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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2025年09月02日 イイね!

急転のクルマ選び〈続編〉

急転のクルマ選び〈続編〉後編からの続きです)

当初は子供たち用のMAZDA2増車を目論んでいたはずが、いつしか嫁さん専用車の交代劇へ置き換わった、このたびの次期マイカー検討。
そもそもの目的は「家族全員が気軽に使えるコンパクトな2ペダル車の導入」でしたから、増車/入替の想定シナリオが多少狂ったとはいえ、結果としては、家族の笑顔が溢れる楽しいカーライフの実現に向けて着実な進化を果たしたといえます。

その陰で割を喰ったのが、極めて趣味性の高い私個人のカーライフ(笑)。
直接的な台風の目は、嫁さん専用車から弾き出されたMX-30。この不憫なPHEVを救済するための「メインカー3台体制」の企みは、他でもない私自身がラインナップの正当性を見出だせず、断念することに。
かといって、我が家随一の多人数移動車&荷物運搬車であるビアンテと、新たに導入する嫁さん専用車のCX-3がガッチリ脇を固めるなか、それらと肩を並べる形で、大いに汎用性を欠く個性派SUVや、私のメインカーを務めてきた6MTのハッチバック車を今あらためてサブカー的ポジションに据え直す合理的な理由が見当たらないのも事実でして…。

斯くなる上は、熟考の末に2台枠を堅持する決断をした私のメインカーのポジションを巡り、MAZDA3とMX-30を篩にかけるという悍ましい展開に進むしかなかったのです。

いうまでもなくこの2台、「SKYACTIV-X」と「e-SKYACTIV R-EV」というマツダ固有のパワートレイン技術を搭載した特殊な機種。将来マツダミュージアムに飾られても不思議ではないエポックな車両で、もちろん大のマツダ好きの私にとっては納得づくの購入で、所有満足度も極めて高い自慢の愛車たち。…まぁ、そんな稀少で程度の良い個体を、主に使い分け上の理由から減車の標的にしようとする私もどうかしていると思うのですが、クルマ道楽の行き過ぎを自ら監視する自浄機能も時には必要だろうということで^^;。

そして、私が悩んだ挙句に放出を決めたのは…

MAZDA3ファストバック

2020年の3月、家族全員のお祝いメッセージに囲まれて温かく迎え入れたまでは良かったものの、コロナ禍の大混乱と公私の多忙で思うように乗る機会が設けられなかった不遇のメインカー。
ここまでの5年半を振り返ると…返す返すも、納車直後に見舞われた外出自粛モードが大きな痛手でした。新車に乗りたいテンションが空回りし続ける不健全な状態が響き、以降も親密な関係を築き切れなかったという無念の思いが支配します。目を閉じて浮かぶのは、静かにガレージに佇む寂しい姿しかないですからね。
その反面、走行僅か1.4万キロ、外観極上のまま現在に至ったわけですから、相応に高い下取り査定が得られるチャンスでもあり、ここは運命の巡り合わせと思うほかなし…そう判断したのです。

残念ながらこの苦渋の放出により、憧れのサンルーフや6速MT車、何より、世界初の圧縮着火ガソリンエンジンが我が家から姿を消してしまうことになります。…そうそう、ポリメタルグレー&バーガンディ内装の組み合わせも、私を単なる派手好きと思わせないための会心の選択だっただけに、名残惜しいのも事実。

でも、去来する数々の寂しさや切なさは、新たにメインカーに指名することにしたMX-30 Rotary-EVと蜜月関係を築くことで払拭するしかないと思っていますし、あまりに優等生過ぎて刺激に乏しかったSKY-X号とは対照的に、まだまだ正体が掴み切れない摩訶不思議でユニークな存在のこのPHEVとならば、きっとそれは可能だと信じています。
というわけで・・・

これまでありがとう、MAZDA3。
Posted at 2025/09/02 00:00:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2025年09月01日 イイね!

急転のクルマ選び〈後編〉

急転のクルマ選び〈後編〉中編からの続きです)

アクセラXDの放出を発端とした次期マイカー選びは、長らく本命視していたMAZDA2ではなく、まさかのCX-3復活登板という急展開を見せることに。

しかし、あっさりと進んだ機種選定の裏で、私の頭の中に浮上した重大な悩みは、嫁さんからダメ出しを喰らったMX-30の処遇。別の見方をすれば、"増車"か"代替"かというマイカー体制に関わる重要な最終決断が、よりシリアスかつ複雑な形で迫られたのです。

そもそもMAZDA2を選ぶ場合であれば、子供たち向けの性格が強いので入れ替えるマイカーが想定し難く、増車の色合いが濃かったわけですが、今回のCX-3起用は、嫁さん専用車の代替という性格を強く帯びることから、前任車であるMX-30の役割や位置付けの再定義がまず重要になってきます。

無論、11年ぶりのRE車復活を諸手を挙げて歓迎し、県内第1号となる契約&納車で応えたばかりの私としては、納車から2年も経たないRotary-EVの下取り放出は発想し辛く、あらためてRX-7、MAZDA3に次ぐ第3のメインカーに位置付けて"マイカー5台体制"を復活させるというのが、素直に思い浮かんだ解決策。当然ながら、増車に伴うメンテナンス工数の増加や、車両の配置換えに伴う段取りの複雑化は想定済みで(昨年まで4年間の実績があるし)。さらには、下取車が無いため金策がシビアになることも覚悟のうえ(汗)。

ただ、そんな私にも最後まで払拭できない不安がひとつだけ残ってしまったのです。
・・・それは、RX-7/MAZDA3/MX-30の3台に向けて

自らのメインカーに相応しい愛情を
均等に注ぎ続ける自信があるか?


という、ある意味では厳しく、ある意味では当然といえる、自分自身への問いかけでした。
なぜなら、仮にも自称・クルマ好きの私のメインカーを謳うからには、単なるマイカーの1台ではない特別な思い入れや自己表現が込められているのはもちろん、用途の使い分けも含めたラインナップの必然性までがしっかり担保されているべき、と私個人は考えるからです。

(※あくまで私個人の信条であり、同系車の複数保有を否定する意図は全くありませんので悪しからずm(_ _)m)


そして、
私が数日間悩み抜いて導き出した結論は・・・
残念ながら「NO」でした。

しつこく繰り返すようですが、決してマイカー5台の面倒に愛情を注ぐ自信が持てなくなったわけでも、増車に必要な資金が確保できなかったわけでもなく(何れも楽じゃないけど)、このメインカー3台体制を前に、私自信が揺るがぬ自信と誇り、そして100%の満足感を得続けることは難しい、と判断するに至ったのです。
とりわけ、
私にとって最も困難に思えたのが、MAZDA3とMX-30の適切な使い分け。両車ともにマツダ固有の技術を搭載したオンリーワンの存在であり、マイカー導入を後悔したことは一度たりともありませんが、私のメインカーとしての…換言すれば私の趣味グルマとしての、今後の合理的な役割分担というものが、納得できる形で見出せなかったのです。なんたって同世代の5ドアハッチバックのFWD車同士ですから、明快な用途の線引きを期待する方が無理だったのかもしれません。まさに父のアクセラXDがその罠に陥ったように。

こうした気持ちのわだかまりが増車チャレンジへの意欲を削ぐ決定的要因となり、機動面や経済面で確実に勝る現マイカー体制の維持へと私を向かわせたのでした。

それでは一体、CX-3導入と引き換えにどのマイカーを放出することにしたのか・・・その重大な決断は続編にて紹介します。

続編につづく)
Posted at 2025/09/01 01:26:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2025年08月31日 イイね!

急転のクルマ選び〈中編〉

急転のクルマ選び〈中編〉前編からの続きです)

足掛け2年にわたった次期マイカーの検討は、家族の意見を拾い上げながら牛歩のごとくノロノロ進み、MAZDA2の6AT車で漸くグレードやボディ色が確定。
車種としては2014年から約3年間所有したDJデミオそのもので、いわばマイカーへの"復活登板"。しかしながら、1.3Lから1.5Lへの排気量アップをはじめ、先進安全装備や快適装備の相対的な充実ぶりが、十分な新鮮味を感じさせてくれるとの見立て。何より、3代目の嫁さん専用車だったDJデミオとは役割や位置付けが異なるわけで、マイカーの布陣に新風を吹き込んでくれる期待もあったのです。

ところが
嫁さんの突然の一言から事態は大きく動いていきます。

「もっと使いやすいクルマが欲しい…」

槍玉に上がったのは、5代目の嫁さん専用車・MX-30。
義父母の生活サポート強化を図ろうと、春先から不定期的に広島へ帰省して通院や送迎を繰り返すなか、かのフリースタイルドアの介護用途での使い辛さに辟易し、決定的なダメ出しをするに至ったのです。
このユニークなドア、MX-30の個性を演出する象徴的な機構とはいえ、高齢の義父母が後席の乗降に難儀してしまう現実を前にすると、実質的には2人乗り車。義母に譲渡したDJデミオの方が遥かに実用性に優れるとなると、3ナンバーSUVのデカい図体も形無し。まぁ、夫婦2人で買い物に行く日常でさえ、駐車場で手荷物の出し入れのし辛さに閉口するので、私としても反論の余地なし。ましてや、そんな不便さに目を瞑ってまでR-EV搭載車の購入を強行した身としては、ただただ申し訳なくて心が痛む一方で…。

こうして、決まりかけたコンパクトカー選びに覆い被さるように、新たな嫁さん専用車の選定が緊急課題として急浮上。しかも

「正直、(専用車としては)もうデミオはいいかな…」

という嫁さんの意向から、その役割を新顔のMAZDA2に担わせる可能性も瞬時に消滅してしまったのです。

となると、次にコンパクトなマツダ車はCX-3
実をいうと当初、次期マイカー候補にこのスタイリッシュなSUVも挙げてはいたのです。しかし、一般に「万能さ」をウリにするSUVというユーティリティプレイヤーを、よりによって"用途別マイカー体制"を標榜する私が複数台抱えるなんてあり得ない!との偏狭な考えから、早々に候補から外していたのです・・・。
でも、もはや背に腹は代えられません。
嫁さんや子供たちが扱い易く、義父母が支障なく乗降できるクルマとして、CX-3の"復活登板"を真剣に検討し始めたのです。

実はここでも、僅か2年のインターバルとあって、新鮮味の乏しさは懸念材料のひとつ。但し、かつて所有していた20Sはマイチェン直前の仕様だったため、EPB(電動パーキングブレーキ)や後席アームレストは我が家のCX-3としては初物。サイズが拡大されたナビモニターも含めて、MX-30と比較しても装備が極端に旧態化した雰囲気はなさそう。
これに加えて、雪深い嫁さんの実家周辺を考慮し、我が家初のAWD採用に踏み切ることにし、その重量増をカバーする1.8LのSKY-Dの初選定と併せ、十分過ぎる新機軸も確保。さらには、外装に凝った特別仕様車をチョイスすることで、未塗装の樹脂モールディング類の煩わしいメンテナンス作業から解放されるオマケまで付いてきました。

というわけで、あまりに突然だったこの新展開も、偶々娘が帰省中の出来事だったため、二転三転したMAZDA2のケースとは対照的に、グレードやボディ色の選定は瞬く間に確定する結果となりました。
むしろこの数週間、私が多くの時間をかけて悩み抜き、よもやの大決断をすることになったのは、ダメ出しを喰らったMX-30…いや、Rotary-EVの今後の処遇についてだったのです。

後編につづく)
Posted at 2025/08/31 15:55:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2025年08月30日 イイね!

急転のクルマ選び〈前編〉

急転のクルマ選び〈前編〉昨秋にアクセラXDを放出して以降、秘かに続けてきた次期マイカーの購入検討。

その主たる目的は、嫁さんや帰省中の子供たちが気軽に使えるコンパクトカーの導入であり、我が家では過去になかった新たな視点でのクルマ選びといえるものでした。ただ、現在のマツダの新車ラインナップを考慮すると選択肢は極めて少なく、候補車両は早々とMAZDA2の6AT車に絞られ、興味の対象はグレードやボディカラー選びへと移っていったのです。

実はその過程で私が大変悩ましく感じたのが、離れて生活する家族の好みや意見を集約するのが容易でなかったこと^^;。
とくに今回(こそ)は私の好みを押し付けてはならないと肝に銘じていたので、子供たちが帰省した際にカタログやウェブサイトを見せ、その時点の最有力色について反応を窺うことに。もちろん、運転頻度が最も高くなる嫁さんの意見も無視できないことから、ここで幾度となく回り道が発生します。
とくに一時期は装備の組み合わせ上、グレードやカラーの選択に大きな制約があり、随分と不自由な検討を強いられたものですが、昨年末の仕様変更を機に解消方向へ。ひとまずグレード選びは、下から2番目の"15 BD iSelection"で決着したのです。

一方のボディカラー選びは終始難航。個人的には、現行MAZDA2の特徴でもあるノーズ/ルーフ/ドアミラーの差し色の効果を楽しみにしていたのに、嫁さんのみならず、子供たちにも全く不評と判ってガッカリ(TT)。(コレって若者向けのコーデだったのでは?)
加えて…全ボディ色が一覧で見比べられる気の利いたページやコンテンツがないため、さほど選択肢が多くもないのに全く決め手にかけるという、じれったい状態が続くことに。ここは私の推しである"エアストリームブルー"で打開を図りましたが、残念ながら差し色の入らないシンプルなモノトーン仕様が濃厚に。

というわけで、やっとのことで車種と仕様が固まったかに思えた盆休み明け。
しかし、全く予期していなかった嫁さんの一言から、事態は急転していくのです。

中編につづく)
Posted at 2025/08/30 23:34:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2025年08月23日 イイね!

いいぞ、我が娘。

いいぞ、我が娘。先週の金曜日、私のスマホに買い物中の嫁さんから画像が着信。
そこには、短期帰省中の娘が「運転の練習をしたい」とMX-30のハンドルを握る姿が。私はすぐさま、試験場で新免を受け取った日の帰途、楽しそうにビアンテを運転する昨春のシーンを思い出していました。

しかしその晩、帰宅してから様子を聞いてみれば、どことなく歯切れの悪い娘。なんでも、狭い住宅地に迷い込み、離合の際に助手席側のミラーを軽く擦ったらしく、同乗の嫁さんによればショックと悔しさでテンションが急降下してしまったとのこと^^;。

「気にしなくていいよ、よく頑張ったじゃん」

そんな私のコトバにすっかり気を良くしたのか、翌日、約束していたお友達とのお出掛けにクルマを持ち出したいと言い始めたのです。

慌てて1日自動車保険への加入手続きを済ませ、19歳の娘と我が家随一の高額車両(笑)を送り出した私たち。18年選手のビアンテを差し出さないおバカな親とも言えますが、道中を心配する気持ちよりも頼もしさが勝っていたのは言うまでもありません。なにせ、娘より半年も前にわざわざMT免許を取得したにもかかわらず、全く運転をしたがらなかった息子とはホントに対照的なのですから。(しかも当時はマイカーが5台もあったのに 笑)

夕方遅く、娘から帰宅の報が入ったのでカーポート下で出迎えてみれば

「楽しかったー!」

の第一声。そして

「友達と別れてからもっと運転したかったけど暗くなるからやめた」

とも。

うーむ
私の運転好きのDNAは間違いなく娘に受け継がれた・・・そんなことを確信した一日でした(^^)。

しかし驚いたのは帰着時の平均燃費と平均電費。
まぁたしかに、予定外の外出だったために「SOC:0%」での出発を余儀なくされ、のっけから発電用REがガーガーとフル稼働していたのは事実ですけど、いずれの数字も過去見たことのないレベル。
きっと、行く先々の炎天下の駐車場で、旧友との楽しいお喋りに夢中になっていた結果でしょうね…アハハ^^;。
Posted at 2025/08/24 10:52:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 隠れ家の家人 | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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