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ティアナのブログ一覧

2018年10月16日 イイね!

【空の要塞】メンフィス・ベルレビュー…という名の駄文【B-17】

【空の要塞】メンフィス・ベルレビュー…という名の駄文【B-17】📷:アメリカ行くしかないのかなぁ…?

秋の夜長、皆さん如何お過ごしでしょうか?
ティアナはマイルーム窓辺のカウンター席で月を見上げながら一人飲み(ノンアルコール💨)ながらボーッと

「どうしたら航空祭にB-25が来てくれるかな~米軍機も展示飛行とかで来てるみたいだし、不可能じゃないと思うけどなぁ
あと、オスプレイも良いけど陸自はエイブラムス導入してほしい。90君は可愛らしいけど何だか心配だ…」
などと考えておりました(* ̄∇ ̄*)

今回は終戦関係の記事を書く予定だったけど
「終戦から2ヶ月以上経って今更ね~どうせなら煮詰めて開戦日に何か書けば良いんじゃない?レパルス祭りとか毎年似たようなことやるよりマシでしょ?」
と我が家の零君が後ろで伸びてるので(笑)

先日、放送されていた映画「メンフィス・ベル」のレビュー(という駄文)をアップします( ̄▽ ̄)ゞ

⚠️注意⚠️
空美でもあるティアナフィルターがかかりまくってるので概要や見所などを知りたい方は、ちゃんとしたレビューサイトに行くことをオススメします👍
全体的に初見の気持ちで書いてますが、今回含めて12回観てますε≡≡ヘ( ´∀`)ノ
時系列で載せていくのでラストのネタバレあり

|д゚)チラッ
「アベンジャーの雷屠です。そこで伸びてる零戦、回収に来た序でにはっきり言っておきますよ。
読み終わったら時間を無駄にしたと後悔するでしょう。暇を持て余してるなら暇潰しくらいにはなるかもしれませんがねぇ

しかし、普通レビューという物は初見か多くても3回目くらいに書くものではありませんか…話が長くなりそうなので俺はこの辺で( ´∀`)/~~」


さて、前置きはこのくらいにして
メンフィスベルとは一言で言うと、米軍機のB-17に萌え…じゃなくてB-17のドイツ出撃を描いた戦争映画で個人的には三大傑作B-17映画です。
あ、残り2つは「戦う翼」と「頭上の敵機」です。

観たいと思う度に借りていたので合計11回レンタル
お仲間にはいっそのこと買えば良いのになんて言われたけど、洋画のDVDなんて何処に売ってるんだろ(-ω- ?)

因みに、レンタル10回目でちょっとした事件(その内、書きたい)があり11回目は24時間テレビの裏で「それならティアナは24時間戦争映画だ〰️」
とアホな耐久のラストを飾ったものの開始15分で寝落ち…

脱線したのでそろそろ本題…の前に映画の主役であるB-17とはどんな飛行機なのか紹介します(*^ー^)ノ♪

※此方もフィルターかかってます

誕生の経緯
元々はアラスカやハワイなどアメリカの沿岸地域の防衛用として哨戒と敵艦攻撃を兼ねた機になる予定だったが、1934年に工業施設の破壊を目標とした爆撃機へと計画変更された。

航空機メーカーに当時の主力爆撃機、マーチンB-10の後継機として航続力と爆弾搭載量を2倍に強化した性能を要求。
爆撃機の製造には反対派が多かったが苦境を乗り越え誕生(あれ?某破壊神に似てる?)
欧州戦線ではアメリカ陸軍の主力爆撃機として活躍し、イギリス基地を拠点としたドイツへの昼間爆撃を主な任務とした。

B-17はこんな飛行機
防弾装備と火器性能、耐久力に優れていた上にノルデン爆撃照準器により正確な投弾が可能だった。
後期型のG型では多数の12.7 mm M2機関銃を装備していた。
また、エンジン排気でタービンを回して圧縮した空気をエンジンに送るターボ過給器を搭載していたが、ターボ過給機を搭載した爆撃機はB-17が世界初らしい。

B-17頑丈伝説
1943年頃まではドイツ軍の迎撃により多数の損害が出ていたがB-17は逆にドイツ機を撃墜することも多かった。
1944年以降、P-51ムスタングなどの戦闘機が護衛機に付くようになると損害は更に減少した。

被弾してもなかなか炎上に至らなく体当たりしないと落とせない程、頑丈でありエンジンが2つ停止したり垂直尾翼を半分失ったり弾痕だらけでも普通にイギリスまで帰還していた…ってタフ過ぎませんか(;・ω・)
同じく夜間爆撃が任務であるイギリス軍のランカスターは悪友(笑)

落陽のB-17
こんな凄まじいBさんですが、航続距離に優れるB-24が現れます。
1942年から43年にかけてB-17を装備していた部隊はB-24を導入すると、B-17は偵察や救難に配置替えされ爆撃が任務だった個体は引退していった。
コンソリに負けたボーイングとか言ってはいけない。Bさん怒るよ|д゚)チラッ

日本とB-17
太平洋戦線ではハワイ、フィリピン、オーストラリアなどに配備され大東亜戦争中期まで活動。
アリューシャン方面や南東方面のラバウルやブイン等にも出撃し、洋上哨戒もこなしていた。
軍歌「ラバウル海軍航空隊」の1番に出てくるのはB-17じゃないかと思うのは自分だけかな?

銀翼連ねて南の前線(に飛んで来る)B-17と(それを迎撃する)揺るがぬ守りの海鷲、零戦の歌??

日本海軍の真珠湾攻撃でヒッカム飛行場のB-17が撃破されているのは多分そんなに知られていない話であり
蘭印作戦で、かの有名な飛行第64戦隊の隼が2機のB-17とバタビア沖上空にて交戦、1機撃墜しているのはあまり知られていない話。

そして、日本陸軍に鹵獲され日の丸付けたBさんもいたりするのは殆ど知られて(以下省略)

飛行第64戦隊などは鹵獲した機体を訓練機にしていた。
64戦隊とB-17は因縁のようなものを感じるなぁ
一式戦「隼」が主役の映画『翼の凱歌』では終盤に鹵獲B-17が登場しているらしい(が何回見てもそのシーンがよく分からない)

また、「敵機爆音集」というレコード(滅茶苦茶欲しい!)に高度別のエンジン音と解説が収録されたり、羽田飛行場で展示され全国を巡回展示された個体もいる。

このBさんたちはどうなったのかな?
個人的には羽田空港滑走路の礎になっててほしい(*´ー`*)

簡単に纏めたつもりが思ったより長くなってしまった💦
今度こそ本題に入ります。

あらすじ
背景は1943年、イギリスのアメリカ軍基地。
此処に所属しているのはドイツへの昼間爆撃が任務の第8空軍の爆撃機B-17F、愛称“メンフィス・ベル”
メンフィスベルはこれまでに24回出撃し、B-17の中では唯一無傷で帰還していた。
この任務を果たせば故郷に帰れるという25回目の出撃、10人の若い乗組員と共に最後の爆撃に飛び立って行った。

映画の作りは本当にシンプルで
・最後の出撃前夜
・ドイツへの出撃
・ドイツ軍と空中戦
・任務を果たして無事に帰還なるか?

という箇条書きで終わる程ですがその分、一つ一つのシーンの描写が本当に丁寧です。
ただ、自分には乗組員が皆、似たような顔と体型なので見分けが付きませんでした💦
この10人が物語の中心だけど一応の主人公は多分、ダニーって人。

因みに映画でメンフィス・ベルとして登場したBさんは、イギリスの戦争博物館のB-17Gで実機ではありません。
B-17F型にはない機首下部の機銃座を取り外してF型っぽくしたとのこと。
ティアナはここが1番重要だと思うけど、皆さんは如何でしょう?
え、そんなことどうでも良い?!(´▽`;)ゞ

帰還機を出迎える基地の兵士たち。この頃から米軍には女性兵士もいたんですね(;゜0゜)


この後、B-17が還ってきたものの映画開始10分足らずで着地失敗して炎上…


大事なことなので2回言います。映画開始10分程で出てきたと思ったら即退場って普通の映画に置き換えると準主役が開幕早々、死ぬようなものだけど…これで良いのか(|| ゜Д゜)

しかし、往復ギリギリの燃料しか積んでないはずだから、燃料も殆ど残ってないだろうに、あんなに大爆発するかな?


場面が変わってメンフィスベルの乗組員が集められていました。
24回の爆撃を無傷で還ってきたメンフィスベルは国民の誇りであり、戦意高揚の象徴でもあります。
そんなメンフィスベルに最後の出撃が託されました。



何、このパーティ?と思われた方
メンフィスベル出撃前夜の様子です。確かに明日、出撃とは思えない程のお祭り騒ぎですね。
恋人にハンバーグの作り方を教えてる乗員もいたし余裕綽々?(^^;)




死ぬかもしれない最後の任務、これが日本なら親の前で正座して「お国のために…」等と言ってると思いますが、死ぬかもと思いつつも勝ち戦を信じたいからこのテンションでしょうか?


野外で月明かりに照らされるメンフィスベル。
不気味な美しさを感じます(;・ω・)

次のシーンでダニー(多分)が恋人に語りかけていますが、恋人は出てきません。敢えて映していないのか、それともダニーの独白か…

パーティを抜け出す乗員の一人。
風に当たって酔いが醒めたのか現実に引き戻されたと同時に死の恐怖が襲ってきます。



翌日。昨夜のお祭り騒ぎは何処へやら、真面目に作戦を聞く乗員たち。目的はブレーメンの飛行機工場。


出撃前の最後の点検

足回りを見たり爆弾を積んだりする描写が、その場で一連の作業を見てると錯覚するほど丁寧でした。
BGMのアメイジンググレースがこれまたイイ♪

B-17の正しい(笑)乗り方



梯子も使わず飛び乗るみたいです(^w^)
風防開けて乗り込む零戦などと作りが違うとは言え、これにはびっくり(;゚Д゚)
B-17の搭乗口、こんな位置にあるなんてこの映画で知りました。

僚機に続いて飛び立つメンフィスベル





無事に上空で僚機と合流。3機のB-17、圧巻です!

この離陸から合流するまでのシーンも細やかに描かれているので是非、本編を見てほしいですね(^o^)

ドイツへの道中は機内の様子が描かれています。
将来の夢や帰郷してしたいことなど他愛ない話に花を咲かせていますが
いや、もうちょっと緊張感持ちましょうよ!と突っ込んだのは自分だけじゃないはずf(^_^;

そうこうしてる内にドイツ上空へ入ったB-17一行。ドイツ軍機に迎撃され、激しい空中戦が展開されます。
空中戦のシーンは乗組員の視点で映されるので、観ているだけでハラハラさせられます。

1機の僚機が被弾


一方、メンフィスベルはと言うと…喧嘩真っ最中Σ( ̄ロ ̄lll)
機銃で攻撃していたときに邪魔された(そんな風には見えなかったけど)とか言って仲間が大切にしていたお守りを捨ててしまいました。

いやいやいや、100歩譲って腹が立ったとしても敵陣真っ只中のしかも機内という閉鎖空間で大喧嘩ってホント、もうちょっと緊張感を
と再び突っ込み。。(〃_ _)σ∥

何はともあれ目的地に近付いた編隊
しかし、新兵の乗るマザー号がドイツ軍機により撃墜されます。



メンフィスベルはここで爆弾投下しようとするものの煙幕で地上が見えない。敵機も見えないので中々危険な状態なんですよね。

一般の民間人に被害を出さないように確実に目標を捉えられるまで待ちたいメンバーと、民間人でもどうせ敵国の人間だからと早く爆弾投下して帰還したいメンバーに分かれます。

結果は煙幕が晴れるまで空を旋回することになりましたが、同じ白人だから情けをかけられたんでしょうね。

何とか任務完了したメンフィスベル



基地へ戻る途中、ドイツ機の銃弾が命中したダニーは重傷を負います。
ここであの名台詞「死んだら殺す」が

敵によって非業の死を遂げ、更に味方に殺される…よく考えたら非常に悲惨な台詞なのにちょこっと笑えてしまうのは何故?(;A´▽`A


場面は変わって再び基地の兵士たち。
今度はメンフィスベルの帰還を待っています。


基地に現れたメンフィスベルは片脚が降りていません。

ここでやっと?乗組員たちが一致団結。手動で車輪を下ろすことに成功し着陸出来ましたが…

機体は満身創痍。エンジンも損傷してるし、こんな状態で飛び続けていたなんて改めてタフさに驚かされました(; ゚ ロ゚)


唐突に映される操縦棹

こんなにタフなB-17を作ったのはボーイングですと然り気無く宣伝というか主張しているよう
ティアナも思わず「流石、爆撃機のボーイング!」と叫びましたね(´▽`;)ゞ

乗組員たちは皆に出迎えられ幕を閉じます。


メンフィスベルもお疲れ様。多くの困難を乗り越えてよく還ってきたね(*´ー`*)


スタッフロール
6行目に注目

ミッチェル?!いやいや、何処に出てたんですか?!翼の凱歌同様に何回観ても分からないんですけどー!!
欧州戦線のミッチェルは銀色だから出てたら分かりそうなものだけど基地や空中戦のシーンに一瞬とか?
ミッチェルのシーンご存知の方、教えてくださいm(__)m


纏めの一言感想
最初に書いたようにB-17のドイツ出撃から帰還までの時間にして半日くらい?を描いただけの映画ですが、描写が丁寧に細かく描かれているので中身が薄いとは感じません😏

緊迫感のある空中戦シーンは是非とも本編で観てほしいですね。
航空ファンと戦争映画好きな方と全国で30人くらいのB-17ファンの方にはオススメです★5つ。
乗組員の見分けは難しいけど取り敢えずダニーだけ見分けられれば大丈夫です(多分)

B-17は24、25、26など多くの機種があるBさんの中で総合的に見ると実は最強なんじゃないかと自分の中でコッソリ思ってます|д゚)チラッ


ここからは余談です。自分の周りだけかもしれないけど、ボーイングが有名だからかBさん=ボーイングってイメージが強すぎるんでしょうか?

以前、保守仲間に「ティアナってB-25って飛行機が好きみたいだから(どんな飛行機か気になって)ボーイングのページ見てみたけど載ってないね」って言われたことがありまして。

いえ、あの気持ちは嬉しいんだけどミッチェル君はノースアメリカン…等と言えるはずもなく💦

色々言いたいことはあるけど1番言いたいのはメンフィスベルも良いけど、ティアナはやっぱりブラッドンガッツが1番だな(*´ー`*)
ブラッドンガッツ主役の映画はないかな~?







オマケ

雷屠「やれやれ。何とかそれなりに纏まりそうだったのに、最後の最後にどうでも良いことで締めましたね…ところで零、何故に伸びていたのですか?」
零「それがね~乾燥機に10分入るつもりが1時間も入れられてたからだよ。メンフィスベルに夢中になってるティアナのミスでね」

雷屠「成る程、あの馬鹿は2つのことが同時に出来ませんからねぇ。あ、でも良い感じに蒸し上がってますよ。草餅みたい」
Posted at 2018/10/16 22:06:52 | コメント(9) | トラックバック(0) | 艦・航空系 | 音楽/映画/テレビ

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