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midnightbluelynxのブログ一覧

2020年09月27日 イイね!

剣士

剣士 スポーツ・グラフィック誌「Number」が運営するサイト「NumberWeb」の配信記事から、本日付『『半沢直樹』の強さの理由はどこにある? 銀行員剣士が語る、仕事につながる剣道の精神性』に注目。

 高視聴率を叩きだしたテレビドラマ「半沢直樹」を地で行く、リアルな「バンカー剣士」の話題。
 インタヴューを受けている現役行員諸氏は、半沢直樹が所属した設定になっている慶應大剣道部出身ではないようで、他大学出身か出身大学の明記がないが、記事の最終盤で現頭取が慶應大剣道部出身者であることが明かされ、記事をしっかり締めている。

 個人的には、明治安田生命の根岸秋男会長が、やはり剣道経験者である記述に目が留まった。慶應のライヴァルたる早稲田大理工学部出身の同氏は、旧制中学からの歴史を紡ぐ埼玉県の伝統校6校の一角・川越高等学校のOBでもある。
 東京六大学出身にして、六校のOBでもある私にとっては、こちらの方が身近に誇れる存在である(笑)。

 因みに、明治安田生命の根岸秋男会長、慈恵会医科大学の松藤千弥学長、そしてノーベル物理学賞受賞の梶田隆章教授は、川越高等学校の同期生で、それぞれ剣道部・排球部・弓道部に所属しながら勉学に励み、社会に出てからも研鑽を重ね、比類なき高みに達した偉大なOBである。


 勉強にしても、スポーツにしても、学生時代には只こなしているだけで、その意味が、価値が、深淵が、正しく分からなかったものが、社会に出て人生経験を重ねるうちに、「そうかそういう意味だったのか」「こんな価値ある経験をしていたんだ」「なんて奥深いんだ」と気付くことが、誰にでもあろう。

 鼻持ちならないエリートサラリーマンの、ユルいチャンバラごっこと侮るなかれ。
 若かりし頃、何事かに一生懸命打込んだことがある人であれば、どんな職業であれ立場であれ、何かしらの共感を得られる記事ではないかと思った。

 何らかのご事情で、若い頃に打ち込めるものが無かったと嘆く人も、諦める必要はない。
 私自身も、かつては武道に全く縁がなかったが、技術士合格を機に空手(松濤館流)を始めた
 バンカー剣士が語るような、仕事へフィードバックができる程には極められていないが、いつかは何か得るものがあるのでは、と稽古に励んでいる。

 拳か竹刀かの違いはあれ、相手との駆け引きや間合い、そして上級者が全身から発する「気」の存在は、剣道と全く共通する。
 空手でも生業でも、佳き勝負を重ねて、より高みを目指したいものである。

Posted at 2024/04/25 16:42:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2020年09月06日 イイね!

外向

外向 老朽故障と子どもたちの幼稚園卒園で、長らく廃止されていたガレージ嵌殺し窓の外向け時計を、今日復活させた。
 元々は幼稚園バスの到着を待つ間、時刻を確認し易いように設置したものだが、ご近所では散歩や通勤の際に活用されていたらしく、「外しちゃったのですね」「便利だったんですよ」と残念がる声が聞こえてきたため。

 妻の勤務先で、余っていた電波時計を調達。初代よりも大径のため吊り釘の位置を少し下にずらして設置。
 ガラスは目隠し目的で透明度が低く、近くではやや見にくいが、道路の反対側にまで離れると、むしろ見易くなる。


 ここで一つ、問題が起きた。
 設置した直後から、時計が遅れだす。
 電池は交換したばかりだし、家の中では正確に時を刻んでいたので、突然故障したかと頭を抱えたが、外して別の場所に置くと正常に戻る。

 以前から、ここに配置していた時計は故障が多く、都度電池交換をするなど対処していた。格納しているゲレンデまたは屋外から、なにか特殊な電磁波が発生するなどして影響を受けているのだろうか。

 設置状況を再び確認していて、ふと気づいた。
 あまり精度の高くない木工(苦笑)で誂えた吊具が、時計の重みで微妙に撓み、時計が僅かにお辞儀をしたようになっている。
 これが原因でムーブメントに負担が掛かっているのかと思いつき、100円ショップで短尺の突っ張り棒を購入、時計の裏側下部に密着させ垂直を保つようにした。

 すると時計は機能を取り戻し、正確な時を刻み始めた。



 外向け時計のリプレイスついでに、電池切れでやはり停止していたガレージ内の電波時計(デジタルでカレンダー付き)のメンテナンスも実施した。


 子どもの成長で役目を終えながら、地域のインフラに昇華した時計の維持管理には、不断の配慮が必要。
 コロナ禍となってから、体力増進・気力維持のため、毎日ガレージ前での運動を欠かしていないので、その折には時刻表示にズレが無いか、確認しようと思う。



Posted at 2021/06/01 08:06:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2020年07月02日 イイね!

知担

知担 4月17日付の弊ブログ記事『陸軍』で、後輩の結婚式への参列要請を機に、歳相応の腕時計購入を検討し始めたはいいが、最終的に不適当(趣味的にはむしろジャストミート)なアイテムに手を出してしまった顛末を、恥ずかしげもなく披露した。

 その後、昨今の感染症蔓延に鑑みて、宴席自体が延期されてしまったのだが、参列に適した時計の選定自体は断続的に続いていた。
 延期はむしろ、検討に要する時間を十分に確保できることを意味する。

 改めて、欲しい時計の条件を整理すると、
〇アラビック・インデックスであること(鉄道時計で見慣れている)
〇オートマチックまたはソーラー充電式であること
 (電池交換の面倒を避ける+災害時に電池切れとなるリスク回避)
〇左リューズであること(左利きなので右手装着)
〇パーペチュアルカレンダーであること(月の大小で日付調整が不要)
 の4つ。

 G-SHOCKの英国陸軍コラボモデルを日常使用している中で、膝関節の治療で訪れた整形外科の医療機器(極めて強い磁気を発して患部を治療する)に触れて、時計表示やログがリセットされてしまう事故を数回経験した。
 上記に加えて、耐磁性の高さも検討項目とした。

 耐磁性の高いモデルと云えば、コクピット内計器が発する高い磁気に耐える必要性から仕様が定められた航空時計が挙げられる。
 紹介サイトには「○○空軍が採用したモデルを復刻」といった、ストーリー性に溢れる魅力的な解説が並ぶ。
 しかも左リューズのオートマチックモデルが複数あって、購入意欲が一旦は高まるのだが、アラビックインデックスとパーペチュアルカレンダーの条件が当て嵌まらない。

 初期の段階で見つけた、左リューズでアラビックインデックスのオートマチック、価格は〇十万円というドイツ製の時計は、軍や警察が採用するモデルを開発してきたメーカーだけあって高耐磁性をアッピールしており、改めて検討してみたが、やはりパーペチュアルカレンダー機能付きではないのがネックで、かつ日付調整の操作が面倒そうだったため、愛車に合わせてドイツ製の軍用モデルを装用……という夢は棚上げし、再び見送ることにした。


 せっかく買うのだから、佳き時計の定番たる外国製機械式クロノグラフが欲しかったのだが、さりとて無為に条件を妥協した末に、扱いづらいモデルであったりすれば宝の持ち腐れとなっていしまい、価格に見合う満足感が得られない可能性が高い。
 どうやら私が手を出せそうな価格帯で、上記条件を満たすモデルはないものと判断し、国産のハイスペックモデルから改めて選び直した。

 こちらも、条件はかなり厳しい。
 まず、左リューズのモデルが無い。
 高級機になればなるほど、インデックスがローマ数字やデザイン性に優れたバーになっている。
 しかしソーラー充電機能や、電波時計機能、更に一歩進んでGPS衛星の電波を拾い世界中どこでも自動で時刻合わせをする機能は、外国製品にないアドヴァンテージである。


 数ある時計の中で、ほぼ唯一と言っていいアラビックインデックス機が、イタリア語で「期待」を意味するシチズンのブランド・ATESSAの30周年記念モデル「ブラックチタンシリーズ」。
 偶数だけのアラビア数字表記(但し「6」はデュアルタイム表示と重なるため無し)だが、そもそもクロノグラフ機能を盛り込んだ文字盤に、全ての数字を書き込むのは困難で、明確な合理性がある。
 G-SHOCK英国陸軍コラボモデルなぞ、12-3-6-9しか数字表記がないのだから、ATESSAの方が余程希望の仕様に近い。
 高級感を損なわないように上手くインストールされたソーラーパネルは、室内の明かりでも充電が可能にして、GPS電波時計機能および西暦2100年2月28日まで調整の必要がないパーペチュアルカレンダーを備える。
 右リューズなのは致し方ないが、リューズの上下に操作ボタンが配置されていて、リューズそのものが目立たないデザインとなっている。
 耐磁性については、外国製の航空時計には劣るものの、JIS規格で定められた第1種基準(磁界が発生する機器に5cmまで接近しても性能を維持)の耐磁性能を持つ。

 普段は陽の当たる机上などに置き、着けたいときにすぐ機能して、世界中どこでも現地時刻を表示できる機能性および冗長性の高さが気に入った。
 加えて、ビジネスシーンでの装用にピッタリのモデルとあらば、この時計以外に選択肢はないと決断し、購入した。

 

 その現物が、今日到着。
 コンパクトな筐体に、どうしたらこれだけの機能を盛り込めたのか、理解不能なほど充実した説明書を参照しつつ、基本的な操作をマスター。
 我が国時計メーカーの技術力の高さと、深みのある黒色の鍛造チタンが醸すさりげない高級感に満足しつつ、散々迷った挙句にチョイスしたアイテムにつき、実際に手にした喜びも一入である。

 久方ぶりに経験した十数万円の買い物だけに、今後とも末永く愛用して、自身を演出したいと思う。
 
 

Posted at 2021/06/08 19:06:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2020年05月26日 イイね!

解除

解除 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が、昨日を以て最後まで残っていた東京・埼玉・千葉・神奈川・北海道の5都道県を解除、全国的に行動制限が緩和されることになった。
 これを受け、明日27日から交代制在宅勤務体制を終了し、出勤を求める旨の連絡が総務から発出された。

 当面は出勤時刻の1時間繰下げ/退勤時刻の30分繰上げを実施し、朝夕の混雑を回避する対応が取られる。が、しかし……


 我が家を始め子育て中のご家庭は、勤務先から同じような通告を受け、お困りではないだろうか。
 緊急事態宣言が解除されても、学校は直ぐには再開されない。
 保育園などは緊急事態宣言期間中も開いていたところがあるが、身辺に感染者が発生すれば登園を自粛せざるを得ない。

※以下限定公開

Posted at 2021/06/10 18:30:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2020年04月29日 イイね!

松濤

松濤 昨年の今日は、我が子と古都・鎌倉へ向かっていた。
 湘南新宿ラインの開通後、我が家のある埼玉や、都心の玄関口・池袋から直通電車があるので、心理的な距離感はだいぶ解消されている。

 例年開催されている、子どもが通う空手道場(松濤館流)のイヴェントで、午前中は由比ガ浜海岸で楽しく水遊び。
 午後は一転、畏まって北鎌倉駅前の古刹・円覚寺にて、松濤館流の開祖・船越(富名腰)義珍翁の墓所にお参りする。

 船越義珍翁の指導を仰いだ、慶應義塾・早稲田・法政・拓殖の4大学体育会空手部OBOGおよび現役生が組織する「同門会」が、毎年この日に開祖の遺徳を偲ぶ「松濤祭」を挙行している。
 「松濤」は船越義珍翁が好んで用いた雅号で、流派名の由来でもある。


 我が子は例年参列してきたが、昨年から松濤館流の門下生となった私も、引率者の一人として帯同を許された。

 初めて開祖の墓前に立って焼香し、自身の空手への姿勢を省みつつ精進への決意を新たにできたことも感慨深かったが、日ごろお世話になっているコーチ陣と、大人になってからの稽古の困難さや、大人ならではの鍛錬の愉しさについて語り合いながらの道中も、得難い経験として記憶に残っている。



 その後1年が過ぎ、漸く帯色もついたところで、今年もお参りして開祖にご報告を……と願っていたが、昨今の感染症蔓延でイヴェントそのものが中止されてしまった。

 このイヴェントだけではない。
 我が子も私も、空手の稽古そのものが制限を受け、先月半ばから休講の憂き目に遭っている。
 面白さが分かりかけたタイミングで、この状況は辛い。

 しかし塞ぎ込んでいるだけでは、上達など見込めない。
 道場の稽古がなくとも、体力や柔軟性を向上させて、再開に備えることはできる。
 これまで指導を思い出しながら自己練習を繰り返せば、練度をキープできるだろう。

 空手の特徴的な足運び(前に出した足の外側を進路と並行にし、つま先がやや内側を向く)が、なかなか上手くできない。
 いつになるか分からないが、稽古が始まるまでにそこだけでもクリヤしたいと願う。

Posted at 2021/05/25 23:02:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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