二つの終わりに感じたこと

本日発表された中で考えたもの。

一つ目は、トヨタ車急加速問題の終わり。

まだ続いていたのか、という思いと、あれだけ騒ぎ立ててこれだけかよ、といういかにもアメリカのジャパンバッシングらしい終わり方。

結局、何だったのでしょうか。サードパーティのフロアマット問題に便乗し、電子制御に難癖つけて裁判をした人間の浅ましさに呆れます。いくら「裁判起こして稼いでやる」の訴訟大国アメリカだって、こんな詐欺みたいなことを議員がグルになってやっちゃあダメでしょ。

この件でトヨタが叩かれていた期間にGMの車が売れたんですよねえ。フォードもクライスラーもあるので、それだけが理由ということはあり得ないのでしょうけど、政治的な悪意の影がちらつきます。

私個人としては、トヨタというメーカーはそんなに嫌いというわけではないです。まあ、明らかにライバル車を潰しに来るような低価格攻勢をしかけてくるのは好ましくありませんが。

トヨタ車を持たないのは、単に欲しいと感じた車が無かっただけですし。

とりあえず、今後はこういう政治で日本メーカーを潰しに来るようなマネは止めてほしいなあ、と思った次第です。

二つ目はフジテレビのF1中継地上波終了。

うち、BS放送見られません。

BSが見られない人は沢山いると思います。放送時間がどうなろうと、見られる人は確実に減ります。

それでも、地上波は止めると。F1やるぐらいなら他のコンテンツを流した方が儲かるってことですよね。

完全中継ではありませんが、SUPER GTはテレビ東京で見ることが出来ます。日本での人気は、F1よりもSUPER GTの方が上ってことなんでしょうかね。

以前書いたとおり、レースってバトルが無かったら面白くも何ともないんですよ。それに、日本人ドライバーが無茶苦茶活躍しているわけでもなく、日本の自動車メーカーが参戦しているわけでもなく。日本のメディアにとっては「旨味の少ない」コンテンツになっちゃったんですね。

マクラーレンホンダ全盛期は凄かったんですけどね。これも時代の流れでしょうか。

シューマッハ復帰でちょっとずつまた見始めたF1中継だったのですが、これで完全に終わっちゃいました。

また、一つの時代が終わったんですねえ。寂しいなあ。