
早いもので、アクセラXDの放出により我が家の駐車枠が1台空いてから7ヶ月が経ちました。
人生初の減車を機に、図らずもマイカー達のメンテナンスの手間や敷地内でのスライドパズル移動が格段に容易となり、その楽さ加減に慣れ切ってしまいそうな今日この頃^^;。
実は、最もその恩恵を受けているマイカーが、自宅充電のたびに定位置↔充電口の場所移動が発生するRotary-EVだったりします。なんたって…充電器のあるインナーガレージ左側を常に空けておけば、カーポートからの単独移動だけで事足りるので、他のマイカーの玉突き移動が不要となる大きなメリットが。我が家の充電頻度は月2回程度とはいえ、これは無視できない有難みで、このままだとカーポート下に充電器を追加する気が萎えてしまいそうです^^;。(そもそもV2H設置を企んでいるのでハードルは高いのですが)
さて
そのRotary-EV、これまでの1年半で自宅充電をトータル44回実施していますが、基本的には「100%充電」を繰り返してきました。
巷ではバッテリー保護の観点で80%充電が推奨されるなか、いつも律儀に満充電にしてきた理由は、17.8kWhのバッテリー容量ゆえ大して時間がかからないこともありますが、主には「フル充電+燃料満タン」での航続距離表示がどこまで伸びるのかに興味があったから。そう、カタログ値の上では"裕に800km超え"とも言われる総合レンジに関する野次馬的な検証ですね(笑)。
でも結局のところ、我が家のRotary-EVは平生の燃費や電費が今ひとつなせいもあって、これまでの最高記録は
640km止まり。満充電でのEVレンジも
90kmが最高値で、WLTCモードのカタログ値107kmに対して「84%相当」の表示が精一杯。平均値は80.7kmなので、さらに目減りして「同75%相当」という実態でした。
おまけに…この先トライアルを継続したところで、レンジ表示が飛躍的に伸びる感触はなかったり^^;。
ハイ、つまりは興味本位で100%充電を続ける意味はほぼ消滅しているのです。
では素直に定石通りのバッテリー保護策に走るか否かは・・・80%充電に変更した場合のデメリット次第。
まず、当然のことながら充電後のEVレンジがきっちり2割削られるはずなので、平均値でいえば64km程度という計算。バラツキを考えると50km台に留まるケースもありそう。世のBEVだったら…カラータイマーが点滅するドキドキの残レンジかもですね(笑)。
次に、このレンジ低下が我が家のRotary-EV運行にどれほど影響を与えるかですが・・・
ほとんど影響はないと踏んでいます。
なぜなら、これまで何度も報告してきた通り、我が家のMX-30は買い物用途がメインの嫁さん専用車なので、実質的な走行パターンは
①近所の市街地走行(数km〜十数km程度/回)
②隣県の実家までの往復(250km前後/回)
に絞られます。
しかも①は毎日の稼働ではなく、それこそ数週間かけて満充電後のEVレンジを少しずつ消化しているのが実態。よって、デフォルト値が80km→64kmに目減りしたところで、充電インターバルが数日早まるだけで、大勢に影響はないのです。
一方の②も、片道だけで100km近い行程となるため、どのみち手持ちのEVレンジではカバー不能。往路の高速道路走行中に発電用REが起動し、以降は基本的にHV運行を強いられるので、REが一番最初に目覚めるタイミングが10〜15分早まるだけの話。
つまり、①②ともEVレンジ短縮の実害はないといえるのですよ。
もし仮に、今よりも稼働頻度が高かったり、1回の走行距離が長かったりすれば、80%充電でのEVレンジ目減り分が、充電頻度の上昇もしくは燃料消費の増加にじわじわ効いてくるのでしょうけどね。
というわけで、納車19ヶ月目にして充電方針を変更。
自宅周辺はEVモード、高速道路はCHARGEモード、実家周辺はNORMALモードという変則的な運行ルールを維持しつつ、充電時のSOCは常時80%を基本線とします。
(今から労わっても遅いよ…というツッコミはなしでお願いしますm(__)m)
Posted at 2025/06/18 22:50:01 | |
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隠れ家のRotary-EV運行 | 日記