INFINITIから新型クーペ登場？

シルエットだけが意味深にHPで公開されましたが、infiniti essenceに似ていますね。ちょっとテールが長いかな。まあ、商品化されたとしてもQX56などと同じようにアメリカ専用車種になるでしょうから、どんなにかっこよくても高嶺の花になる可能性が高いです（残念！

はてさて、国内ではまもなくエコカー減税が終了しますが、自動車メーカーの対応はいたって冷静。国内工場は２～３０％の減産準備をしています。これって大変なことなのでは？　と心配してしまうほどの大幅減産ですが、よく考えてみれば日本車が売れているのは北米、中国がメインで国内向けの販売台数は全生産台数の３０％以下しかありません。それが２０％減ったとしても、中国の需要の伸びの方が大きいので、経営に与えるインパクトはほとんどないのです。　憂慮すべきはやはり国内の景気で、GDPの１３％をも占める自動車産業が、せっせと海外生産を推進しているので、さらに国内景気は悪くなるでしょう。これは、人件費、補助金や優遇税制、円高など複数の要因によるもので、日本政府の無策ぶりが招いた結果でもあります。

国内景気を向上させるには、自動車産業の下請け会社への税金控除や雇用対策を行なう必要があるにもかかわらず、選挙目的のばら撒き政治ばかりで、ちっとも国内産業保護、育成を考えていない。いまの政治家で、まともに成長戦略を語れる人が存在しないのが悲しい。政党政治がまったく機能していないのだから、いっそのこと政党と派閥の結成を禁止した方がよいのでは？？　経済産業省の役人も頭がよいだけで、実行力が伴わないので、餅に書いた絵のような戦略資料作成に明け暮れ、結果が出せていない。それでも分厚い報告書を書けば毎年昇進し、給料は上がっていく仕組み。おかしくないですか！　結果として日本経済がよくなっていないのだから、経済産業省の役人は全員降格＆減給すべきだと思います。民間企業への成果主義導入は大した効果をだしていませんが、人件費圧縮には貢献しました。公的機関もその方向で導入を検討すべきと思います。