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Tetsu@のブログ一覧

2025年07月27日 イイね!

L663 Land Rover Defender

L663 Land Rover Defenderさて、整備手帳へ上げたのですがレンスポのフロントウインドウから雨漏りが発覚し、交換のために5日間ほど預けたので代車をお借りしていました。借りたのはL663 Defender、ボディはロングホイールベースの110でエンジンは2L 4気筒 ガソリンのP300 = 300ps/400Nmという仕様でした。ディフェンダーのモデル名、110というのは昔はホイールベース 110inch=2800mmを表していましたが、今の110は3020mmあります。今や各社の数字のモデル名が排気量を表していないのと同じですね。L663ディフェンダーは2020年に発売され、この時にシャシーはモノコック化され、D7xという先代レンジなどと同じプラットフォームになっています。同じような次期にモデルチェンジしたGクラスとラングラーがラダーフレームを使い続けたこともあって、デビュー当時はモノコックに転換したことが非難されたように記憶しています。いずれにしてもモノコックへの転換は軍用車やハードコア4WDとしての運用などは想定しない、かなりの宗旨替えであることは間違い無いでしょう。なおこの個体のグレードなどの詳細はわからないのですが、オプションのエアサスと20インチホイール・タイヤが組まれていました。

デザインは一気にモダンになりましたが、オリジナルのエレメントが各所に配されて上手くデザインされており、とてもカッコ良いです。



乗り込むと、レンジローバーやレンスポより一段高い位置に座る感じです。ほとんどハイエース並み。高いシート位置から足を深く曲げるようなドラポジ。ボンネットは綺麗に見えますし、ピラーも立っているので大きいながらも車幅が掴みやすいです。

走り始めると、レンジやレンスポと比べればもちろん硬めではあるのですが、ガツっというハーシュネスは入って来なくて基本的な乗り心地が良いです。むしろフワつかない分、すっきりとした感じすらあります。そしてクルマが軽い。どうやら300kgほど我が家のレンスポより軽いようです。2.2tで軽いというのも変な話ですが、実際軽く感じます。しかしP300のパワートレインはクルマのキャラクターには明らかに合っていませんでした。スペックでは400Nm出ていますが、300psを出すには結構なブーストをかけているようで、とにかくターボラグが大きいのと、ボトムでのトルクが根本的に不足しています。トランスミッションもエンジンを低回転に張り付けるような設定なので、ちょっとした加速をする時ですらトルクで持って行けず、いちいちキックダウン→ターボラグ→グワっと加速・・・とリニアリティに欠けます。これは雪道を走らせにくいでしょうねぇ・・・。おまけに燃費だって街中6-7km/L, 高速クルーズでようやく12-13km/Lと3Lディーゼルと変わらないか少し劣るくらい。

しかし、このパワートレインのおかげでコーナリング、ハンドリングはとても良くてびっくりしました。フロントが軽く回頭性が良いのですね。もちろんロールはしますし、当然ながら限界はそこまで高くはないです。しかしステアリングはレンジやレンスポに通じる繊細さと正確さがあり、綺麗に横Gをコントロール出来ます。サスもダンピングが効いていて、揺れはしますがスッキリとした乗り味。もはやレンスポよりスポーティと言っても過言ではない(笑。ターンパイクでコーナリングを気持ち良く楽しんでいたらフェアレディRZ34に追いついてしまい、立ち上がりや直線では離されるのにコーナーでは追いついてしまい、こっちがビックリ。(変な脚入れて車高を落とすからそんなことになるんだよ・・・) いずれにしても、モノコックへ転換したのは英断だなぁ、と思います。私がラダーフレームのゆるふわ系の乗り味に馴染めないということもあるのですが、単純にこういうモノコックの方が走らせやすいのではないかと。

ただブレーキはイマイチ。ストッピングパワー自体が足りないですし、あっという間にフェードしました。これはちょっと頂けない。クルマのキャラがとかスピードがとかじゃなく、多分長い急坂を下ることに不安を感じるくらいのレベル。今回は1人だったけどディフェンダーは3列仕様の7人乗りまであるモデルです。7人乗車でDレンジのまま富士山の須走口を下ったらどうなるんだろう・・・。高速域でのフル制動は大丈夫なんだろうか・・・。このモデルのフロントキャリパーは片押し2Podだったのですが、ショウルームで6気筒モデルのブレーキを見ると対向6Podが入っていました。もしかしたら改良されているのかもしれませんね。

高速道路はやはりエンジンのトルクが気になるのですが、直進性も良いし見晴らしが良いので走らせやすいです。

というわけで総じてとても良く出来ているクルマでした。ブレーキは明らかに不足していましたが、改良されているのであれば問題無し。将来、もしレンスポのフワっとした乗り味に飽きたらこれも選択肢かもしれません。こんなオーセンティックな感じ、結構好きなんです。

Posted at 2025/07/27 11:31:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | Land Rover | 日記
2025年07月07日 イイね!

L460 Range Rover

L460 Range Roverエンジンオイル交換をお願いしている間、せっかくなので一晩レンジローバーをお借りしました。それで早朝から箱根に散歩へ行ってきました。お借りしたクルマはMY25のD350 Autobiographyです。レンジローバーはMY25からD350になったのですね。D300は300ps/650Nmですが、D350は350ps/700Nmになります。ボディはスタンダードホイールベース(SWB)。シャシーは基本的にレンスポも同じ構成ですが、レンジローバーの場合、リアステアは標準のようです。この個体は22インチのホイールでした。

乗り込むと、室内のデザインは素材やテイストは随分違うものの、インターフェースなどはほぼ同じなので全く違うクルマという感じがしません。



しかしAutobiographyということもあって、上質感は流石です。基本的に全てレザーとウッドとサテンアルミっぽいフィニッシュで、天井までレザーが張り込まれ、パネルのウッドも上質。レンスポのように布が張られているところはありません。リアシートも豪華そのもの。仕上げを除けばインテリアで一番異なるのはこのリアシートの造りでしょうね。ルーフも下がっていないので頭上スペース自体が広い上、リクラインの角度もより深く寝ます。



走り始めて感じるのは、想像以上にレンジローバーとレンジローバースポーツが近いことです。足回りは一回り柔らかくストロークを使う感じで、更に快適な乗り心地を実現しているのですが、とは言えレンスポとどれだけ差があるかというと、案外大きな差ではないように感じました。一方でハンドリングの方はレンスポと明確にセッティングを変えています。まずステアリングの径が一回り大きく、パワステのアシスト量も多く操作力が軽いです。とは言え反応がダルいみたいなことは一切なく、リニアリティも素晴らしいので横Gのコントロールもやりやすいです。この辺りは味付けとして明確にラグジュアリーカーとしての方向性で、比べればレンスポはスポーティなセッティングとされているのが良く分かります。さらにリアステアがあるので、取り回しは全長が10cm程度長いにも関わらずウチのリアステア無しと比べて楽々です。そして、クルマは全域で実に静か。エンジンは気持ち良い直6の音が遠くで響き、レンスポみたいなスピーカー演出一切無し。レンスポのスピーカー演出は実に下らないしクルマの質を下げているとしか思えませんね。Dynamicモードで鳴るだけならまだしも標準状態でも鳴らしているのが良く分かりました。



エンジンはD350なのでやはりトルクもパワーも一回り上で、高速域で更にゆとりがありました。D300も街中や郊外では一切不足は感じないのですが、高速での追い越しなどはトルクもパワーももう少し欲しいと思うことはあって、D350くらいなら充分なんだろうな、と。TDI TuningのChipを入れるとそれくらいになるので少し考えてしまいます。

高速道路、ワインディング、街中と250kmほど走らせましたが、確かに違うけどしかし想像以上に近いという印象でした。それは試乗車を返却して自分のクルマに乗ってもあらためて感じたことです。確かに違う、しかしそれは味付けレベルでそれも極端に差をつけていない。レンジローバーがコンフォート寄りの10、ポルシェのカイエンをスポーツ寄りの1とすると、レンスポは7-8辺りになるんじゃないでしょうか。それくらい近い。複数のWeb上の記事でレンスポの特徴は価格の安さ、みたいなことが書かれていて「しょうもないインプレだな」などと思っていたのですが、つまりはクルマ自体がかなり似通っているからこその感想だったのですね。とは言え、じゃあレンジローバーは高価に見合わないのかというとそれは明確に違います。コンセプト的にもクルマの出来的にもレンジローバーの方が筋が通った感じがありますし、落ち着いたデザインや2分割のテールゲートなど、伝統も感じさせます。レンスポはそれ自体の出来は非常に良くて満足しているのですが、スポーツかと言われるとレンジローバーよりはね、という程度でカイエンに比べればスポーツ性は高くありません。スポーツ性をどう考えるかという哲学的な話でもありますが、レンジローバーでもレンスポでも繊細でリニアなハンドリング、シャシーはこれはこれでスポーティだと言えなくもないのですよね。ただワインディングを攻めてみよう、みたいな気持ちは微塵も起こらないのでw、そういう点ではやっぱりスポーツではない。

色々と興味深い試乗でした。

Posted at 2025/07/07 09:56:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | Land Rover | 日記
2025年07月05日 イイね!

エンジンオイル交換 - Range Rover Sport

エンジンオイル交換 - Range Rover Sportレンジローバースポーツ、ディーゼルモデルのエンジンオイル交換のサイクルは何と2年または34,000km。今までのどのメーカーでも走行距離と関係なく1年での交換が指定されていたのに比べると、格段に長いです。使用オイルはカストロール、日本ではどうやら市販されていない EDGE Pro Eという製品のようで、粘度は0W-30です。こうした指定オイルと生産精度などもあって2年でヨシとしているのだとは思います。・・・確かにそれはそうなのですが、とは言え。UKのサイトを調べていると、このインジニウムDT306エンジンでのトラブルはエンジンオイルのブローバイガスによる希釈が根本原因の場合がほとんどで、レンジローバー専門のショップでは5,000km程度での交換を推奨しているところもありました。

新車時に多くの顧客が契約するであろう3年間のメンテナンスプログラムでは、2年毎の交換がベースなので新車購入から2年経過時点での1回しかオイル交換が含まれていません。毎年交換しようとすると、1年目と3年目は出費が必要になるということです。なのであまり意味が無いと思い、入っていません。



一方、オイル交換の1年、2年という期間はオイルの酸化による劣化をベースに考えられてのことです。では現時点でのオイルの状況はどうなのかというと、今回は納車整備にエンジンオイル交換は含まれていませんでした。ウチのクルマは2024/5/23製造、2024/9/27日本到着という個体でして、実は製造からは既に1年以上経過していることになります。そしてマニュアルで慣らし期間と指定されている3,000kmを超えています。そういったわけで、ここで一度エンジンオイルとフィルターを交換しておくことにしました。

実際のところ我が家での利用状況は近所でのチョイ乗りはそれほど多くなく、使う場合は大抵高速に乗ったり、踏んだりするケースが結構多いです。なので今までDPFの再生が行われたことはないですし、アドブルーも全然減らず新車時からずっとチャージまで残り15,000kmという状態が続いています。となると、ブローバイガスのエンジンオイル希釈や水分の混入についてはまだそれほど心配しなくても良いかな、と思わなくもないのですが、まぁ下らない不安を抱えるよりは交換してしまった方が精神的にも楽なので。

オイル量ですが、フィルター交換まで行った場合、びっくりの10.4L。ツインターボとは言え3.0L直6でここまでオイル量が多いとは・・・。AMGのV8 4.0L ツインターボですら9.0Lだったのに、それより1L以上多い・・・。オイル量が多ければ劣化も相対的に薄まるということもあるでしょうし、ロングライフに貢献しているのかもしれませんね。4,600円/1L以上するオイルを10L以上使うので、フィルター・工賃込みで7万円ほどにもなりました。(汗

オイル交換に要する時間は1時間−2時間程度だそうなのですが、せっかくの機会なので一度乗ってみたかったレンジローバーの試乗車をお借りしました。その試乗記はまた別のブログにて。
Posted at 2025/07/05 12:50:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | Land Rover | 日記
2025年07月03日 イイね!

金沢へ

金沢へ6月の来日ラッシュ(仕事の、です)がようやくひと段落したので、どこかへ逃避行したい!ということで金沢へ行ってきました。温泉も考えたのですが、宿は普通にホテルに取ってその分美味いものを食べよう、と・・・。最初はバイクで行くつもりだったのですが、意外に疲労が溜まっており連日睡眠が浅かったこともあり、久しぶりにボクスターを連れ出すことにしました。初日は1人でツーリングを楽しみ、妻は2日目午後から新幹線で合流ということに。

ボクスターに乗り込み、いきなり「低っっ!」11年以上も乗っているのに驚く(笑)。すごく低いところに座っている感があって路面がすぐそこです。これでもエキシージに乗った後だとまるでセダンのように高いポジションだと思ったものですが、レンスポから乗り換えるとスポーツカーそのものです。この「本物のピュアスポーツじゃないけど、スポーツカーを感じさせ、それでいて実用性と日常性を併せ持つバランス」がポルシェの真骨頂なんだなぁ、とつくづく思います。

午前中から30℃になろうかという暑さ。平日とは言えそこそこ混んでいた中央道は甲府を過ぎると交通量は急に減り、快調にクルーズ。長野道の松本で降りて上高地を目指します。松本でもそこそこ気温は高く、日差しが強かったのでルーフは閉じていたのですが、上高地に近づくにつれて気温はどんどん下がってきたのでルーフを開けて気持ち良くドライブ。標高が上がるとなんと20℃を切るほど下がり実に気持ち良い。上高地までは車列に連なってのんびり走っていたのですが、安房トンネルを越えると行き先がバラバラになってR471で富山方面へ向かうクルマはほとんど居なくなりました。R471は奥飛騨温泉郷を通って高原川沿いを走る気持ち良い道路です。見座でR471を外れ、「飛越高原天の夕顔の道」とか名付けられた道路に入ります。典型的な田舎の山道で、どんどん標高を上げていきます。路面も綺麗で道幅もそこそこあり気持ち良く踏めます。

そして久しぶりに有峰林道へ。ここまで来るともう全くクルマは走っていません。前のクルマに追いつくこともなければ、すれ違うこともありません。完全に貸切状態。有峰林道は岐阜から富山に跨る舗装林道で、元は有峰ダムの建設のために作られた道路です。



如何にも森を切り開いて作った、という山深い森の中を走るのが印象的です。料金所へ着くと道路を跨ぐようにロープが張られています・・・??? 通行止めなのかと思ってUターンしようとバックをすると、良くみたら料金所の中に人がいました。通行止めなのか確認しようと再び料金所の脇へ止めると、おじさんが出てきて通行止めではないとのこと。「あまりに空いてるから料金所をそのまま通過しようとする人がいるから、クルマを止めるためにロープを張っていたんだ」とw。聞けば今日はほとんどクルマが来ていないらしく、「クルマ全然いないから思い切り飛ばせるよ!でも気を付けてね。」 うーん、良い(笑)。久しぶりに思う存分踏みました。



ここの路面は元は綺麗なのですが、あまりにもクルマが通らないので落ち葉や枝、それから落石も結構あります。この日のコンディションはバイクだとちょっと気を遣う感じでした。もちろんクルマでも気を遣いますが緊張感が違います。それにしても気持ち良い。1人で誰もいないワインディングに没頭することの幸せ。落ち葉や枝でちょいちょい挙動を乱すのですが、その全てが手の内にある安心感。(もちろん滑ることを予測しながら走らせてるからですが・・・)この程度なら実にコントロールしやすいシャシー。楽しいなぁ・・・。



そうして山を降り、立山市から北陸道で金沢へ。随分工事が多いですが、夕方早めにホテルへチェックインしました。晩御飯をどうしようかと思ったのですが、翌日は贅沢をするのでゴーゴーカレーでw(東京にもたくさんあるっていうのに)。

さて翌日、この日の昼ごはんは小松弥助へ。小松弥助は北陸どころか西日本を代表する鮨屋の1軒でしょう。ここは10数年ぶりくらいでしょうか。店が移転しており、金沢駅近くの旅館の中に入っていました。



昔は確か紹介じゃないとダメだったので、お客様に紹介頂いたような。今回は数日前に電話を入れたのですが、1人だったのでカウンターを空けてくれたようです。いよいよ店内に入ると、驚くことにレジェンドと言える大将はご健在(93歳)で、それどころか今だに握りはほぼ全て大将が握っています。動きを見ていてもとても90代とは思えない機敏な動作。凄過ぎます。江戸前の仕事、細かく包丁を入れたネタにふんわりとした柔らかめの握り。大将からの手渡しで頂きますが、箸など使ったらバラバラになるでしょう。そういう意味では少し独特と言っても良いかもしれません。握りはもちろんそれぞれレベルが高いのですが、この日のベストはまさかのウナキュウ。ウナギとその焼きはそれ自体が名店レベルだったような。次はスペシャリテと言われる白山という一口丼。酒が進み過ぎそうになるのを必死に堪え、美味しく頂きました。



午後には妻が金沢へ着き、夜はフレンチ、ENSOへ。正確にはInstallation Table ENSO L’asymetrie du calme という長い名前のお店。片町のはずれにある一軒家のレストランです。



スタイルとしては創作系フレンチですね。メニューはもはやなぞなぞ(笑)。イラストで食材が描かれており、食材が何か、どんな調理かを客は想像しながら料理を待ちます。



イラストそれぞれが1皿なので何と全14皿。それも一皿一皿はとても凝っており、これだけの種類の仕込みをすること自体が想像を絶します。そう言えばフレンチでワインリストを見なかったのはいつ以来でしょうか。何しろ食材自体も良く分からないし調理も良く分からないので、選びようがない。素直にペアリングをお願いしました。

私はどちらかというと創作系よりはクラッシックを好みますが、しかし全ての料理が非常にレベルが高く美味しかったです。素材の良さ、丁寧な仕込み、火入れ、何より食材や調理の組み合わせから生まれる複雑な味わいの素晴らしさ。素晴らしいセンスだと思います。全てが美味しかったのですが、あえて選ぶならこの日のベストは甘鯛のローストをスープに入れた一皿(写真中央下)。細かい点は忘れてしまいましたが(汗)、松笠焼き的に鱗をパリっと焼き、身はふわっと仕上げてスープとのバランスが最高でした。



翌日はホテルをチェックアウトして金沢港へ。いきいき魚市場というよくある観光客向け?の市場の中にある、立喰い鮨 優勝へ。店名が優勝ってあなた・・・笑。ここは金沢の名店の一つである、めくみの大将が監修しているとか。



ここも流石にレベルが高かったですね。クエとウニが最高でした。このままクルマで帰るので、お酒が飲めないのが残念過ぎました。



帰りは福井から白川郷へ抜けるホワイトロードが開通したということだったので走ろうと思っていたのですが、岐阜側の崩落箇所の修復が間に合わなかったらしく、全線開通ではなく折り返しとのことだったので、北陸道〜上信越道〜関越道経由で帰ってきました。約1,000km、ボクスターと美味しいものを楽しんだ週末でした。
Posted at 2025/07/03 10:43:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ旅 | 日記
2025年06月14日 イイね!

最新型アルファード

最新型アルファード先日、初めて最新型(ってもうデビューから2年も経つんですね・・・) のアルファードを数日間借りてました(レンタカー)。弊社上層部が日本に来てまして、客先が色々と不便なところにあるのでクルマで移動で。それでせっかくなのでノアとかではなくアルファードにしてみました。アルファードは先代のもレンタカーで借りたことはあるのですが、正直言ってセカンドシートの作りが豪華で足元スペースが広い以外は、乗り心地、ノイズ、ハンドリングやパワートレインのしつけ、走らせやすさなど見るべきところは全く無く、故にインプレを書くこともありませんでした。

ところが最新版は全く違っていました。

そもそも乗り込む時点で床面がかなり低いことにびっくりw。(やっぱりレンスポはモノコックのくせにあれだけ高いというのは独特なんだな) 内装はレンスポのシンプルさに慣れてしまったのでとてもビジーに感じました。センターコンソールが大型モニターに繋がるようなデザインで圧迫感があるのと、モニター上で表示されている項目が非常に多いのが目立つというか。質感は今一歩。上手く見せていますが、素材の質が高くないことはすぐ分かっちゃう感じ。2座キャプテンシートの2列目は相変わらず特等席で、リクラインの角度もかなり寝るので車内からリモート会議をやるときに快適でした。後席のゲストは初めての日本のミニバンにびっくりしてましたw。そりゃそうですよね。座った感じはSクラスなんかより全然広くて快適なんですから。

走らせると、そもそもサイズが絶妙。長さは5mあるのに幅を1850mmに抑えていて、これはレンスポより15cmも狭い。それに側面が抑揚が少なくボクシーなので、これらが走らせやすさにとても効いています。重心が高い感じも抑えられていて全体的にシャシー剛性も高くなったので、ふらつき感も全然無いし、乗り心地もまずまずです。開発時にSクラスやロールスを参考にしたとかいう記事を目にしたのですが、流石にエアサスを使うこれらのクルマほどじゃないですし、そことはかなり差があります。何ならレンスポとも大分差があります。でもコイルスプリング+パッシブダンパー+剛性に不利なボディ形状であることを考えれば、充分と思います。ハンドリングもフィールは別としても基本的にリニアで、不自然な感じも意に沿わない感じもなく、横Gのコントロールはちゃんと出来る感じでした。ハイブリッドのパワートレインも普通に走らせる分にはラバーバンド感もそこまで強くはなく、踏んだら「あぁ・・・」とはなりますがこちらも充分なコントロール性。それでもって、街中、高速、がっつり渋滞含む使い方でオンボード上はなんと14km/Lという燃費。大きめなのも含め5人乗っていてこれです。本当に凄い。

細かいことですが、シートのベンチレーション/ヒーターやステアリングヒーターまでもAUTOなのにもびっくり。ある朝は比較的涼しかったので、起動して荷物とか積んで乗り込んだら「ステアリングあっつ!」みたいな(笑 そうかと思えば少し暑い日は勝手にシートベンチレーションが入ってちょっと寒かったり、3列目に乗り込むために電動リクライニングやオットマンが付いてる豪華なキャプテンシートを動かすのは手動でガチャガチャ動かさないといけなかったりもします。(その方が早いのは分かるけど)


そんなわけで、この型のアルファードは前のモデルと完全に別モノ。物凄い進化。なんかもう、クルマ的には二世代分くらい進化した感じ。これは売れるわ。こうなるとレクサス版のLMはどうなんでしょうね。かなり補強を追加してボディ剛性を上げているみたいですしダンパーも電子制御。LMはヨーロッパにも出すみたいですけど、結構行けそうな気がします。
Posted at 2025/06/14 02:01:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

プロフィール

「うーん、何しろカッコいい😍」
何シテル?   08/07 13:50
10年以上続けていた2輪レース活動を休止し、のんびりとバイク/クルマ生活を楽しんでます。今はやる方ではなく観る方に変わりましたが、モータースポーツは2輪・4輪問...
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