• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2025年09月15日 イイね!

バックトゥ・2020

バックトゥ・2020本日、広島のタイヤショップにてMAZDA3のホイールを純正装着の18インチのブラックアルミに換装。
これに合わせて締付ナットもメッキの袋タイプに戻したので、彼是5年ぶりに2020年の納車時の状態に「ほぼ」戻ったことになります。途中で二度ほど、私の個性を主張したいがためにホイールを純正オプション品に換装した時期もありましたが、やはり外観はこのラインオフ姿が最も迫力がある気がします。
なお、「ほぼ」と表現したのは…リアガラスの隅にマツダの創立100周年ステッカーを貼ったままだから^^;。最終的に剥がして下取りに出すかどうかは、あと一週間ほど悩んでから決めます。

さて、今あらためて5年半の所有期間を振り返ってみると、私のMAZDA3ファストバックは・・・

不満らしい不満のない優等生でした(^^)

注目を集めた圧縮着火エンジン"SKYACTIV-X"は、世界初の技術を実現したエモーショナルな開発ストーリーは抜きとしても、初物に付きものの不具合や不調が皆無だったうえ、同排気量のガソリンエンジン車に比べ、燃費・出力・レスポンスの全方位において着実に上回る手応えが感じられる印象的なユニットでした。
返す返すも惜しかったのは、2.0Lという比較的小さな排気量ゆえ、何れかの性能を突出させられなかったことが、(明らかに突出していた)価格に見合わないと早くから決め付けられてしまったことですね。もう少し底力のある排気量だったなら、もっと明快に燃費なり出力なりに振ることもできたでしょうに。
それにしても、山道でガンガン踏んでいるのに区間燃費が20km/Lを維持するような離れ業は、超リーンバーンの凄さを感じさせる独特な体験でしたね。

もちろん、私の最も大きな購入動機となった6速MTの出来の良さも期待を裏切ることはありませんでした。ハイブリッドモーターが回転数を賢くアシストするエンゲージ時の独自の質感はまさに爽快そのもの。但し、発進時に1速に入り難いことが偶にあったのと、6速が短く高速巡航時のエンジン回転数がやたらと高かったのは玉に瑕。つい(幻の)7速に入れようとしてしまったのは、ホントに一度や二度じゃなかったですから(笑)。

そして、エアサプライなどの補機類やマイルドHybridシステムも含め90kgもの重量増をしっかり受け止めたシャシーも秀逸。一般的な走行範囲では全く破綻知らずのリニアで素晴らしいハンドリングを示してくれました。どの速度域でもコーナリングに不安を感じることはなかったし、高速での直進安定性も抜群。全体的にマイルドで懐の深い味付けという好印象が残った背景には、リアのトーションビームサスが持つ挙動の悪癖を徹底的に抑え込めたことも大きく寄与していると思われます。

斯くも爽快でゴキゲンなMAZDA3のドライブ時、唯一褒められなかったのは…MRCCの加減速制御。高速道路右カーブでの追越し中、左隣りの走行車線の車両を誤認識して急減速するという脱力モノの粗相については、2021年のサービスキャンペーン後は幾分減った気がしますが、ごく単純な追走時に、一定速の前走車の背後でひたすら急減速→急リリースを繰り返すという運転初心者レベルの挙動は完治せず。今週末に実施した長距離ラストランでも幾度となく閉口させられましたが、これはMAZDA3自体の素性とは直接関係ないこととして、不問にします^^;。

そんなことよりも・・・

月曜の夕方、おそらくこれが最後となるシャンプー洗車の最中につくづく思ったのが、この大胆なファストバックスタイルの美しさ。とりわけ、Cピラー周りの造形の妙は専門家筋の評価が高いことからも完成度の高さが窺えますし、2020年WCDOTY(ワールドカーデザインオブザイヤー)受賞はまさに面目躍如といったところでしょう。もちろん人によって好き嫌いはあるでしょうし、その造形のお陰で斜め後方視界が絶望的になったのも事実ですけど、納車から5年半が経過しても、飽きるどころか未だに見惚れてしまうのは只者ではない証拠。いっそCピラー周りだけでも切り取ってガレージの壁に埋め込みたいくらい(笑)。

なんて冗談はさておき、外装に関してはほぼ純正状態に復旧できた一方で、ナビの地点登録やメモリーオーディオの消去、MyMazdaアプリからの登録削除など、地味ながらもどことなく切ない作業が残されています。
こうした安全・快適装備のお陰で事故や故障もなく5年半を無事に過ごせたことに感謝しつつ、送り出しの準備を滞りなく完遂したいと思っています。
Posted at 2025/09/15 21:56:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | 隠れ家のMazda3
2025年09月04日 イイね!

急転のクルマ選び〈オマケ編〉

急転のクルマ選び〈オマケ編〉紆余曲折の末、かつて我が家にいたCX-3を再び迎え入れることになった次期マイカー選び。私が同型車の再購入に走るのは…過去にRX-7(FD3S)の事例がありますが、間にブランクを挟むのは今回が初めてです。

2年前まで嫁さん専用車を務めた1台目のCX-3は、2017年にシリーズに追加された2.0Lのガソリン車「20S」。そう、CX-3は2015年の発売当初は1.5Lディーゼルエンジンのみのラインナップだったんですよね…。

時は巡り、このスタイリッシュなコンパクトSUVがデビュー11年目を迎えた現在、搭載エンジンのラインナップは、2018年に置き換わった1.8Lディーゼルと、2020年に追加された1.5Lガソリンの2種類。
二度目のCX-3購入となる今回は、冬期の実家帰省やレジャー用途に備え、我が家初のAWDモデルに挑戦することにしたので、重量増をカバーする余裕のトルク性能を期待し、ディーゼル車の「XD」をチョイス。昨秋に放出したアクセラXD(2.2L)は亡き父から名義変更したものだったので、私にとっては正真正銘"人生初"のディーゼル車購入です。

候補車両がMAZDA2からCX-3に替わり、早々と機種選定が確定した一方で、最後まで揺れ動いたのはボディ色選びでした。

そもそも20Sを所有していた頃、クルマの周囲を取り囲む樹脂モール類のメンテナンス作業にほとほと手を焼いていた私。現在でも、MX-30のサイドシル下部へのツヤ出し剤の塗込みなどは、思い浮かべるだけで腰痛を発症してしまいそう^^;。そんな苦行の対象がまた1台プラスされてしまうのを嫌い、塗装仕様のモール類を切望していたことから、グレードは特別仕様車「Vivid Monotone」に確定。
この瞬間、外観はブラックキャビンのツートーン仕様となり、ロアカラーの選択肢は…ソウルレッド/プラチナクォーツ/エアログレーのメタリック系3色に。

ここで当初私たちが選んでいたのがプラチナクォーツ。(冒頭の画像です)

実はここ何年か、ブラウン系のカラーに興味を示しているのが嫁さんでして。現に20Sの購入検討時にはチタニウムフラッシュマイカが第1候補で、偶々同色マツダ車での現物確認が叶わなかったため、大事をとってセラミックメタリックに落ち着いた経緯があります。かくいう私も、かつて実家に導入したユーノス800のシルキーパールマイカを彷彿とさせる上品さを好感していて、MAZDA2の購入検討時には上位候補に挙げていたほど。
偶々夫婦でCX-3のボディ色を話題にしていた時、スーパーの屋上駐車場で同色・同グレードのCX-3に遭遇する幸運もあり、プラチナクォーツでほぼ当確な状況にあったのです。

しかし
ふと我が家のマイカー全体を見渡してみれば、このままでは図らずも暖色系統だらけの4台になることに気が付いたのです。ヴィンテージレッドにチリオレンジ、そしてジルコンサンドが居並ぶ中、唯一の寒色系だったポリメタルグレーに代わってプラチナクォーツが入るわけですからね。これは…私自身のクルマ趣味の「幅」を誇示する上ではいかにも都合が悪過ぎます(笑)

(いやいや、マツダ車だらけな時点で十分「幅は狭い」のですが 爆)


こうして突如、最新カタログの主役を務める新色のエアログレーが私のイチ推しボディ色に昇格。土壇場で寒色どころかまさかの無彩色に鞍替えです^^;。ま、かつての代表色・セラミックメタリックを上回る勢いの"凛"とした佇まいは、大いに魅力的に映るところではあります。

唯一気になるのは、もちろん嫁さんの意向・・・
でしたが、なんと二つ返事で「イイんじゃない?」との意外な反応が。おそらくこれには…MX-30へのダメ出しが苦渋のMAZDA3放出を招く結果になった負い目も多少はあったものと推測しますが^^;、他方、現車のプラチナクォーツが思いのほか地味に映ってしまったのも事実のようでした(実は私もカタログやWEB画像と比べるとそう感じた…)。

そんなわけで、満場一致であっさり方向転換。エアログレーメタリックのブラックツートーンが晴れて当選を果たしたのです(^o^)。

ん?
それはイイとして・・・

「プラスチックモール類のツヤ出しメンテ作業については負担増を阻止できたようだけど、埃が目立つ黒ルーフ車がきっちり倍増するのでは??」

ハイ、たしかに。

それは百も承知のうえで、ここでも私の負担低減(手間省き?)を狙って秘策を繰り出す計画なんですよね♪
(実行の目処がついたら明らかにします 笑)
2025年09月02日 イイね!

急転のクルマ選び〈続編〉

急転のクルマ選び〈続編〉後編からの続きです)

当初は子供たち用のMAZDA2増車を目論んでいたはずが、いつしか嫁さん専用車の交代劇へ置き換わった、このたびの次期マイカー検討。
そもそもの目的は「家族全員が気軽に使えるコンパクトな2ペダル車の導入」でしたから、増車/入替の想定シナリオが多少狂ったとはいえ、結果としては、家族の笑顔が溢れる楽しいカーライフの実現に向けて着実な進化を果たしたとはいえます。

その陰で割を喰ったのが、極めて趣味性の高い私個人のカーライフ(笑)。
直接的な台風の目は、嫁さん専用車から弾き出されたMX-30。この不憫なPHEVを救済するための「メインカー3台体制」の企みは、他でもない私自身がラインナップの正当性を見出だせず、断念することに。
かといって、我が家随一の多人数移動車&荷物運搬車であるビアンテと、新たに導入する嫁さん専用車のCX-3がガッチリ脇を固めるなか、それらと肩を並べる形で、大いに汎用性を欠く個性派SUVや、私のメインカーを5年も務めてきた6MTのハッチバック車を今あらためてサブカー的ポジションに据え直す合理的な理由が見当たらないのも事実でして…。

斯くなる上は、熟考の末に2台枠を堅持する決断をした私のメインカーのポジションを巡り、MAZDA3とMX-30を篩にかけるという悍ましい展開に進むしかなかったのです。

いうまでもなくこの2台、「SKYACTIV-X」と「e-SKYACTIV R-EV」というマツダ固有のパワートレイン技術を搭載した特殊な機種。将来マツダミュージアムに飾られても不思議ではないエポックな車両で、もちろん大のマツダ好きの私にとっては納得づくの購入で、所有満足度も極めて高い自慢の愛車たち。…まぁ、そんな稀少で程度の良い個体を、主に使い分け上の理由から減車の標的にしようとする私もどうかしていると思うのですが、クルマ道楽の行き過ぎを自ら戒める自浄機能も時には必要だろうということで^^;。

そして、私が悩んだ挙句に放出を決めたのは…

MAZDA3ファストバック

2020年の3月、家族全員のお祝いメッセージに囲まれて温かく迎え入れたまでは良かったものの、コロナ禍の大混乱と公私の多忙で思うように乗る機会が設けられなかった不遇のメインカー。
ここまでの5年半を振り返ると…返す返すも、納車直後に見舞われた外出自粛モードが大きな痛手でした。新車に乗りたいテンションが空回りし続ける不健全な状態が響き、以降も親密な関係を築き切れなかったという無念の思いが支配します。目を閉じて浮かぶのは、静かにガレージに佇む寂しい姿しかないですからね。
その反面、走行僅か1.4万キロ、外観極上のまま現在に至ったわけですから、相応に高い下取り査定が得られるチャンスでもあり、ここは運命の巡り合わせと思うほかなし…そう判断したのです。

残念ながらこの苦渋の放出により、憧れのサンルーフや6速MT車、何より、世界初の圧縮着火ガソリンエンジンが我が家から姿を消してしまうことになります。…そうそう、ポリメタルグレー&バーガンディ内装の組み合わせも、私を単なる派手好きと思わせないための会心の選択だっただけに、名残惜しいのも事実。

でも、去来する数々の寂しさや切なさは、新たにメインカーに指名することにしたMX-30 Rotary-EVと蜜月関係を築くことで払拭するしかないと思っていますし、あまりに優等生過ぎて刺激に乏しかったSKY-X号とは対照的に、まだまだ正体が掴み切れない摩訶不思議でユニークな存在のこのPHEVとならば、きっとそれは可能だと信じています。
というわけで・・・

これまでありがとう、MAZDA3。
Posted at 2025/09/02 00:00:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2025年09月01日 イイね!

急転のクルマ選び〈後編〉

急転のクルマ選び〈後編〉中編からの続きです)

アクセラXDの放出を発端とした次期マイカー選びは、長らく本命視していたMAZDA2ではなく、まさかのCX-3復活登板という急展開を見せることに。

しかし、あっさりと進んだ機種選定の裏で、私の頭の中に浮上した重大な悩みは、嫁さんからダメ出しを喰らったMX-30の処遇。別の見方をすれば、"増車"か"代替"かというマイカー体制に関わる重要な最終決断が、よりシリアスかつ複雑な形で迫られたのです。

そもそもMAZDA2を選ぶ場合であれば、子供たち向けの性格が強いので入れ替えるマイカーが想定し難く、増車の色合いが濃かったわけですが、今回のCX-3起用は、嫁さん専用車の代替という性格を強く帯びることから、前任車であるMX-30の役割や位置付けの再定義がまず重要になってきます。

無論、11年ぶりのRE車復活を諸手を挙げて歓迎し、県内第1号となる契約&納車で応えたばかりの私としては、納車から2年も経たないRotary-EVの下取り放出は発想し辛く、あらためてRX-7、MAZDA3に次ぐ第3のメインカーに位置付けて"マイカー5台体制"を復活させるというのが、素直に思い浮かんだ解決策。当然ながら、増車に伴うメンテナンス工数の増加や、車両の配置換えに伴う段取りの複雑化は想定済みで(昨年まで4年間の実績があるし)。さらには、下取車が無いため金策がシビアになることも覚悟のうえ(汗)。

ただ、そんな私にも最後まで払拭できない不安がひとつだけ残ってしまったのです。
・・・それは、RX-7/MAZDA3/MX-30の3台に向けて

自らのメインカーに相応しい愛情を
均等に注ぎ続ける自信があるか?


という、ある意味では厳しく、ある意味では当然といえる、自分自身への問いかけでした。
なぜなら、仮にも自称・クルマ好きの私のメインカーを謳うからには、単なるマイカーの1台ではない特別な思い入れや自己表現が込められているのはもちろん、用途の使い分けも含めたラインナップの必然性までがしっかり担保されているべき、と私個人は考えるからです。

(※あくまで私個人の信条であり、同系車の複数保有を否定する意図は全くありませんので悪しからずm(_ _)m)


そして、
私が数日間悩み抜いて導き出した結論は・・・
残念ながら「NO」でした。

しつこく繰り返すようですが、決してマイカー5台の世話に愛情を注ぐ自信が持てなくなったわけでも、増車に必要な資金が確保できなかったわけでもなく(何れも楽じゃないけど)、このメインカー3台体制を前に、私自信が揺るがぬ自信と誇り、そして100%の満足感を得続けることは難しい、と判断するに至ったのです。
とりわけ、
私にとって最も困難に思えたのが、MAZDA3とMX-30の適切な使い分け。両車ともにマツダ固有の技術を搭載したオンリーワンの存在であり、マイカー導入を後悔したことは一度たりともありませんが、私のメインカーとしての…換言すれば私の趣味グルマとしての、今後の合理的な役割分担というものが、納得できる形で見出せなかったのです。なんたって同世代の5ドアハッチバックのFWD車同士ですから、明快な用途の線引きを期待する方が無理だったのかもしれません。まさに父のアクセラXDがその罠に陥ったように。

こうした気持ちのわだかまりが増車チャレンジへの意欲を削ぐ決定的要因となり、機動面や経済面で確実に勝る現行のマイカー4台体制の維持へと私を向かわせたのでした。

それでは一体、CX-3導入と引き換えにどのマイカーを放出することにしたのか・・・その重大な決断は続編にて紹介します。

続編につづく)
Posted at 2025/09/01 01:26:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2025年08月31日 イイね!

急転のクルマ選び〈中編〉

急転のクルマ選び〈中編〉前編からの続きです)

足掛け2年にわたった次期マイカーの検討は、家族の意見を拾い上げながら牛歩のごとくノロノロ進み、MAZDA2の6AT車で漸くグレードやボディ色が確定。
車種としては2014年から約3年間所有したDJデミオそのもので、いわばマイカーへの"復活登板"。しかしながら、1.3Lから1.5Lへの排気量アップをはじめ、先進安全装備や快適装備の相対的な充実ぶりが、十分な新鮮味を感じさせてくれるとの見立て。何より、3代目の嫁さん専用車だったDJデミオとは役割や位置付けが異なるわけで、マイカーの布陣に新風を吹き込んでくれる期待もあったのです。

ところが
嫁さんの突然の一言から事態は大きく動いていきます。

「もっと使いやすいクルマが欲しい…」

槍玉に上がったのは、5代目の嫁さん専用車・MX-30。
義父母の生活サポート強化を図ろうと、春先から不定期的に広島へ帰省して通院や送迎を繰り返すなか、かのフリースタイルドアの介護用途での使い辛さに辟易し、決定的なダメ出しをするに至ったのです。
このユニークなドア、MX-30の個性を演出する象徴的な機構とはいえ、高齢の義父母が後席の乗降に難儀してしまう現実を前にすると、実質的には2人乗り車。義母に譲渡したDJデミオの方が遥かに実用性に優れるとなると、3ナンバーSUVのデカい図体も形無し。まぁ、夫婦2人で買い物に行く日常でさえ、駐車場で手荷物の出し入れのし辛さに閉口するので、私としても反論の余地なし。ましてや、そんな不便さに目を瞑ってまでR-EV搭載車の購入を強行した身としては、ただただ申し訳なくて心が痛む一方で…。

こうして、決まりかけたコンパクトカー選びに覆い被さるように、新たな嫁さん専用車の選定が緊急課題として急浮上。しかも

「正直、(専用車としては)もうデミオはいいかな…」

という嫁さんの意向から、その役割を新顔のMAZDA2に担わせる可能性も瞬時に消滅してしまったのです。

となると、次にコンパクトなマツダ車はCX-3
実をいうと当初、次期マイカー候補にこのスタイリッシュなSUVも挙げてはいたのです。しかし、一般に「万能さ」をウリにするSUVというユーティリティプレイヤーを、よりによって"用途別マイカー体制"を標榜する私が複数台抱えるなんてあり得ない!との偏狭な考えから、早々に候補から外していたのです・・・。
でも、もはや背に腹は代えられません。
嫁さんや子供たちが扱い易く、義父母が支障なく乗降できるクルマとして、CX-3の"復活登板"を真剣に検討し始めたのです。

実はここでも、前回放出から僅か2年のインターバルとあって、新鮮味の乏しさは懸念材料のひとつ。但し、かつて所有していた20Sはマイチェン直前の仕様だったため、EPB(電動パーキングブレーキ)や後席アームレストは我が家のCX-3としては初物。サイズが拡大されたナビモニターも含めて、MX-30と比較しても装備が極端に旧態化した雰囲気はなさそう。
これに加えて、雪深い嫁さんの実家周辺を考慮し、我が家初のAWD採用に踏み切ることにし、その重量増をカバーする1.8LのSKY-Dの初選定と併せ、十分過ぎる新機軸も確保。さらには、外装に凝った特別仕様車をチョイスすることで、未塗装の樹脂モールディング類の煩わしいメンテナンス作業から解放されるオマケまで付いてきました。

というわけで、あまりに突然だったこの新展開も、偶々娘が帰省中の出来事だったため、二転三転したMAZDA2のケースとは対照的に、グレードやボディ色の選定は瞬く間に確定する結果となりました。
むしろこの数週間、私が多くの時間をかけて悩み抜き、よもやの大決断をすることになったのは、ダメ出しを喰らったMX-30…いや、Rotary-EVの今後の処遇についてだったのです。

後編につづく)
Posted at 2025/08/31 15:55:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記

プロフィール

小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

  1 23 456
78910111213
14 151617181920
21222324252627
282930    

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

MAZDA VIRTUAL MUSEUM 
カテゴリ:My Favorite Site
2020/02/16 08:57:15
 
Jacobins Square  
カテゴリ:My Personal Homepage
2011/09/15 18:08:17
 
WW2 
カテゴリ:Our Enthusiastic Project
2011/09/15 18:06:58
 

愛車一覧

マツダ RX-7 マツダ RX-7
独身時代の2000年にⅣ型から買い換えたⅤ型。 以降5年間で計29回のサーキット走行に供 ...
マツダ MX-30 EVモデル マツダ MX-30 EVモデル
5代目となる嫁さん専用車は、我が家で初の電気モーター駆動車に。SKYACTIV-G→D→ ...
マツダ MAZDA3 ファストバックハイブリッド マツダ MAZDA3 ファストバックハイブリッド
見る者をハッとさせる造形、個性とセンスが光る色合い、世界の最先端を窺う新世代エンジン、操 ...
マツダ ビアンテ マツダ ビアンテ
我が家の遠出&多人数移動用の三列シート車として、V6フレンディのショートリリーフの跡を受 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation