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midnightbluelynxのブログ一覧

2019年07月27日 イイね!

両雄

両雄 世界11の地域‣10の言語で自動車関連コンテンツを展開するアメリカ発祥のメディア「motor1」のリリース動画『See Mercedes Unimog And G-Class Demonstrate Their Off-Road Chops』に歓喜す。
※公開はアメリカ東部標準時の昨日朝

 どうやらプロモーション動画のようで、クオリティも高い。
 登場車輌には「G-class meets Unimog」のバッジと、両車が丘を挟んで向かい合うイラストが描かれている。
 ただ、画像の前後にスリーポインテッドスターの明示は無い。
 メーカーの企画・制作の画像が、完成前にリリースされたものだろうか。


 いずれも最新型のゲレンデとウニモグが、オーストリアの山野を自由に駆け巡る。
 しかもウニモグは、私がいつか手にしたいダブルキャブのモデル。
 「G-class meets Unimog」と銘打っている割には、両車が同じ画面に入っている時間帯が少ない気もするが、シビれっ放しの14分間だった。

 
 やはりウニモグは能力が極めて高い。
 脚周りのしなやかさに加えて、シャシの捩じれも活かしながらモーグルを突き進んでいく様子は圧巻である。
 乗降用ステップの最下部は樹脂でできていて、地面にヒットしてもクネッと曲がり破損しないよう工夫されてる。
 この辺りの小技も楽しい。

 我らがゲレンデも劣後するところは少ないが、やはりモーグル地形での脚の短さは否めない。
 特にフロントは独立懸架化され、特徴的な動き(鉛直方向に上下する)を見せるが、リジットのままとされた後輪(デフ部分を中心として円弧状に上下する)も大してストロークが無いため(泪)、この画像を見る限りでは独立懸架化された影響は限定的であるようにも見える。

 ただ、ゲレンデの走行体験用に整備されたコースであり、ゲレンデの能力の限界を超える設定にはなっていない(する筈が無い)ことを、割引いて観る必要がある。



 コンテンツ解説には “summit of the off-road giants”との誉め言葉。
 「オフロードの巨人」だけでも十分な賞賛だが、更に「頂点」と附されている。
 それぞれ不断に進化を遂げ、歴史を重ねてなお「世界最高」を維持していることに敬意を表し、併せて旧モデルながらその1台を所有している歓びに、暫し酔わせてもらった。


 いつかオーストリアの山野を、ゲレンデ/ウニモグの両雄で、そして願わくば私の愛車で、駆け巡ってみたいものだ。




Posted at 2021/07/03 10:01:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ウニモグ | 日記
2019年06月03日 イイね!

憧憬

憧憬 全国紙・朝日新聞が運営するニュースサイト「朝日新聞DIGITAL」上のwebマガジン「&」の連載コンテンツ「小川フミオのモーターカー」から『 クルマ好きをひきつける多目的車、ダイムラー「ウニモグ」』に注目。

 弊ブログ主が抱く憧憬が、まさにこの記事に凝縮されている。
 メルセデス・ブランドの乗用モデルであれば、数多刊行されている自動車メディアでの露出が多く、オーナーか否か、或いはメルセデスが好きか嫌いかを問わず汎く情報が伝播する。

 乗用車ヒエラルヒーから逸脱した異端モデルたる我らがゲレンデですら、ブランドに特化した媒体「オンリーメルセデス」誌で幾度となく紹介されている。


 それがウニモグとなると、どうだろう。
 極端に情報のヴォリューム・クオリティ共に激減する。

 軍事用途発祥乍ら、モデルとして華麗なる民生転換を果たしたゲレンデと異なり、アラブ諸国を始めとする富裕層向けに販売された「アーバンウニモグ」を除き、原則的に官公庁向けの特殊用途(防衛・防災・建設・保全・輸送etc)から逸脱することなく連綿とモデルの歴史を紡いでいるがため、町場の自動車メディアでは扱われない。
 稀にコアな四輪駆動車、或いはガチに「働くクルマ」の切り口で話題に上る程度ではないか。


 以前から公言している通り、ブログ主のカーライフにおける最終目標は、「ウニモグの保有」にある。
 タイプも決まっていて、記事の4枚目画像でクラシック・モデルの背後に控えるダブルキャブのボディが、まさに私にとっての憧憬に他ならない。

 情報に飢える「ウニモグ・マニア」にこのコンテンツは、眼福となった一方、更なる渇望感または中毒症状もたらしたこともまた、事実である。






Posted at 2019/06/08 01:37:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | ウニモグ | 日記
2017年02月02日 イイね!

爆誕

爆誕 月刊の電子雑誌「デジモノステーション」とリンクする情報サイト「DIGIMONO!」掲載コンテンツから『最強の車中泊マシン爆誕!あの「ウニモグ」がキャンピングカーに』に注目。

 「爆誕」なる新語に違和感を覚えぬでもないが、コンテンツの内容自体は、まさに私が求めているもの。かつて我が街を護ってくれていた消防本部配備の支援車が、民生用にスイッチされ豪華にヴァージョンアップした印象である。

 願わくばもう少し長いシャシを採用して、居室スペースはそのままにダブルキャブ仕様としてほしい。そうすれば我が子たちを含めファミリーで移動ができる(記事で紹介されている仕様だと定員2名)。

 そもそもウニモグはカスタム注文が可能なので、当然に受け付けてもらえると思うが、更に高価なプライスタグが附されることは確実。記事末尾にある通り、やはり宝くじが当たるのを待つしか無さそうだ。
 


 カーライフに限らず、須らく到達すべき目標は高く、遠くに置くべきか。
 もっと手頃なハードルを、コツコツ克服していくのがいいのか。

 最近、少々悩んでいるところではある。



Posted at 2017/02/03 17:15:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | ウニモグ | 日記
2016年04月29日 イイね!

牧師

牧師 親子で親しんだ鉄道絵本の傑作「汽車のえほん(=機関車トーマス)」に、蒸気動車のトレバーが登場する「たすかったトレバー」というエピソードがある(第9巻「青い機関車エドワード」収録)。


 中型のテンダー機関車・エドワードが常駐している駅近く。線路沿いに位置するスクラップ業者のヤードで、老朽化とエネルギー革命に因り用途を喪った蒸気動車トレバーが寂しく留置かれている。その哀れな姿を見咎めたエドワードとの交流から、物語は始まる。

 エドワード自身も一時は調子を崩しながら、大改修を受け漸く本線運用に復帰した経緯があり、老いを隠しようもない。性格の穏やかさに加えてエドワードの年齢(車齢)も、トレバーへの共感に繋がったのだろう。

 2台は思い出話に花を咲かせる。



 いずれ解体される運命にあるトレバーの境遇を変えようと、優しきエドワードは常連利用客の牧師さんに相談する。
 まだまだ動くことができる、子どもが大好きな蒸気動車を教会に置いて貰えないかと。


 最初は難色を示していた牧師だったが、息子2人とトレバーの許を訪れて対面。子どもたちが大いに気に入っておねだりをしたことも奏功して、その場で買取を決断。

 トレバーはスクラップ業者のヤードを脱し、子どもたちや信者の笑い声が絶えない教会の果樹園で余生を送ることになった……というお話(最後は森本レオ調で)。



 私も息子2人と、このウニモグを前にして「牧師さん」になりたいのだが………。




Posted at 2016/04/29 19:00:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | ウニモグ | 日記
2016年04月18日 イイね!

除籍

除籍 私がこの街に住む決心をしたのは、君たち「真紅のウニモグ」がいたから、というのが理由の一つだったかもしれない。

 少なくともネット上の本拠地である、このブログのタイトルを決めるに際し、重要な要素となったことは間違いない。



 人が溢れる大都会でもなく
 危険物を大量に溜め込むプラントが在るでもなく
 広大で深い林野を抱える、人里離れた山間地でもない。

 何の特徴もない郊外の街なのに、何故か消防署にはウニモグが2台も配備されていた。


 レスキュー隊の救助工作車に、キッチン・ベッドを備えた支援車片田舎には過きた正面装備と批判されれば反論に窮する

 しかし世界最高のオフローダーを愛車とする私にとっては、同じく世界最高の4WD車2台に護られている安心感が、この街の最大の特徴だった。



 救助工作車は既に3年前に退役し、残っていた支援車もナンバーを剥がされガレージ内の居場所を喪った。

 絶対の信頼性を維持しなければならない消防車両として、いつか退役の時が訪れるのは仕方がないとしても、最後は熊本へ遠征し、その悪路走破能力を存分に発揮してから退役してほしかったが、それも叶わないだろう。



 巨大で比類なきウニモグの守護を手放したこの街が、防災力を減じたのか、最新かつコンパクトな装備への更新を果たし、むしろ防災力を強化したのかは、まだ分からない。

 後者であることを願うばかりだが、だとしても偏に寂しい。

 

 除籍の上で売却されるまで、できるだけ長くこの街で体を休めてほしい。
 またどこかで、逢いたいものだ。





Posted at 2016/04/18 21:28:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ウニモグ | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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