黒崎メイト4月閉園に思う。

先週、JR黒崎駅前の商業施設「黒崎メイト」の運営会社「メイト黒崎」が東京地裁に自己破産を申請し、それにより、1979年から40年に渡り親しまれてきた「黒崎メイト」は、この4月末を以て閉園される見通しとなりました。

元々は、黒崎駅前にあった「黒崎そごう」と「ジャスコ黒崎」をキーテナントとした商業施設で、国道3号線を挟んだ向かい側のビルの1階にロイヤルホストがあって、初めてこの通りに来た時に、同じ福岡にこういう都会を感じる場所があったのかと感動したものです。

しかし、1990年代に「黒崎そごう」が撤退して、その後、地元のデパート「井筒屋」が入居し、地域の商店街と共に復興に向けて動いてたのですが、人口減少と郊外型ショッピングモールとの競合に勝てず、今回の決断となったみたいです。

学生時代、JR黒崎駅に降り立ち、仲間とつるんで、商店街の中にあった「村一番」でヘベレケになるまで飲んだり、メイトで買い物したり、商店街の中の書店に良く通ってたんですが、どうしても、品揃えとかお店の数とかを考えると小倉、もっと言うと博多や天神に流れてしまいがちで、少し前に、黒崎に行ったんですが、書店やラーメン屋さんがいつの間にかしまってたり、元気がなくなってた感じがして、気掛かりですが、まさか「黒崎メイト」がなくなるとはショックです。

福岡は、福岡市が市長肝煎りで「天神ビッグバン」なるビジネスビル、商業ビルの建て替えを軸とした都市再開発が進行していますが、北九州の八幡黒崎地区の今後がどうなるか、気掛かりです。