歴史は２度同じことをするの？

先週のしんきろう(森喜朗)の女性軽蔑発言とともに、昨日起きた高知県沖で海上自衛隊潜水艦「そうりゅう」と民間商船の接触事故で思い出したことがある。

しんきろうが総理大臣の時、2001年2月10日。宇和島水産高校の生徒を乗せた実習船「えひめ丸」がハワイ沖でアメリカ海軍の原子力空母の緊急浮上によって衝突し沈没。船員、教師、生徒の9名が死亡した事故があったことを思い出しました。

当時、しんきろう首相は休暇でゴルフをしていてこの事故の一報を聞いたにもかかわらず無視してました。事故後の政府の対応にマスコミが突っ込むと世論とともに「しんきろう政権」の支持率は下落して地方の自公からの退陣要求とともに、総裁選を9月から4月に前倒しして小泉政権が誕生する結果となりました。

事故の2年後の2003年、アメリカは事故の過失を認めて謝罪しています。
日本政府はこの事故に対して抗議したんだっけ？なんかうやむやにしちゃったような気がしますが。

今回の女性軽蔑発言と高知県沖の潜水艦と商船の衝突事故、首相時代に起きた「えひめ丸事故」と何かリンクしてるような因果応報と言うのか。
このあと尾を引くのかなぁと思うところです。