• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

midnightbluelynxのブログ一覧

2018年02月09日 イイね!

差動

差動 公共放送・NHKのニュースサイト「NHK NEWSWEB」の配信コンテンツから『福井 大雪で3人死亡 28人けが(午後6時)』に注目。

 坂井市で死亡した19歳男性は、度々救助を求めながらも、消防やJAFの支援が及ばず一酸化炭素中毒または低体温症で命を落としたようだ。
 極寒の車中で、白い吐息が果てるまでの孤独で絶望的な時間に思い至ると、いたたまれなくなる。


 この男性個人や、或いは福井県の防災関係者を責める意図が無いことをご理解いただいた上で、多数のクルマが長時間の立往生を余儀なくされた事態を回避する/予防する手立ては無かったのか、真摯に検証が必要だろう。
 また、先だって記事としてアップした「自助」の一環として、孤立や燃料切れといった状況を想定し、毛布・寝袋や簡易な栄養食・長期保存可能な水分等を車内に搭載しておくことを、弊サイトにお見えの各位は検討されたい。 



 さて、大雪の影響が顕在化し始めた過日のこと。子どもたちと関連ニュースを見乍ら、スタックして脱出できない車輌を救援する場面で、「パパのクルマ(=ゲレンデ)は、デフロックが付いていて、しかもセンター・リヤ・フロントと3カ所もあるから、大概のトラブルは回避できるんだよ」と解説した。

 ゲレンデの主要スペックをご存知の方であれば、デフロック装着と、その配置が「世界最高のクロスカントリー車」たる所以であることをご承知いただけていることだろう。

 子どもたちに解説した以上、本当にデフロックが動いてくれるんだろうなぁと、所用でガレージから引き出した折に、インパネ上の一等地を占めているスイッチを操作したところ、何の反応も無い。
 通常であれば、微かに「ジー」という作動音がして、スイッチ内臓のランプが点灯、ディファレンシャルのロックが完了するはずである。

 シフトやトランスファーをニュートラルに入れるなどして、状況を変え乍ら何度かチャレンジしてもダメ。
 結局、昨年末に車検をお願いしたばかりのショップに持ち込んで、チェックをお願いしてきた。


 当初は機械的な故障や、電気系のトラブルが想定されたが、どうやらどちらも正常で、最終的にスイッチ本体の不具合と結論づけられた。

 ディファレンシャルそのものの故障であれば、修理に相当な出費となることが確実だが、スイッチの交換ということで新品ならアッセンブリのみで7万円、中古部品で手を打てば工賃も込みで7万円以内に納まると、ショップから概算見積りが伝えられた。


 何だ車検の段階で気付いておいてくれよ~とも思ったが、デフロックが故障していてもディファレンシャル自体は機能を維持し、日常的な走行はできていた。
 スタック→脱出を試みる場面でない限り触れることが無い、または機能そのものを知らないオーナーも少なくない中、デフロックを特に検査するよう指示されることは稀らしい。

 死者も出たこの度の大雪、そして子どもたちとの会話が、我がゲレンデの不具合を炙り出したと思えば、それはそれで有難いことだったと考える他なさそうだ。


 ゲレンデ始め、デフロック機構を装備されているクルマのオーナー諸氏は、実際に機能するか予め確かめておかれることを推奨する。
 これもまた、「自助」を実効性のあるものとするための気配りである。






Posted at 2018/02/12 09:06:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | ゲレンデ | 日記
2018年01月15日 イイね!

進化

進化 アメリカで創刊された男性向けファッション・ライフスタイル雑誌「GQ」の日本語版サイト配信記事から『メルセデス・ベンツ Gクラスが初のフルモデルチェンジ!──40年ぶりの大進化 』に注目。


 かつてトヨタ・セルシオ(現レクサスLS)のモデルチェンジに際し、「変化を求めず、深化をめざす」なるキャッチコピーが話題を呼んだが、ゲレンデのモデルチェンジは単なる「変化」でないのは当然のこと、「深化」も適当でない。

 元々がディープなクルマなれば、これ以上の深化は想定し得ない。
 やはり記事タイトルにあるように、ニュートラル寄りな表現であるが「進化」と評するのが適当だろう。




 今日(現地時間14日)を以て、常に最新型で在り続けたW463は、一律「旧型」のステータスへ追いやられ、同じ「W463」ながら新型の時代が始まった。
 当面は「旧型」がマジョリティで部品調達等も困ることは無かろうが、5年経ち10年経ちしても、同じ状況を維持できる筈はない。

 国産および輸入四駆の名車を好調にキープされているみんとも各位のご苦労を、昨日までは「最新モデル」(でも実は20年落ちww)だからと半ば他人事として拝見・拝聴していたが、今日からは私も同じ立場のオーナーとして、苦労を背負わねばならない。

 寂しさと併せ、悩みが一つ増えたことに憂鬱を覚える。


 
 しかし、悲しいことばかりではない。
 ラダーフレーム構造・前中後のデフロックシステム・スクエアなボディ等々、ゲレンデを代表するアイコンは引き継がれた。

 まるで変形・合体しそうな迫力だった旧型最終モデルのフロントデザインや、LEDドライヴランプが仕込まれたヘッドライトベゼルは、W463の初期モデルと通底する大人しいデザインに戻された。

 記事中で「大きく進化した部分」「敢えて変えなかった部分」なる表現が見えるが、上記のように「やっぱり元に戻した方がカッコいい部分」も、弊ブログ主は見出している。

 今のところはロングボディのみのリリースだが、ショートモデル、そして我らがカブリオの展開があるのか。新型の更なる進化を、旧型のコックピットから謹んで祈念したい。



Posted at 2018/01/16 17:35:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | ゲレンデ | 日記
2018年01月14日 イイね!

沙羅

沙羅 総合週刊誌「週刊新潮」および「新潮45」で取り扱う記事を中心にニュース配信を行うサイト「デイリー新潮」のコンテンツから『高梨沙羅、愛車は2000万円ベンツ 祖父は「まだ早い」』に注目。

 恐らくは、最も若い女性ゲレンデ・オーナーであろう。
 軍用車に由来する厳つい姿とは裏腹に、ゲレンデは女性向きのクルマではないかと、弊ブログ主はかねてより思っていた。

 多くの女性が苦手とする車幅感覚は、スクエアな形状が把握し易くしてくれる上に、車幅そのものが狭い(フェンダーを外せば5ナンバーサイズ)。事故に遭っても、ゲレンデの搭乗員が死ぬことはまずない
 外国の競技関係者を接遇しなければならない場面でも、移動にゲレンデを使えば失礼には当たるまい。

 G63ではパワーがあり余り過ぎて、コントロールに困るのではないかとの懸念がある。
 こちらも同じパワーユニットを搭載した乗用車モデルとの比較では、車重が大きい分だけパワーが相殺され、扱い易くなっているのではと想像する。
 末永く愛用してもらいたい。



 一方で、お爺さまの苦言もまた、一理ある。
 最初に購入した愛車からメルセデスにエントリーした私も、似たようなことを親族に言われた(苦笑)。

 私の場合は「余計なお世話」と言い返せば済む話だが、高梨沙羅の場合はスポンサー企業の心証にも配慮する必要がある。「ゲレンデに乗る若い女性」というヴィジュアルが、自社商品や事業展開とマッチしないと思われれば、スポンサー企業は冷徹に離れていくだろう。
 或いは自動車メーカーがスポンサードを検討していたとしたら、メルセデス購入が原因で有力スポンサーを喪失していたかも知れない。

 前段でも記した通り、世界で勝負するアスリートであれば、関係者との交友にも相応のレヴェルが求められる
 万が一事故に巻き込まれても、肉体の損傷を最低限に抑えるためには、頑強なクルマを選ばねばならない。
 そんなオーナーに、国産・輸入を問わず大衆車が相応しいとは思われない。

 国産メーカーのスポンサードは最早期待できないかもしれぬが、ゲレンデに乗る必要性と意義を周囲に理解して貰えれば、そして来るオリンピックで最高の結果を導き出せれば、批判的な意見は一掃されることだろう。


 記事中で、高梨沙羅と対照するかのように紹介されているレジェンド・葛西紀明のストイックさは、多くの読み手が好意的に受け止めたであろうし、私も大いに敬意を払うところである。
 同じような文脈で、自身の安全や競技の地位向上をストイックに追求した結果として、愛車にゲレンデを選択した……と理解されれば申し分ない。


 
 若きゲレンデオーナーの飛躍を、衷心より期待したい。



Posted at 2018/01/15 19:03:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ゲレンデ | 日記
2018年01月10日 イイね!

前軸

前軸 みんカラ運営元であるクルマ総合情報サイト「carview」の配信記事から『メルセデス次期Gクラス最新画像。要となるオフロードメカニズムも公開』に注目。

 昨年11月に弊サイトでもアップした、次期Gクラスに関する続報。今回は擬装したテスト車輌を、オフロードコースへ持ち込んでいる。


 既に、前軸についてはリジッド構造を廃し独立懸架(他モデルと同じダブルウィッシュボーン式)化される旨のリリースがなされているが、記事4枚目の画像で、その変更が確定的であることが明白となった。

 リジッド式を維持する後軸のタイヤは角度が付いているのに対し、独立懸架となった前軸のタイヤは、地面に対する角度が無いままに左側が接地/右側が浮いている。
 左右の車輪が相互に干渉することなく、独立して動く様が読み取れる。



 文字面だけでなく、こうしてリアルな画像を見てしまうと、いよいよ来るべきものが来たかとショックを受ける。
 リジッド式独特の乗り心地の悪さ、特に轍掘れの酷い路面でハンドルを取られる感覚は、独立懸架化である程度解消されるものと想像する。しかし、そもそもそこが気になるのであれば、最初からゲレンデなど乗らなければいいこと。メルセデスであればGLS以下の強力なSUVラインナップが控えているし、日本人ならレクサスの快適さを堪能するべきかもしれない。


 商品としてのキャラクター、その強固なバックボーンとなるストーリー性を減殺してまで改良すべき部分なのか。
 一抹の寂しさと併せて、ゲレンデの未来に大いなる危惧を抱くところである。






Posted at 2018/01/11 08:40:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | ゲレンデ | 日記
2017年12月15日 イイね!

半身

半身 これまで特段コメントをしてこなかったが、我が半身とも言えるカブリオが、10日以上ぶりに帰還した。国家から課せられた車検制度を、遺漏なくクリアするためである。

 詳細は整備手帳等にアップしたいと考えているが、法定費用およびメンテナンス経費で月給+労使協定上最大の残業代に匹敵する金銭が、私も手許から離れていった(号泣)。

 しかし、在るべき存在がガレージに無いというのは、寂しさを通り越し、心情的には半身を喪失したかのような状態で、弊サイトの更新も滞り気味に陥ってしまった。

 また現実的にも、やはりクルマが2台動いていないと、我が家の活動に支障を来してしまうことを改めて思い知らされた。


 この先2年間の「お墨付き」を得て、我が家の正面装備としての活躍が始まった。
 一方的に当方からの発信に終始している、弊サイトの現状に深いお詫びを申し上げつつ、この先の展開にご期待を賜りたい。






Posted at 2017/12/15 22:01:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | ゲレンデ | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ
 G320カブリオ(V6・ミッドナイトブルー)を愛車にしています。  息の長いGクラスで ...
その他 その他 その他 その他
 サントレックスの軽規格折りたたみトレーラーです。以前所有していたキャンピングトレーラー ...
メルセデス・ベンツ Gクラス ジュラシックワールド・オフィシャル (メルセデス・ベンツ Gクラス)
G550 as a movie star! Coming soon.
メルセデス・ベンツ Gクラス ドイツ連邦軍多目的車輌「ヴォルフ」 (メルセデス・ベンツ Gクラス)
 ドイツ連邦軍が1989年~1994年にかけて10,000両以上もの大量調達を果たした軍 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation