R35，OSAKAへ・・・（その9）

昭和20年8月14日。
終戦前日に
大阪が大空襲を
受けていたとは！(-_-;)


【　今回，先輩が足を運びたかったのは，太平洋戦争末期
　　大阪がどのくらいの被害を受けたかを紹介する資料館（？）。

　　先輩は両親とも地元大阪の出身だそうで，特にお母さんが　　
　　中心街の生まれらしく，幼少の頃には実際に空襲で焼夷弾が
　　雨あられと落ちてくるのをリアルで経験したそうです。　】


【　焼夷弾とは，当時日本の多くの家屋が木造で密集して
　　建てられていたことを利用して，より一層火災せしめるために　　
　　用いられたもので，着弾した際にカートリッジに入った燃焼剤が　　
　　周囲にまき散らされ，辺りはあっという間に火の海になったそうです。
　　そのため一般市民の被害も甚大となり，多くは火災により
　　生命を落とす結果となりました。　】


【　よもや，こんなものが展示されているとは予想していませんでしたが
　　実に生々しいです。
　　これはプライバシー保護をした上で掲示しますが
　　傷病名が 『 火傷Ⅱ度・Ⅲ度 』 となっています。
　　Ⅱ度というのは，比較的日常でも見受けられるもので
　　うっかり熱いもの触った場合，痛みと共に水泡形成をすることが
　　特徴的です。傷跡も時間が過ぎれば，まず瘢痕収縮をきたすことは
　　ない，とされています。
　　しかしながら最重症であるⅢ度熱傷の場合は
　　皮膚組織の深部まで被害を受けた結果，知覚神経自体が
　　損傷を受けたことにより，もはや痛みすら感じなくなる
　　という，非常に生命予後としては厳しい状態を示唆しています。

　　このケース，実はまだ数歳の子供のものなのですが
　　記載内容が把握できるだけに，余計に不憫でなりません。　】


【　今年の夏は戦争が終結して丸70年になるわけですが
　　まさか終戦の前日に大規模な戦略爆撃が大阪で
　　行われていたとは，初めて知りました。

　　粗末な防空壕も再現されていましたが，実際に中へ
　　入ってみると，穴を掘った上に天井部分は薄い板を覆い
　　その上に土をかけただけのもので，これでは焼夷弾なら　
　　対処できたかもしれませんが，本来の航空爆弾の前には　　
　　直撃を受けたら，全く役に立たなかったでしょうね。　】


【　お盆期間の，この時期。
　　当然ながら先輩にも帰省してくる家族・親戚がいるため
　　夕方前には北摂エリアへ戻り，そこで解散となりました。

　　そこから改めて，再び阪神高速に乗り大阪中心部を通ることに。
　　前々から思っていたことなのですが (￣∇￣;)
　　どうしてもココに道路を通したかった！のか
　　どうかまで分かりませんが・・・　】


【　私は環状線 （例によって一方通行の ^^;） へ向かいましたが
　　ここのポイントで，梅田方面へ向かう際は
　　なんと！w(゜o゜)w　ビルの中を突っ切っていく　

　　という実にスリリングな（爆） コースレイアウト
　　となっています。 （驚愕）　そこで思わず・・・

　　ゲートタワービルを全速力で駆け抜ける R35 
　　（ 脳内想像図w ）　】


【　大阪滞在中，何度も環状線を通った甲斐があったのか(笑)
　　頻繁なレーンチェンジにも慣れて，やはりこの日朝イチで
　　空いていた（R35が停められる） 宿舎へ到着。

　　・・・まあ，時期も時期なのでゼータクは言えませんが
　　なんというか，メッチャ 庭地の片隅感 （駄）が
　　ハンパありません！　(ノ゜⊿゜)ノ(ノ゜⊿゜)ノ(ノ゜⊿゜)ノ　】


【　民家の内庭みたいな場所 （爆）の すぐ後ろには
　　線路があり時折，電車が行き交います。
　　う～む，やはりこれは 民泊しているかのような錯覚 に陥ったと
　　今でも思っています。(◎_◎;)　】


【　今回の大阪滞在で，ある意味 最大の再会劇 がありました！
　　それは高校時代の後輩に，実に15年ぶりくらいに会ったことです♪
　　ｷﾀ━━━━（｡Ａ｡）━（ﾟ∀ﾟ）━（｡Ａ｡）━（ﾟ∀ﾟ）━（｡Ａ｡）━━━━!!!!　

　　実はひょんなことがきっかけとなり，思わぬ経緯で
　　現在の消息を知ることになり （謎）　その後，話がトントン拍子で進み
　　結果として予定より早い段階で，再会することができたのです！　】


【　その後輩とは，高校時代の学生寮以来の付き合いで
　　別々の大学へ進学後，これまた奇遇なことに彼が進学した大学が
　　ある年に西日本エリアの大きな大会を総合主管をすることになり
　　当時，別の大学の渉外担当（？）みたいな役職を拝命していた私が
　　ちょくちょく会議のため大阪まで来ていた際，会っていたものです。

　　その後，我々は細分化された職業人の道を歩んだわけですが
　　なんと！学内でもそれなりに出世（？）した後に，大阪府内某所にて
　　部長職を拝命することになり，ようやく自分の時間がある程度
　　持てるようになり，ココロに余裕ができたと珍しく多弁傾向に
　　なっていたことを興味深く感じました♪　】


【　早いもので，彼も出身地を離れてから暮らす年数の方が長く
　　（ 彼の母親が大阪出身ということもありますが・・・ ）
　　すっかり コテコテの大阪弁がデフォルト に
　　なっていましたが　『 泉州に来たのなら，これは外せない！ 』
　　という品を幾つか，オーダーしていました。

　　その1つが・・・ 『 泉州水茄子漬け 』。
　　アクが少ない品種だそうで，そのままでも食すことができるとのこと。
　　それは浅漬けにしたものが出てきました♪
　　確かにクセがなく，ドンドン口に入っていきます。
　　結局，後でもう1皿追加オーダーをしてしまいました。(≧▽≦)　】


【　こちらは 『 がっちょ唐揚げ 』 。
　　泉州の水茄子は聞いたことはあるのですが，がっちょは初耳でした。　
　　同じく，この辺りの人たちは当たり前に口にしているそうですが
　　ナルホド・・・揚げたてサクサクで非常に美味しく頂きました。

　　まあ，お互いに苦労をしながら現在に至ったことを苦笑いしつつ
　　今後の定期的な関西遠征の折にでも，また改めて再会することを　　
　　約束しつつ，相手は後輩ではありますが，今回は本人の強い意向で
　　ご馳走になってしまいました。 (￣∇￣;)

　　ある意味，関西エリアに また1つ 人脈が増えてしまったとも
　　言えますね～　全く・・・世の中は縦・横・ 斜め（爆）で
　　繋がりができているものですね。＼(◎o◎)／！　】
　　⇒続く