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福岡のテレ朝・ABC系の老舗放送局KBC九州朝日放送で放送されてたTV番組「ドォーモ」とラジオ番組「栗田善成の土曜娯楽版」です。

まず、「ドォーモ」。1989年の10月、平成のバブル景気華やかりし時期にスタート。

当時、地方局で平日深夜の帯番組はかなり珍しかったのですが、スタートと同時に福岡の深夜枠を席巻。

初代司会者の川上鴻一郎さん、深町健二郎さん、村中ともみさんをメインに、後に2代目以降の司会者となる山本かよさんと中島浩二さん、高橋哲郎さん、岡本哲さん、萬田美子さん、中上真亜子さん、林さやかさん、斉藤ふみさんなどなど個性溢れるリポーター陣が数々出演。

最新の音楽情報、グルメ、カルチャー情報を軸に、「フラれ男の焼けぼっくいに火を付けろ」「ドォ～ダ大賞」などの名物コーナーを多数輩出し笑いを届ける一方で、終戦記念日前後に、広島や長崎の原爆投下直後のカラー映像記録を放送し「戦争と平和」を世に問う企画を放送したり、山本かよさんがリポーター時代に、街頭インタビューした際の若い世代の性に対する考え方に愕然としたことから、自らの第一子の妊娠から出産までの記録をTVで放送した「山本かよの妊娠日記」など硬派な企画も連発し好評を博しました。

この時期、テレ朝系の地方局「平成新局」が熊本、長崎、大分、山口で続々開局し、九州、山口全エリアでも放送されるほどの人気番組になりました。

しかしながら、ここ10～15年は、永らく番組を支えた山本かよさんや萬田美子さんらの突然の降板や、番組のマンネリ化による視聴率低下と放送業界の取り巻く環境が激変し、3年前には時間枠を30分に縮小し、曜日ごとに内容を変更し、ロンブー淳や千原ジュニア、ロバートなど全国区で活躍する芸人などを出演させるテコ入れを図るも、時すでに遅し。

視聴率低迷と折からのコロナ禍の影響で、KBCに限らず放送業界の業績の厳しい状況もあり、この3月で32年の歴史に幕を閉じました。

山本かよさんは、「妊娠日記」で反響を呼んでた時期に、私の通ってた高校の文化祭かなんかに講演会で来られて、ショートボブにメガネ姿で紺色のジャケットでTV同様の熱っぽい語り口で、妊娠日記を企画放映するまでの葛藤や紆余曲折、ローカルタレントになるまでの経緯とエピソード、「焼けぼっくいに火を付けろ」で出会った人たちのココでしか聴けない裏話等など、最高の時間を過ごさせて頂きました。

続いて、KBCラジオ「栗田善成の土曜娯楽版」も、先日土曜に放送を終了。

栗田善成さんは、言わずと知れた福岡ラジオ界のレジェンド的存在で、KBCラジオ「まずはラジオでお疲れさん」などの人気番組を数々担当し、半世紀近く、福岡のラジオで喋り続けて来ました。

一時期ライバルRKBラジオでも福地高子さんと番組を持ってたりした時期もありましたが、私が産まれる前から「KBCラジオを代表するラジオDJ」「福岡ラジオ界の重鎮」として活躍してたイメージで、亡き祖母が夏は農作業、冬は着物の裁縫の内職しながら、KBCラジオの栗田善成さんの番組を聴いてて、私のラジオの原体験は栗田善成さんの番組だったと言ってもいいくらいです。

しかしながら、これまで2回の大病を煩いながら復帰をしてきたものの、脳梗塞で倒れてから、健康上の問題があって、今までのように長時間の生ワイド番組をやることが困難になったこと、82歳の高齢で年齢的にもしんどくなってきたこと、そして彼の息子で、現在CROSSFMで番組を2つ持ち、昨年からRKBラジオでも番組を持ってる栗田善太郎さんの活躍ぶりがキッカケになり、この春を以てラジオの世界を退くこととのこと。

一つの時代の終わりとは言え、寂しいけども、福岡を盛り立ててくれたことは事実だし、それこそ生活の一部になってた人も少なくないと思います。

「ドォーモ」に関しては、中高生～大学生～就活浪人～フリーター時代にリアで観てて、それこそ、勇気と元気を貰っただけに、思い入れがある意味あっただけに尚更です。

この春は、こうしたカタチでの番組終了や改編が多いけども、まずは、お疲れ様でしたと言いたいですね。

昨日は、何時ものガススタで給油と洗車。

帰り道、桜並木を見つけました。

ガススタ近くの川の桜並木ですが、ここ数日の暖かさで、桜が咲き始めてました。

菜の花とのコントラストも、中々です。

その後、スポーツ公園の方の桜も観てきました。

夕方、散歩してみると、ウチの近所の桜もかなり咲いてました。

そんな中で、昨日、愛車アウトランダーの洗車機洗車と内装清掃しました。



先週、雨が強く降った日があったので、ドロドロになったのもあり、綺麗にしました。








その後、菜の花が咲いてたので、しばし、ドライブしてみました。








そして今朝、午前中に野暮用があったので、その帰り道に撮った相棒です。