サムスンの凋落 = 韓国の没落

サムスンと言えばGDPの14%を稼ぐ韓国の屋台骨。ところがほとんどの事業が中国企業に負けてしまっている。例えばスマートフォンのシェアはかつて中国で10%もあったが、Xiaomiやoppoにシェアを奪われ1%以下に落ち込み中国工場廃止が決まった。かつてiPhoneそっくりのGalaxyでシェアを伸ばしたものの、電池爆発が相次ぎ消費者の信頼を失い現地企業にコスト競争で負けた。プアマンズiPhoneとしての役割は終わったのだろう。

韓国は材料を輸入して最終組み立てを行うのを得意とするが、LGの液晶ディスプレイなどでも同じ構図でシェアを落としている。もはや韓国が中国企業に勝てる商品はほとんどない。日本企業が韓国企業に負け没落した時と同じことが目の前で起こっているのだ。

造船、半導体、スマホ、液晶、鉄鋼、自動車 ほとんど青色吐息で輸出産業は総崩れといって良い。これでは貿易赤字となったのは致し方あるまい。内需も期待できないので国としてお先真っ暗。家計負債も国の借金もどんどん膨れあがってるのに対し処方箋はない。韓国政権は若者の借金棒引きという徳政令のようなことして支持率を得ようとしているが更に借金する奴が出て来てモラルハザードが起こるはず。

最近の韓国製品は品質確認工程の手抜きでコストを下げようとしているが、このスタンスでは消費者の信頼を失うだけだろう。クルマで品質確認をろくにしてないのは命にかかわるので危険過ぎます。市場不具合が発生したら関係者を首にするほど品質に厳しい中国製品を侮ってはいけない。

EVで言うと中国のBYDが台風の目となるだろう。