温泉で疲れを取ったら、そのまま帰るはずがなく食べ走り~
宮城県大崎市「勇喜(ゆうき)食堂」凍みっぱなし丼¥650
高野豆腐を「凍み豆腐」という東北の人なら何となく食材の察しが付くでしょう。
凍み豆腐を乾燥させずに凍ったまま熟成させたものが、凍み豆腐と共に大崎市の特産である「凍みっぱなし」。煮物や味噌汁の具材にするのが一般的なようだけど、さらに衣を纏わせて揚げ、カツ丼風にしたものが「凍みっぱなし丼」。
宮城県民なのに「凍みっぱなし」を知らなかった…。「凍みっぱなし丼」は地域興しのグルメ丼として開発されてまだ5年ほどのようなので、まだまだマイナー。オフィシャルにはこの勇喜食堂を含めた14店舗で提供。

国道47号線沿いにあるせいか、ドライブインチックな店舗。手作り感満載のメニュー。たくさんあるけど、狙いを定めていたので迷いません。野菜炒め定食を頼んでいたお客さんのをチラ見したら、野菜炒めの盛りが豪快でした(>_<)/

うん、見た目はカツ丼だ(笑) そして白髪ネギ、しそ、紅生姜の3色が映えます。

箸でぱっかーんと割ってみます。あ、やっぱ肉じゃないですね。
食感は…凍み豆腐のようなスポンジ感は全くなく、滑らかな感じ。おそらくタレを染みこませて揚げたと思われます。カツよりも衣との一体感がある。言われなきゃ絶対に豆腐由来とは判らない。
多少の物足りなさはあるんじゃないかと思ったけど、全然なし!恐れ入りました(^^;ゞ
味噌汁は味噌の味がしっかりしているのに、田舎の味噌汁のイメージを払拭するように塩っ気は控えめ。どうやら味噌は自家製で、カビが生えないギリギリまで塩を抑え、麹を多く使っているのだそうです。
宮城県北部のB級グルメ丼物といえば
油麩丼だけど、凍みっぱなし丼も負けていません。
ただ、仙台では油麩は比較的容易に手に入るし自宅で油麩丼を作りやすいけど、凍みっぱなしは入手困難で、衣を付けて油で揚げる手間も掛かる…。ということで、食べに行くしかなさそうです。
また温泉とセットで大崎に行かなきゃ。ごちそうさま~!
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食べ走り・イケ麺探し(宮城) | グルメ/料理
Posted at
2016/06/23 22:44:20