生き残り

　我が家の土の駐車場には、ディコンドラとクローバーが植えてある。

　ディコンドラは、一般的な緑色の葉っぱのレペンス(和名｢アオイゴケ｣･アジア原産)と、銀色のセリケア(南米原産)があるが、本来我が家には両方がスペース一面に植えられていた。

　しかし家の新築と次男の出産が重なって忙しくしていたり、その影響で土の駐車場に止めてあるプリウスが動かなかったりで、何れのディコンドラもほぼ壊滅してしまった。

　緑葉のレペンスは、湿潤に強いのだが水遣りが不足で枯死。
　逆に銀葉のセリケアは乾燥に強いのだが、クルマに因る日照不足で枯死。
　うまくいかないものだ。



　レペンスは、外構業者さんが種を大量に置いていってくれていたので、自分で種まきし何とか復活させることができた。
　一方のセリケアは、ポット苗を植えたものだったので補充ができず、全滅状態から立ち直れていない。


　それでも駐車場奥、玄関前のタイル部分はクルマが置かれていても日照があり、ある程度乾燥していたため何株かが生き残った。

　このところの激しすぎる日照で息を吹き返し、新しい芽も伸びてきた。
　今度この駐車場の主となるDuePorteは、プリウスよりもはるかに投影面積が小さいから、駐車しっぱなしでもセリケアには好都合だ。


　伸びるのに時間はかかるし、もはや全面に殖やすことはできないだろうが、生き残りの株だけでも大きく伸びていってほしい。