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2025年07月03日 イイね!

金沢へ

金沢へ6月の来日ラッシュ(仕事の、です)がようやくひと段落したので、どこかへ逃避行したい!ということで金沢へ行ってきました。温泉も考えたのですが、宿は普通にホテルに取ってその分美味いものを食べよう、と・・・。最初はバイクで行くつもりだったのですが、意外に疲労が溜まっており連日睡眠が浅かったこともあり、久しぶりにボクスターを連れ出すことにしました。初日は1人でツーリングを楽しみ、妻は2日目午後から新幹線で合流ということに。

ボクスターに乗り込み、いきなり「低っっ!」11年以上も乗っているのに驚く(笑)。すごく低いところに座っている感があって路面がすぐそこです。これでもエキシージに乗った後だとまるでセダンのように高いポジションだと思ったものですが、レンスポから乗り換えるとスポーツカーそのものです。この「本物のピュアスポーツじゃないけど、スポーツカーを感じさせ、それでいて実用性と日常性を併せ持つバランス」がポルシェの真骨頂なんだなぁ、とつくづく思います。

午前中から30℃になろうかという暑さ。平日とは言えそこそこ混んでいた中央道は甲府を過ぎると交通量は急に減り、快調にクルーズ。長野道の松本で降りて上高地を目指します。松本でもそこそこ気温は高く、日差しが強かったのでルーフは閉じていたのですが、上高地に近づくにつれて気温はどんどん下がってきたのでルーフを開けて気持ち良くドライブ。標高が上がるとなんと20℃を切るほど下がり実に気持ち良い。上高地までは車列に連なってのんびり走っていたのですが、安房トンネルを越えると行き先がバラバラになってR471で富山方面へ向かうクルマはほとんど居なくなりました。R471は奥飛騨温泉郷を通って高原川沿いを走る気持ち良い道路です。見座でR471を外れ、「飛越高原天の夕顔の道」とか名付けられた道路に入ります。典型的な田舎の山道で、どんどん標高を上げていきます。路面も綺麗で道幅もそこそこあり気持ち良く踏めます。

そして久しぶりに有峰林道へ。ここまで来るともう全くクルマは走っていません。前のクルマに追いつくこともなければ、すれ違うこともありません。完全に貸切状態。有峰林道は岐阜から富山に跨る舗装林道で、元は有峰ダムの建設のために作られた道路です。



如何にも森を切り開いて作った、という山深い森の中を走るのが印象的です。料金所へ着くと道路を跨ぐようにロープが張られています・・・??? 通行止めなのかと思ってUターンしようとバックをすると、良くみたら料金所の中に人がいました。通行止めなのか確認しようと再び料金所の脇へ止めると、おじさんが出てきて通行止めではないとのこと。「あまりに空いてるから料金所をそのまま通過しようとする人がいるから、クルマを止めるためにロープを張っていたんだ」とw。聞けば今日はほとんどクルマが来ていないらしく、「クルマ全然いないから思い切り飛ばせるよ!でも気を付けてね。」 うーん、良い(笑)。久しぶりに思う存分踏みました。



ここの路面は元は綺麗なのですが、あまりにもクルマが通らないので落ち葉や枝、それから落石も結構あります。この日のコンディションはバイクだとちょっと気を遣う感じでした。もちろんクルマでも気を遣いますが緊張感が違います。それにしても気持ち良い。1人で誰もいないワインディングに没頭することの幸せ。落ち葉や枝でちょいちょい挙動を乱すのですが、その全てが手の内にある安心感。(もちろん滑ることを予測しながら走らせてるからですが・・・)この程度なら実にコントロールしやすいシャシー。楽しいなぁ・・・。



そうして山を降り、立山市から北陸道で金沢へ。随分工事が多いですが、夕方早めにホテルへチェックインしました。晩御飯をどうしようかと思ったのですが、翌日は贅沢をするのでゴーゴーカレーでw(東京にもたくさんあるっていうのに)。

さて翌日、この日の昼ごはんは小松弥助へ。小松弥助は北陸どころか西日本を代表する鮨屋の1軒でしょう。ここは10数年ぶりくらいでしょうか。店が移転しており、金沢駅近くの旅館の中に入っていました。



昔は確か紹介じゃないとダメだったので、お客様に紹介頂いたような。今回は数日前に電話を入れたのですが、1人だったのでカウンターを空けてくれたようです。いよいよ店内に入ると、驚くことにレジェンドと言える大将はご健在(93歳)で、それどころか今だに握りはほぼ全て大将が握っています。動きを見ていてもとても90代とは思えない機敏な動作。凄過ぎます。江戸前の仕事、細かく包丁を入れたネタにふんわりとした柔らかめの握り。大将からの手渡しで頂きますが、箸など使ったらバラバラになるでしょう。そういう意味では少し独特と言っても良いかもしれません。握りはもちろんそれぞれレベルが高いのですが、この日のベストはまさかのウナキュウ。ウナギとその焼きはそれ自体が名店レベルだったような。次はスペシャリテと言われる白山という一口丼。酒が進み過ぎそうになるのを必死に堪え、美味しく頂きました。



午後には妻が金沢へ着き、夜はフレンチ、ENSOへ。正確にはInstallation Table ENSO L’asymetrie du calme という長い名前のお店。片町のはずれにある一軒家のレストランです。



スタイルとしては創作系フレンチですね。メニューはもはやなぞなぞ(笑)。イラストで食材が描かれており、食材が何か、どんな調理かを客は想像しながら料理を待ちます。



イラストそれぞれが1皿なので何と全14皿。それも一皿一皿はとても凝っており、これだけの種類の仕込みをすること自体が想像を絶します。そう言えばフレンチでワインリストを見なかったのはいつ以来でしょうか。何しろ食材自体も良く分からないし調理も良く分からないので、選びようがない。素直にペアリングをお願いしました。

私はどちらかというと創作系よりはクラッシックを好みますが、しかし全ての料理が非常にレベルが高く美味しかったです。素材の良さ、丁寧な仕込み、火入れ、何より食材や調理の組み合わせから生まれる複雑な味わいの素晴らしさ。素晴らしいセンスだと思います。全てが美味しかったのですが、あえて選ぶならこの日のベストは甘鯛のローストをスープに入れた一皿(写真中央下)。細かい点は忘れてしまいましたが(汗)、松笠焼き的に鱗をパリっと焼き、身はふわっと仕上げてスープとのバランスが最高でした。



翌日はホテルをチェックアウトして金沢港へ。いきいき魚市場というよくある観光客向け?の市場の中にある、立喰い鮨 優勝へ。店名が優勝ってあなた・・・笑。ここは金沢の名店の一つである、めくみの大将が監修しているとか。



ここも流石にレベルが高かったですね。クエとウニが最高でした。このままクルマで帰るので、お酒が飲めないのが残念過ぎました。



帰りは福井から白川郷へ抜けるホワイトロードが開通したということだったので走ろうと思っていたのですが、岐阜側の崩落箇所の修復が間に合わなかったらしく、全線開通ではなく折り返しとのことだったので、北陸道〜上信越道〜関越道経由で帰ってきました。約1,000km、ボクスターと美味しいものを楽しんだ週末でした。
Posted at 2025/07/03 10:43:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ旅 | 日記
2025年06月14日 イイね!

最新型アルファード

最新型アルファード先日、初めて最新型(ってもうデビューから2年も経つんですね・・・) のアルファードを数日間借りてました(レンタカー)。弊社上層部が日本に来てまして、客先が色々と不便なところにあるのでクルマで移動で。それでせっかくなのでノアとかではなくアルファードにしてみました。アルファードは先代のもレンタカーで借りたことはあるのですが、正直言ってセカンドシートの作りが豪華で足元スペースが広い以外は、乗り心地、ノイズ、ハンドリングやパワートレインのしつけ、走らせやすさなど見るべきところは全く無く、故にインプレを書くこともありませんでした。

ところが最新版は全く違っていました。

そもそも乗り込む時点で床面がかなり低いことにびっくりw。(やっぱりレンスポはモノコックのくせにあれだけ高いというのは独特なんだな) 内装はレンスポのシンプルさに慣れてしまったのでとてもビジーに感じました。センターコンソールが大型モニターに繋がるようなデザインで圧迫感があるのと、モニター上で表示されている項目が非常に多いのが目立つというか。質感は今一歩。上手く見せていますが、素材の質が高くないことはすぐ分かっちゃう感じ。2座キャプテンシートの2列目は相変わらず特等席で、リクラインの角度もかなり寝るので車内からリモート会議をやるときに快適でした。後席のゲストは初めての日本のミニバンにびっくりしてましたw。そりゃそうですよね。座った感じはSクラスなんかより全然広くて快適なんですから。

走らせると、そもそもサイズが絶妙。長さは5mあるのに幅を1850mmに抑えていて、これはレンスポより15cmも狭い。それに側面が抑揚が少なくボクシーなので、これらが走らせやすさにとても効いています。重心が高い感じも抑えられていて全体的にシャシー剛性も高くなったので、ふらつき感も全然無いし、乗り心地もまずまずです。開発時にSクラスやロールスを参考にしたとかいう記事を目にしたのですが、流石にエアサスを使うこれらのクルマほどじゃないですし、そことはかなり差があります。何ならレンスポとも大分差があります。でもコイルスプリング+パッシブダンパー+剛性に不利なボディ形状であることを考えれば、充分と思います。ハンドリングもフィールは別としても基本的にリニアで、不自然な感じも意に沿わない感じもなく、横Gのコントロールはちゃんと出来る感じでした。ハイブリッドのパワートレインも普通に走らせる分にはラバーバンド感もそこまで強くはなく、踏んだら「あぁ・・・」とはなりますがこちらも充分なコントロール性。それでもって、街中、高速、がっつり渋滞含む使い方でオンボード上はなんと14km/Lという燃費。大きめなのも含め5人乗っていてこれです。本当に凄い。

細かいことですが、シートのベンチレーション/ヒーターやステアリングヒーターまでもAUTOなのにもびっくり。ある朝は比較的涼しかったので、起動して荷物とか積んで乗り込んだら「ステアリングあっつ!」みたいな(笑 そうかと思えば少し暑い日は勝手にシートベンチレーションが入ってちょっと寒かったり、3列目に乗り込むために電動リクライニングやオットマンが付いてる豪華なキャプテンシートを動かすのは手動でガチャガチャ動かさないといけなかったりもします。(その方が早いのは分かるけど)


そんなわけで、この型のアルファードは前のモデルと完全に別モノ。物凄い進化。なんかもう、クルマ的には二世代分くらい進化した感じ。これは売れるわ。こうなるとレクサス版のLMはどうなんでしょうね。かなり補強を追加してボディ剛性を上げているみたいですしダンパーも電子制御。LMはヨーロッパにも出すみたいですけど、結構行けそうな気がします。
Posted at 2025/06/14 02:01:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2025年05月29日 イイね!

サスを眺めてみる - Range Rover Sport

サスを眺めてみる - Range Rover Sport整備手帳に上げましたが、先日タイヤ・ホイールを21インチにダウンサイズしてみました。元々はスタッドレス用のホイールとして購入したのですが、想像以上に溝が残っていたのでスタッドレスに交換する前に味見をしてみようということで。23インチを履いていたので2インチダウンということになりますね。結構大きな違いです。

冬はまだ先ですが、スタッドレス用のホイールをどうするか、社外品を含め色々考えていました。そもそも選択肢は多くないのですが、それでもフローフォーミングで軽量かつ強度も確保、とか良さそうなものもあるのですが、海外生産ということも含めて若干の不安が。何しろ車重が2.5tもありますからね。。。結局純正品の信頼性に適うものは無いので純正ホイールを探すことにしました。しかし実はL460/461系のレンジローバー/レンスポからホイールの締結がナットからボルトへと変更になっており、座面の形状も変わったようなのです。つまり前の型のホイールは基本的にそのままでは流用出来ない。まぁそのためのホイールボルトも販売されていることは分かったのですが、旧型の純正ホイールがL461で大きくなったブレーキキャリパーに干渉しないのかなど、確認が取れていない点も多いので諦めました。で、某オクなどを1ヶ月以上ウォッチしていたのですが、ようやく良さそうなのが出てきたので購入した、と。



この21インチのホイールはSEというグレードに標準装着されるスタイル5126というホイールです。色はガンメタが標準、オプションでシルバーも選べるようですが実物を見たことがありません。これを選んだ方はどれくらいいらっしゃるんだろう。。。タイヤは275/50R21となり、幅が285から275に1サイズ狭くなります。銘柄はこのサイズだとMichelinのPrimacy ALL SEASONが標準装着。22インチ、23インチはピレリのSCORPION ZERO ALL SEASONが標準です。ホイールは無傷と言っても良いくらいの美品でした。(ありがたい)

さて交換時にせっかくなのでサスペンションを眺めてみたのですが、これがまぁびっくり。なんと複雑な構成なんでしょうか。前後ともマルチリンクなのですが、まるで知恵の輪のようです。リアが複雑なのは何となく分かっていたのですが、フロントのアームの取り回しもかなり複雑です。



以前のブログでコンベンショナルなダブルウィッシュボーン式と書きましたが、全然違いますね。アッパーアームが一体になった形のマルチリンクです。


左フロントを前側から

フロントアッパーアームは前後一体になった所謂ウィッシュボーン形式ですが、ロワーアームは前後で分割されており、ストラットは後ろ側のロワアームにドライブシャフトを跨ぐ形で取り付けられています。


ナックル周辺


左フロントを後ろ側から

全てのアームが鍛造アルミっぽいですが、ナックルも同じく鍛造アルミっぽく見えます。タイロッドは当然ながら前引き。スタビリンクは丸棒の多分アルミ鋳造品だと思うのですが、可変スタビが装着されるストーマーハンドリングパックになると、このリンクがH断面のアルミ鍛造品になるようです。



リアですが、こちらもとても複雑。目立つのはエアスプリングのユニットで、とにかく巨大です。アッパー側のアームはナックル側の取り付け位置に結構な段差が設けられていて、かつ取り付け角度がこれまた複雑な。トーコントロールアームも結構ゴツいですね。トレーリングアームは無いみたいです。リアのスタビリンクは前側のアッパーアームから伸びていますが、H断面になっていてこれは鍛造アルミっぽいですね。因みに見ての通り、ジャッキはモノコックのジャッキポイントではなくクロスメンバーで上げてます。


ロワーアームに上反角が付いているように見えますが、これはアクセスモードといって乗降用に車高を下げているため

とにかく各アーム類とナックルが非常にゴツいのが印象的です。重量車だからというのもありますが、過剰とも思えるまでの剛性が素晴らしい乗り心地と繊細なハンドリングの両立に貢献しているのは間違いないです。クルマヲタ的には、見た目だけでももう大変満足な足周りw。カイエンと乗り比べてもシャシー剛性は遜色無いどころか、もしかしてレンスポの方が上?とまで思っていたのですが、納得でした。
Posted at 2025/05/29 22:43:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | Land Rover | 日記
2025年05月26日 イイね!

イギリス出張

イギリス出張先日、イギリスへ出張で行っていました。うちの会社は、Wokingというロンドンから南西に電車で30分くらいのところにあります。小さな街なのですがロンドンからそう遠くないこともあり、どちらかというとベッドタウンです。


ウチのオフィスからの眺め

なのですが、ウチの会社から5分くらいのところにはあのマクラーレンがあり、今回もパブへ向かって歩いている時に前後バンパー周辺を軽く偽装した750Sっぽいテストカーが普通に走っているのを見ました。(写真は撮り損ねました・・・) 





さて、イギリスへは去年も行きましたし、今までに何十回と行っているので既に特別なことでもなくなっています。なのでここ何年も仕事以外の日程の余裕を持たず、まるで大阪出張のようにw最短の日程で往復することがほとんどでした。今回もそのつもりだったのですが、仕事が早く終わり帰国日がフリーになったのです。ロンドンからのフライトは夜なので、夕方までは自由。どうするか考えた末、久しぶりにロンドン市内に出てみることにしました。

時差ボケで朝早くから起きているのでw軽く仕事を済ませ、朝食を取ってからUberでヒースロー空港へ。そこで荷物を預け、身軽になってHeathrow Expressでロンドン市内へ。時間的にはどこかじっくり見るなら1−2箇所くらいしか出来そうにないので、代わりにHOP-ON HOP-OFFのバス(1日中乗り降り自由の観光バス。大抵はダブルデッカーで2階はオープントップ)で市内を眺めて周ることにしました。久しぶりのロンドン観光。企業を訪問したり食事をしに出ることはあっても、観光となるともう10年ぶりくらいな気がします。スマホ上でバスのチケットを買いパディントンのバス停に行くと、偶然バスがいてすぐに乗れました。ほぼ満席だったのですが、幸いなことに2階の先頭に1席空いていました。(大抵は真っ先に埋まる席なんですが)


2階先頭からの眺め

パディントンを出てハイドパークの脇を走り、ベイカーストリートへ。ベイカーストリートと言えばシャーロックホームズ。シャーロックが住んでいた(という設定の)有名な221番地にはシャーロックホームズ博物館があり、シャーロックホームズ好きとしては寄りたいところですが時間がなく止む無くパス。因みにBBCでやっていた、ベネディクト・カンバーバッチ主演の「シャーロック」もかなり好きです。原作をベースとしながらも現代化され、適度にオマージュも入っていてとても良く出来ていました。バスはリージェントストリートで曲がってSOHOへ向かいます。で、ピカデリーサーカスでバスを降りました。これまた超〜久しぶりにフォートナム&メイソンで買い物をするために。紅茶? まぁ結局紅茶も買ったんですけどw、お世話になった方へのお土産にワインを。イギリス産のスパークリングワイン、ナイティンバーです。それの1086という限定キュベの2013年。これがフォートナム&メイソンだとプレミアが付かずに定価で売っているんです。イギリスでワイン生産?? えぇ、そうなんです。ワイン用ブドウの生産に向いている良い土地を探していたら、何とまさかのイギリスに良さそうなところがあった、と。実は海の底を通じてシャンパーニュに続く地層なんだそうで。(驚) 色々な努力の末、今やシャンパーニュに十分匹敵するワインになってまして、1086は別格としても、通常のキュベでも充分に美味しいです。日本にも輸入されていますのでご興味があれば是非。



再びピカデリー・サーカスからバスに乗ると、今度は金融街・シティに向かいます。そこからロンドンブリッジを渡り、今度はタワーブリッジを渡って再びシティへ戻ります。そこからテムズ川に出て川沿いを走ります。



観覧車ロンドン・アイ、ビッグ・ベンといったロンドンの有名な観光スポットは、離れたところから見ただけでも激混みです。(それはそうでしょう) 



そこから更にナイツブリッジやノッティングヒルなどを通り、パディントンへ戻ってきました。



渋滞が酷いこともあり、何と4時間以上かかりましたw。本当は別のルートも乗れるのですが、それも断念。

こうしてロンドン市内を徘徊したわけですが、交通事情ウォッチャーwとしては色々と興味深かったです。まずとにかくBEVが増えました。テスラが目に付きましたが、ドイツメーカーのクルマも多く、次いでKIAなどアジア系といった感じ。充電設備が充分あるかどうかは微妙な感じでしたが、路駐スペースにそれなりに設けられているのは印象的でした。


先頭からKIA、BMW、CUPRA(セアトのEVサブブランド)

実際ウチの会社の社員にもBEVに乗っている人が結構多いのですが、話を聞くとBEV1台だけという人は皆無。適材適所が現実的なのでしょうね。ブラックキャブもBEVのLEVC TXが増えていました。それからこれは割と昔からですが、やはりイギリスブランドのクルマがそれなりに多いです。レンジローバーがこれほど多く走っている街は他に無いでしょう。ディフェンダーよりもレンスポ、レンスポよりもレンジローバーの方が多いのですから・・・。そしてアストンマーティン、ベントレー、ロールスも驚くほど多いです。


この路駐のラインナップよ・・・

実際のところロンドン市民の1/3はもはや移民なのでイギリスブランド信仰がどこまで残っているのかは疑問なのですが、実際には多く見かけます。一方、バイクの数はスクーターを含めて明確に減りましたね。東京と同じく駐車スペースがほとんど無いので、必然のような気もします。一方でLUUPのような電動キックボードは増えてました。これがバイクが減った要因の一つかもしれません。

今回は久しぶりにロンドン市内を観光しましたが、今度はもう少し時間を取ってランドローバーの本社、ソリフルへ行ってみたいと思います。
Posted at 2025/05/26 13:51:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月27日 イイね!

レンスポでキャンプ

レンスポでキャンプ3月上旬に納車されて以降、シンガポール(出張)だったり宮古島(旅行)だったり色々忙しかったのですが、4月に入って落ち着いてきたので、ようやくレンスポでキャンプに行ってきました。

C63から収容能力が格段に上がったので、今までコンパクトなものが中心だったキャンプ道具をもう少し快適な(しかしコンパクトにならない)製品にすることが出来たり、大きなテントを買ったり、早速キャンプの質が変わった感じ。キャンプにも人それぞれ色々なスタイルがあり、最小限の装備でミニマリスト的に楽しむ、極論すれば不便を楽しむのも楽しみ方の一つなんですが、今のところは快適に気持ち良く過ごしたいという気持ちが強いので、Cクラスセダンより1.5倍くらい(体感)広くなったラゲッジでも結局天井近くまで満載ということに・・・。



クルマ全体の大きさからすれば、決して広いとは言えないラゲッジルーム。何しろ床下には23インチフルサイズのタイヤを格納出来るだけのスペースがあります。それが理由かは分かりませんが、床面が高い。加えてクーペ的なフォルムでリアに行くに従ってルーフラインを下げているので、そこから天井までの高さも高いとは言えません。なので例えばランクルやディフェンダーのような真四角な感じとは異なり、実容積は厳しいと言えるでしょう。しかしそれでも非常に便利なレンスポのラゲッジ。我が家は2人なのでリアシートを畳んでしまうことも出来ますが、キャンプの場合はむしろ畳まずにリアシートを使う方が便利。リアシートは電動で無段階に角度調整が出来、かつテールゲート側から操作が出来ます。リアシートは当然ながら後傾角が付いているわけですが、これが好きな位置まで起こせます。そこでシート背面が垂直になるように起こせば積載に非常に都合のよい感じに出来ます。その状態でリアシート上にもスペースが当然あるわけで、ここにも積めます。



我が家の一番大きいテントは25kgくらいあり、キャンプ道具を入れているアルミコンテナもそれなりの重さがあるのですが、ラゲッジ側からリア車高を下げることが出来るので、(床面はそれでも高いとは言え)重い荷物を積むのが楽になります。

そうして天井まで満載になったとしても、デジタルインナーミラーなので後方視界は全く問題無し。左斜め後方はクォーターウインドウが塞がるので流石に見にくくなるのですが、それでもリアシート上に荷物を積み上げなくて済むのでそれなりに視界は確保出来ます。C63はリアシート上も天井まで積んでいたので、斜め後方の視界はミッドシップ車か、てな感じでしたw。



そして荷物満載時の走りなのですが、まず基本的に乗り心地が良いので荷物が暴れず、ガタゴト、ガチャガチャと音を立てません。素晴らしい。また、荷物満載でもエアサスが車高をフラットに保ってくれるのでハンドリングへの影響は全く感じません。加えてステアリングやブレーキは繊細なコントロールがやりやすいので、寝ている同乗者や荷物を揺らさずに走らせやすいです。そして何回も書きますが低速域でこれほど乗り心地が良いのに、高速域ではしっかりダンピングが効いているのが本当に素晴らしい。

そして最近気付いたのですが、乗り心地が良くてストロークが長い、さらにグラウンドクリアランスが大きいというのは色々と心理的なハードルが下がるのですね。路上の凹みや段差を微妙にラインを変えて避ける、歩道を跨ぐ時はアゴを擦らないようなるべく斜めにアプローチ・・・長年蓄積されてきた癖でこういうのを今まである意味無意識にやってきたわけですが、気にせず素通り出来ることの楽さ。これは案外大きな違いです。車体が大きいことの負担は少なからずあるのですが、それでもタイヤの位置が掴みやすいので、普通の速度で走らせるレベルなら路肩まで数cmレベルまで寄せるのは自然に出来ます。大きさで一番不便なのは、我が家の狭い駐車スペースに停める時ですね。結構ギリギリまで寄せないといけないし何しろ毎回なわけで、これは明らかに負担です。360°カメラのおかげでだいぶ助かっていますが、スムーズに出し入れするために植木に手を入れたほどです。。。まぁそれでも、駐車パレットに左右クリアランス1-2cmで乗せることに比べれば楽な方だとは思いますが。

クルマに慣れてくるに従って、マイナス面が減ってきてプラス面を実感するケースが増えてきているのでした・・・。良いです、レンスポ。

Posted at 2025/04/27 06:06:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | Land Rover | 日記

プロフィール

「@SNJ_U さん 中東とか中国にはウケるんでしょうかねぇ…。 私的にはゴードンマレーT50が至高ですね…」
何シテル?   06/30 14:05
10年以上続けていた2輪レース活動を休止し、のんびりとバイク/クルマ生活を楽しんでます。今はやる方ではなく観る方に変わりましたが、モータースポーツは2輪・4輪問...
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