お手本となるご家族が子だくさんで楽しい子育てをする姿を拝見すれば、庶民も明るい気持ちで結婚して子育てを楽しみたい、日本中が日本の宝である子供たちをもっともっと大切に慈しんで育てていこうとする雰囲気になっていたかもしれない・・・。
そう思うと、
今上陛下の子孫だけを皇位継承者にさせる「皇統の私物化」「皇室の私物化」こそが、皇室の少子化、日本を弱体化し日本の伝統を破壊していることに、憤りを感じずにはいられません。
『悠仁様の机に刃物事件はなぜ起きたか』
なぜ、皇族が通う学習院に秋篠宮家のお子様は通わなくなったのか。
秋篠宮殿下も妃殿下も、学習院大学で知り合いご結婚され、紀子さまのお父様は学習院大学の教授でありご一家で教員宿舎にお住まいだった、縁(ゆかり)があり母校でもあった大切な学校なのに…。
その理由は、皇太子一家の一人娘愛子さんと雅子さんのやりたい放題のツケ、学習院の左翼化が関係していることを、どうかご承知おきください。
そして、正当な皇統、本来の皇位継承者から皇統を奪い取り盗むような「愛子天皇」などという言葉を発することは、皇室の私物化を容認し、日本人自らが皇室を崩壊させていくことにつながる、あってはならないことだと理解していただきたい。
以下に、二つの記事をご紹介します。
森口先生のブログは、以前にも何度か紹介させていただきました。
「愛子天皇」なんて寝言を言ってる人。皇太子夫婦と愛子さんの実像をしっかりと直視してください。
そもそも「令和天皇皇后」になってもいいのかと、疑問符がつく両親。
理路整然、痛快な提言です。
二つ目は、八幡 和郎先生。天皇皇后、皇族を直接批判することはないやんわりとした論調ながら、事の本質に迫る提案です。
森口朗のブログ さまより
2010.03.09
愛子内親王の不登校問題
愛子内親王が不登校状態だとの報道が先週の金曜日にあった。
東宮太夫は「いじめ」の存在を示唆し、学習院は明言は避けながらもこれを否定した。
報道もネット内も様々な意見が飛び交っているが、自分なりに問題点を整理しておきたい。
この手の問題に限らず、問題点を整理する際には、明確な事実、推測できる事実、意見や主張を区分することが大切である。
東宮太夫と学習院の発表に齟齬があるのだから、そういった姿勢はなおさら重要だ。
明確な事実
1 愛子内親王は不登校状態にある。
2 愛子内親王の不登校原因を東宮サイドは「別のクラスの男児によるいじめ」が原因であると発表した。
3 学習院は「別のクラスの男児による粗暴な行動」は認めているが、特定のいじめは把握していないと発表した。
推測される事実
1 学習院が「別のクラスの男児によるいじめ」の事実を把握しているにも関わらずそれを隠蔽しようとした。
2 (1に加えて)東宮サイドが学習院の隠蔽に対して抗議する意味を込めて「いじめ」の事実を発表した。
3 (1・2とは逆に)東宮サイドが「いじめ」の事実が不明確であるにも関わらず、不登校の原因と責任を特定の男児に押し付けようとした。
4 「1および2」であれ「3」であれ、東宮サイドには愛子内親王の親である皇太子夫妻の意向又は了解が存在する。
私見
推測される事実の内「1、2、4」が真実だった場合
東宮サイドのお気持ちは理解できるが、
将来の天皇になるお方として皇太子の行動はあまりに軽率である。
一般国民に向けた発表を行う前に、愛子内親王への警護を強化するなど対応はいくらでもあったはずだ。
小学校2年生で、皇族へのいじめ加害者と特定された児童や保護者の立場を考えればこのような行動は控えるべきである。
「うちの子供がいじめれているのに学校が対処してくれません」という訴えは他に手段のない一般人の行動だ。
将来の天皇皇后として、いっそうの人格的修養を積まれることを切に願う。
推測される事実の内「3、4」が真実だった場合
皇太子夫妻は正真正銘のモンスターペアレンツである。
天皇皇后になるという重責は辞退されるのが日本国のためである。
推測される事実が「1,2」又は「3」のみが真実で「4」が真実ではない場合
(皇太子夫妻が発表に関与していない場合)
東宮太夫の発表は、
皇太子夫妻があたかも人格的に未熟な親であるがごとき錯覚を国民に与えた。
東宮太夫を即刻、免職処分にすべきである。
さらなる推測と私見
私は以下の事実から愛子内親王には軽度の発達障害がある可能性が高いと推測している。
1 2歳児の際に本を読みながら皇太子とコミュニケーションが全くできていなかったこと
(親とのコミュニケーションがとりにくいというのは軽度障害児によく見られる特徴である)
2 幼稚園年長児の運動会のときに、玉ころがしで往復するというルールを理解できていなかったこと
(知的発達という点で通常の健常児よりも遅れ気味である)
3 小学生であるにも関わらずきちんとしたお辞儀ができず、常に大人に手をつながれていること
(突発的な行動は軽度障害児にありがちであり、それを阻止するためかもしれない)
4 小学校に2年生でもクネクネする癖が直らない
(軽度障害児にありがちな態度である)
5 今回、不登校となったこと
(軽度障害児は一般児童よりも不登校になりやすい)
6 学習院サイドの発表で「こわい思いをしたことを思い出したのだろう」という発言があったこと
(時間の観念が乏しい軽度障害児にありがちな反応である)
もし、この私の推測が真実であるならば、東宮サイドには是非そのことを公表してほしい
重度な障害児のいる家庭はもちろん大変な思いをされているが、小学校になんとか入学できる程度の軽度障害児のいる家庭の不安には特別なものがある。
皇太子夫妻が愛子内親王の軽度発達障害をカミングアウトし、この事実を積極的に受け入れる姿勢を国民に示すことができたとすれば、雅子妃殿下の適応障害への対処(仕事はできませんが遊びはしたいですという医師団発表)により完全に喪失した国民への信頼を回復することができるだろう。
悠仁様の机に刃物事件はなぜ起きたか
2019年04月27日
アゴラ 八幡 和郎
学習院なら大丈夫なのではない
悠仁親王殿下の中学校の机の上に刃物が置かれていた。別に学習院だったら防げたというものでもあるまい。
むしろ、
秋篠宮家で学習院を嫌われたのは、愛子様の学業や日ごろの様子についての情報の流出が酷すぎて不信感をもたれたのも一因と言われている。それに加えて、
愛子様が休みがちであるとか、皇族らしく育っておられるかと言えば、むしろそういう誘導はしないというような現実もあった。
さらに、佳子さまが最初に入学された教育学部での
第二外国語が中国語か韓国語しかできないようになっているとか、
中国や韓国への研修旅行があるなど微妙な問題もあるなど、
学習院の左傾化も甚だしいのである。福島瑞穂さんが長く学習院女子大学の客員教授だったというからも、世間の人の学習院のイメージと実態がだいぶ違うことの証しかもしれない。
それに対して、御茶ノ水大学附属小学校は、かなり丁寧な教育もしていたし、悠仁様の日ごろの様子が漏れ伝わることもあまりなかった。小学校がある意味で職員や父兄を厳しく指導して厳戒態勢をとっていたのである。
それが、中学校に進学されたところに隙があったのではないかと思う。そういう意味では、これからは、少々、不満が出ても厳しい鉄のカーテンならぬ菊のカーテンが下ろされるのかもしれない。
それでもダメなら、それこそ、ご学友も厳選した学習院の特別クラスでも別途、設けるしかあるまい。
皇族、とくに皇嗣候補者の教育はなかなか難しいもので、大正天皇は小学校を中退されることになったし、今上陛下もエリザベス女王戴冠式出席のための訪欧のために卒業できないまま学業を修了されたのである。
そういう意味では、昭和天皇がご健在であったこともあり、浩宮殿下(皇太子殿下)は比較的に気楽な学生生活だったが、それでも、女子学生と自由にお付き合いできるような環境で無く、それがのちのお妃選びの難航につながった。
悠仁様派と愛子様派の対立はテロにもつながる
しかし、今回の事件にはもうひとつの背景がある。それは、皇族に対するテロの危険性は、皇位継承候補者が少なすぎるから非常に肥大化しているのである。
テロによって皇室制度の興廃に直接にかかわる状況がありうるようになっているのであるわけで、そのことは私もたびたび指摘してきた。 英王室の継承候補は5000人くらいいるからテロなど起こしてもびくともしないからテロも起きない。
それでは候補者が何故、すくなくなっている原因は何かと言えば、平成の御代にあって佞臣どもが
今上陛下の子孫に皇位継承を限定しようとして伝統的なルールを変更させようとして混乱をもたらしたことにすべての責任がある。
江戸時代も四つの宮家を常に置いていたし、明治になると、江戸時代のように不要な男子を出家させると言ったことも無くなったので、皇族の数は10家ほどになった。しかも、明治天皇の四人の皇女を伏見宮家系の男子と結婚させて、皇統断絶に用意周到に備えたのである。
ところが、平成の御代にあっては、陛下自身がそんなことを考えられたはずも無かろうが、佞臣たちがさまざまな理由を付けて
将来にわたって皇位継承を愛子様・眞子様・佳子様という三人の孫に限定させようとして皇室典範改正を企んだ。
皇位継承を安定させるためといったが、たった三人の、しかもそれぞれ近いDNAをもった三人の女性の子孫が何百年もそれ以上も続くことの確実性などないのである。
幸いそのときの君主の子孫が継承できるように正統性の源泉である長い伝統を変更するなどということは、悠仁様の誕生でとりあえず阻止された。
しかし、そのときどきの君主の子孫に皇位継承を限定しようといったんすれば、その次の御代には、また、同じことを考える不逞の輩が出るのは必然だ。
平成の陛下の子孫にという議論が正義なら令和になったら令和の陛下の子孫にといいだす輩が出る。
だから、私は、皇太子殿下の即位を控えて新陛下の子孫に皇位継承をという勘違い佞臣が必ず登場するというのも予告していた。つまり、悠仁殿下でなく、愛子様を天皇にということだ。
日本が日本である源泉は伝統的な論理によって引き継がれてきた皇室のもとへの結集でであって一人一人の天皇や皇族への諂いでははいはずだ。そうでないなら、道鏡を天皇にと運動したのが忠臣で和気清麻呂は逆臣になってしまう。
また、付け加えるに、テロについて言えば、小室圭氏を婚約者なのか違うのか中途半端なまま放置することも極めて危険だ。それも、いったん婚約解消にすべきだと考える理由の一つだ。
(私は多くの保守派と違って女系の継承を全面的に否定はしていない。ただし、従来のルールでの継承を可能にする努力もせずにというのはおかしいとしている。私は男系、女系、合わせ技のすべての可能性を探り100人程度は候補者を確保すべきだとしているし、具体的な方法も提案している。参考:
『誤解だらけの皇位継承の真実』)