裁判では解決しない…

大津市の自殺した中学生の親は市と加害者少年を相手取って損害賠償請求をしてます。
市側はメディアによる報道により態度を一変して和解の方向で進む模様です。
問題なのは加害者少年の親は争うこと。

そこで思ったんだが、一連の同級生による傷害恐喝で精神的に追い詰められて死を選択した少年と加害者少年の親は子供に対して無関心過ぎだったのではないかと。

被害者側の父親は学校や教育委員会に何度も相談したのにも関わらず無視された。
学校や教育委員会に働きかければ「何か解決してくれる」と頼りすぎたようにも思える。
生徒が不登校になっても親は無理やり登校させていたのも事実であり子供の意思を
聞くことも無く無関心さが透けて見える。

ならば息子の意思を聞いて命がけで守ろうとしたんだろうか？
市も教育委員会も信用できないならそういう行動に至って違った方向に行ったかもしれないし
生徒が自殺することも無かったように思える。
損害賠償請求の民事裁判を起こし「市教育委員会も学校も信用できない」と公に言うことも無かったと思うけどな。


裁判ではおそらく市側とは和解するだろうけど加害者側の責任を裁判で認めることは難しいと思う。
被害者意識が強すぎるだけに「感情に訴えて解決しよう」という考え方にはいささかこの親の甘さを感じる。