解釈し連れていくことにしました。
木曜日の夜、
「おかーさん、クローズアップ現代プラスで、ボヘミアン・ラプソディのこと、やるんだって。
一緒にいちど寝たら、テレビを見に行って!」
と教えてもらいました。
多感な時期の男の子たちに、「男の人を好きになる男の人」、
それも、おか―さんが大好きな音楽を作った人の生き方を見せるのは、大丈夫なのかな?
ビレッジピープルのような男の人たちがたくさん登場して、キスシーンまであるけど・・・。
でも。
変な先入観なしに、
世の中にはいろんな人がいて、いろんな生き方があって、
コンプレックスや葛藤を抱きながら素晴らしい曲を作ったり人々を感動させてくれたり、
そんな精一杯生きた人の生き様を見るのも。
仲間と一緒に、よいものを生み出そうと創意工夫したり、
揉めたり、ケンカしたりしながら、深い絆で結ばれるかけがえのない関係になるのも。
大きなスクリーンと音響の中で、いつも聴いている大好きな曲を聴くのも、
きっと、大切な想い出のひとつになることと思いつつ・・・。
・・・ミシン男子は、映画のついでに、ショッピングモールの手芸売り場でクッションの布や綿を選ぶのも楽しみにしています(笑)
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クイーン、フレディ・マーキュリーの知られざる10の真実
JORDAN RUNTAGH /Rolling Stone
2018/11/16
<一部、転載します>
>「Lover of life, singer of songs」クイーンで時間を共にしたブライアン・メイによるシンプルな追悼の言葉は、“フレディ・マーキュリー”として世界的に知られる複雑な人物を的確に表現している。「悔いのない人生を送った彼が、この言葉に集約されていると思う」とメイは、BBCのドキュメンタリー番組で語っている。「彼は寛大で優しく、時には短気な人間だった。それより忘れてはいけないのが、彼が一生を捧げると決めていたもの。音楽を作ることだ」。
>英国保護領だった東アフリカのザンジバルで生まれたフレディ・マーキュリー(本名:ファルーク・バルサラ)の溢れんばかりの才能は、彼のみなぎる活力や華麗さに決して引けを取らなかった。それらは全てクイーンの楽曲制作に注がれ、素晴らしいライブ・パフォーマンスの記録でうかがい知ることができる。生前、彼の持つ4オクターブの声域は、科学者たちもその複雑さや素晴らしさの秘密を明かそうと研究したほどで、通常のロックシンガーが出せる限界を超えていた。彼の死後は、その声はAIDSに苦しむ多くの人々の声となった。
>フレディ・マーキュリーがこの世を去ってから25年を迎える2018年、マーキュリーが遺した知られざるいくつかのエピソードを紹介する。
1. クイーンの作品よりも前にザ・ロネッツやダスティ・スプリングフィールドのカヴァーをリリースし、ゲイリー・グリッターを模倣した
2. マーキュリーが“クイーンの紋章”をデザインした
3. マーキュリーがデヴィッド・ボウイのためにステージを組み上げ、ヴィンテージのブーツを買い与えた
4. 図らずもセックス・ピストルズの大ブレイクのきっかけを作ったマーキュリーだが、恐らくは後悔していた
5. ロイヤル・バレエ団との共演
6. 『愛という名の欲望』は入浴中に書いた曲
7. ダイアナ妃を変装させ、ゲイクラブへ連れ出した
8. マイケル・ジャクソンとレコーディングしたマーキュリーだが、キング・オブ・ポップの飼うラマに邪魔された
9. ツアーで留守にしている時はよく飼い猫へ電話を掛け、お気に入りの猫だったデライラのために曲まで書いた
10. マーキュリーは自分の埋葬地を秘密にするよう言い遺し、現在もその場所は謎のまま
>マーキュリーは1987年春にAIDSと診断され、その後徐々に周囲の人たちへ自分の病状について明かし始めた。「彼は打ち合わせのために自宅へ僕らを集め、真実を明かした。とにかく僕らは、その事実を受け入れ始めなければならなかった」とテイラーは、ドキュメンタリー『Freddie Mercury: The Untold Story』の中で語っている。弱ってやせ細っていくマーキュリーの姿に、不滅に見えたフロントマンが重病にかかっているのではないかというメディアの推測が飛び交った。しかしバンドは全員一致して、いかなる問題もないと強く否定した。「僕らは全てを秘密にした。嘘をついていたんだ。とにかく彼を守りたかった」とメイは、ドキュメンタリー『輝ける日々』の中で語っている。
<一部転載、了>
VIDEO
クイーン初来日時の大熱狂映像&最近の応援上映はまるでライブ会場
日テレ「スッキリ!」より
「ボヘミアン・ラプソディ」なぜ若者に人気?
「元祖Jポップ」としてのクイーンの魅力
スージー鈴木 : 評論家
2018/12/07
平成最後の冬は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』とともに記憶されるだろう。
興行通信社によれば、公開(11月9日)から12月2日までの間で、日本国内での興行収入を30億円台に乗せている。この期間の週末、都心の映画館は終日完売が続出した。
また、「ムビコレ」のサイトにはこんな記事も掲載された。タイトルは「クイーン世代の中高年から20代までが支持! リピーター続出で大ヒット『ボヘミアン・ラプソディ』」 。
つまりこの映画は、過去のロックバンドの映画ながら、「若年層需要」と「リピート需要」という、映画(エンタメ)界的にとても魅力的な需要構造を獲得しているといえる。
では、『ボヘミアン・ラプソディ』は、どのようにして、この魅力的な需要構造を獲得したのか。
その問いに対して私は、「だってクイーンは『元祖Jポップ』だから」と答えたいと思う。
■ なぜ若者がもう一度見たくなる映画になりえたのか
この映画の魅力として、まず、ルックスや身なり、演奏シーンでの動き方まで、メンバー本人に酷似させたキャスティングなど、映画全体を支配する抜群のリアリティがある。
一方でリアリティに反して、史実を単純化しながら、起伏を持たせたストーリーも大きな魅力だった。
しかし、クイーンをよく知らない20代の若者が、繰り返し何度も見たくなったことに関しては、さらに別の理由があったのではないか。
ここで私が指摘したいもう一つの魅力は、クイーンが生み出すサウンドそのものである。あのクイーン・サウンドこそが、クイーンを知らない若年層をも惹き付け、そして、あの音の世界・音の洪水にまた溺れたいと思わせた。そうして、「若年層需要」と「リピート需要」が一挙に獲得できたと考えるのだ。
歴史を振り返る。そもそも70年代中盤から80年代初頭にかけて、クイーンは「日本で最も人気のある洋楽バンド」だった。
次に示すのは、当時の日本における代表的な洋楽ロック雑誌『MUSIC LIFE』における人気投票=「ML人気投票」のグループ部門のベスト3結果の抜粋である。
圧倒的な結果と言っていいだろう。雑誌『MUSIC LIFE』と言えば当時、女の子寄り・ミーハー寄りのイメージがあったが、当時の編集長=東郷かおる子氏は「読者層は6:4で男性の方が多かった」と『ミュージック・ライフ完全読本』でも語っている。ルックスだけでなく、サウンドもしっかりと評価されたと考えるべきだろう(当時、ルックスで人気だったベイ・シティ・ローラーズはベスト5にすら一度も入っていない)。
では、クイーン・サウンドの魅力は何だったのか。
『MUSIC LIFE』へのアンチとしての硬派系ロック雑誌『ロッキング・オン』を立ち上げた渋谷陽一によれば、「音が建築工学的で厚みがある」こと(日本人は「サウンド貧乏」で「スカスカした音だと落ち着かなくなってくる」から「ギッシリと音が埋まっていないと駄目」)と、「メロディーの明快さ」(だから「聴衆との合唱がよく起きる」)を自著の中で挙げている(『ロックミュージック進化論』日本放送出版協会)。
これに私が付け加えたいのは「ドラマティックな構成」だ。映画でもフィーチャーされた「ボヘミアン・ラプソディ」「愛にすべてを(Somebody to Love)」のように、一曲通して聴くとお腹いっぱいになるような過剰なドラマ性を持つことも、クイーン・サウンドの特筆すべき魅力だと思う。
そして、ここで思うのである――「クイーン・サウンドの魅力って、なんてJポップ的なんだろう」。
■ 元祖Jポップとしての特性
隙間なく音が詰まったアレンジによる「音の厚み」、思わずカラオケで歌いたくなる「メロディーの明快さ」、それでいて、AメロからDメロ、Eメロまで、サビから大サビまで、たくさんのメロディーが詰まっている「ドラマティックな構成」など、これらはまさに、平成時代初頭に確立したジャンル=Jポップの特性である。
細かく見れば、「音の厚み」は管楽器・弦楽器がぎっしり詰まった昭和歌謡から引き継がれたもので、「メロディーの明快さ」は1990年代のカラオケボックスの浸透が背景にある。また「ドラマティックな構成」も同様にカラオケ需要に加え、長尺が収録できるCDシングルの普及と関連したものだ。そしてそんな音の上に「翼広げすぎ・瞳閉じすぎ・君の名を呼びすぎ……」な歌詞が乗る(余談だが、クイーンには「Spread Your Wings」という曲がある)。
そういうJポップの浸透と裏腹に、簡素な編成の弾き語りや、スリーコードのロックンロール、3分台で終わる楽曲などが、チャートから淘汰されていくのだが。
さて、日本の音楽シーンにおいて「クイーン・フォロワー」は一見すると見つけにくい。しかし分析的に聴くと、クイーンと共通点の多いバンドがある。
1980年代でいえば、楽器やコーラスを幾重にも重ね、その上に小田和正の高音ボーカルが乗るサウンドを量産したオフコース。1990年代以降でいえば、カラオケで歌いたくなる快感性の強いメロディー、大サビまであるドラマティックな構成に加え、桜井和寿の乾いた高音ボーカルが印象的なMr.Children。彼らはサウンドがクイーンと似ている部分が少なくない(Mr.Childrenは今年「here comes my love」という、クイーン色の強い楽曲を発表)。
しかし、1980年代から現在に至るまで、クイーン・サウンドを意識的に活かしながら、第一線の人気を得続けた決定的な存在はTHE ALFEEだ。いくつかの代表曲における、3人による分厚いコーラス、派手派手しく歪んだギターサウンド、そしてキャッチーなメロディーは、実にクイーン的だと思う(2006年に発表された楽曲「ONE」は、とりわけクイーン色が強い)。
オフコースとMr.Children、THE ALFEE。この一見バラバラな3つのバンドに、クイーン・サウンドの遺伝子を見てみたが、彼らはあくまでここで挙げた例にすぎない。
もっと幅広いさまざまなバンドが、「日本で最も人気のある洋楽バンド」クイーンから直接的・間接的に影響を受け、「音の厚み」「メロディーの明快さ」「ドラマティックな構成」のあるサウンドを拡大再生産し続けた結果、現代のJポップ・サウンドが形作られていったのである。
そんなJポップ・サウンドを、子どものころから聴き続けてきた若年層が、JポップらしさをJポップよりも含有している、ある意味「JポップよりもJポップらしい」クイーン・サウンドの魅力に惹かれ、あの音の世界・音の洪水にまた溺れたいと思った――この構造が、映画『ボヘミアン・ラプソディ』における「若年層需要」と「リピート需要」の獲得要因だと考えるのだ。
■ この映画は単なる伝記ではない、「ショー」だ
実は、私自身はこの映画に感動しつつも、いくつかの史実の跳躍など、正直乗り切れない部分もあった。これは“半“リアルタイム世代の狭量な感覚だろうか。しかし、クイーン・サウンドにハマっている若年層を見て、この映画はドキュメンタリーではなく「ショー」として、最高の出来なんだと思い直すことにした。
映画の最後の最後に流れる曲は、「ザ・ショー・マスト・ゴー・オン(The Show Must Go On)」。2018年の洋画シーンは『グレイテスト・ショーマン』に始まり、グレイテストなショーとしての映画=『ボヘミアン・ラプソディ』で暮れていく。
来る2019年、次の元号の時代にも、とびっきりのショーが、ずっとずっと続いていくことを願う。
<転載 了>
♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪
「クイーンが元祖Jポップ」
「クイーンと共通点の多いバンドは、オフコースとMr.Children、THE ALFEE」
・・・には、同意しかねる(笑)
でも、よく考えてみると・・・。
わたしがずっと好きなバンドは、英国は「QUEEN」と「Led Zeppelin」「Police」、
米国は「Van Halen」と「Guns N' Roses」、
日本は「オフコース」、「椎名林檎」ちゃん。
ピアノとメロディが美しい「Billy Joel」と「KAN」さんは、別枠。
印象的で重いベースライン (オーディオで調整してしまうくらいベース音が好き♡)
重みと厚みとひずみのあるギターサウンズ
バスドラのお腹に響く低音
ちょっとハスキーでセクシーで艶のあるボーカル
美しいハーモニーや音の重なり
個性的で世の中に媚びない、筋の通ったカッコよさ
「Jポップ」で括るのは全く当てはまらないけど、いいなーと思うバンドや曲には、共通点も多い。
どの世代、誰にとっても、
「いい音楽は、いい」
これに尽きるのではないのかしら。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本オリジナル予告編
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『ボヘミアン・ラプソディ』豪華アーティストがクイーン愛を告白⁉貴重なライヴ・エイド本人映像も必見!
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映画『ボヘミアン・ラプソディ』本編映像「ウィ・ウィル・ロック・ユー」はこうして誕生した!
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3度目の感想も、近日公開予定!
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音楽・QUEEN | 日記
Posted at
2018/12/08 05:25:21