【くるま放談】「テスラ」だけがEV販売でひとり勝ちしている訳は?

テスラは2008年にEV生産を開始。 第１四半期の売上高は5億6200万ドル（前年比18倍以上）で
純利益として1124万ドルを計上。 米フィスカーの高級PHV「カルマ」やGMの「シボレー・ボルト」等が
採算で苦しむ中、シリコンバレーに拠点を置くテスラモーターズは第１四半期決算で遂に利益を
出せるまでに成長。 高級EVでも販売台数を十分なレベルに保てば利益が出ることを証明した。



同社の強みはトヨタなど同業他社に製品や技術を売ることでも収益に繋げている点。 また2009年に
発売した標準価格6.2万ドルの「モデルS」の生産では大幅に自動化を進め、生産時間を40％低減。
これにより第１四半期に約4900台を販売している。 こうした経営努力が好調を生み出している模様。
肝心の商品としての完成度も非常に高いようで、美しさ極まるエクステリアからもそれが見てとれる。