運転中の発症は免れない

昨日の千代田区役所前で起きた事故の場所通りました。
街路樹とガードパイプにノーブレーキで突っ込んだ痕は、事故当時の生々しさが伝わってきました。原因は個人タクシードライバーのくも膜下出血を発症して、今朝亡くなられたとのこと。
以前、渋谷区笹塚の甲州街道で起きたタクシーによる死傷事故も、ドライバーがくも膜下出血を起こして搬送後意識が戻らぬまま亡くなりました。

運転中の脳の異常もしくは心臓の異常で意識を失い事故を起こしたらどうしたらいいものか。トヨタと日産、ホンダ、マツダのエマージェンシーコールではボタンを押すかエアバック展開後に自動通報するシステムがあります。

しかしドライバーが運転中に意識を失ってコントロール不能になった場合は何もできません。エアバックが展開された時点で事故は起きているはずです。
またエマージェンシーコールに関して車種が限定(トヨタの新車はほぼ全車種)されていたり、購入時に装備していなかったり普及はあまりしてないようにうかがえます。

ドライバー自信を逐次見守るセンサーで、ドライバーが万が一意識を失った場合、緊急停止やエンジンカットをする装置が開発され普及してほしいと思います。この先の超高齢化社会にこのような悲惨な事故が減っていったらなと。