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midnightbluelynxのブログ一覧

2012年12月06日 イイね!

鋤焼

鋤焼 今日の夕食はすき焼。
 牛肉がお買い得だったのもあるが、自宅から最も近いスーパーで白菜が投げ売りされていたのが今日のメニューに影響したらしい。

 昨今は肉よりも野菜の価格騰落が著しい。白菜のように重くて嵩張る野菜が、近所で安く購入できるのは有難いことだ。


 私と違ってあまり肉料理を嬉しがらない子どもたちだが、今日のすき焼の甘い味付けはお気に召したらしく、猛烈な勢いで牛肉を食べている。
 長男などは生卵を3個も溶いていた。明らかにオーバーカロリー気味ではあるが、春菊や椎茸もきちんと食べていたので、辛うじてバランスは取れているようだ。子どもがもりもり食べている様子を見るのは、親の立場では何よりも喜ばしい。



 私が肉の味を覚えたのも、思い返せばすき焼きだった。
 私の子ども時代は、1991(平成3)年に牛肉の輸入が自由化される前で価格水準は高く、すき焼はもちろんステーキなども高級料理の範疇。我が家ですき焼をやっても終始牛肉ということは皆無で、いつも途中から豚肉が投入されていた。

 何時の頃からか、牛肉の脂が醸す甘みに魅せられてしまった私は、子ども心にすき焼が楽しみだった一方で、途中から豚肉が提供されだすと「何だ、もう豚かよ」とがっかりしたものだ。

 豚肉の名誉の為にコメントを付け加えると、大人になってからは噛み切る力も強くなって豚ロース肉のカツが大好物になったが、子ども当時の小さな私の口には、薄切り肉であっても旨味が強く適度な脂身があって柔らかい牛こそが唯一至高の肉だった。



 幼いうちに変なベンチマークを刻んでしまったが故に、今や食糧コストが過大な「肉食怪獣」。子どもに旨いモノの味を覚えさせるのも、程々にしておかないと後が怖い(笑)。

 親子で美味しいラーメン屋さん巡りをして味覚を磨くぐらいが、我が家の身の丈だろうか。


Posted at 2012/12/06 21:35:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2012年12月05日 イイね!

平日

平日 例の通り何の目的で何処へ行ったのかは明かせないのだが、今日は平日にも関わらずゲレンデで出掛けていた。

 朝の往路は、待ち合わせ時間に間に合わせるため気分的な余裕を欠くドライヴとならざるを得ないが、それでも通勤電車のラッシュとは無縁の、穏やかで豊かな移動を愉しんだ。
 途中の荒川の橋からは、澄んだ空気に遠く雪化粧した日光連山や、緩やかに裾野を広げる筑波山が浮かび上がる。渋滞に足止めされた代償としては、申し訳ないほど美しい景色である。



 明るいうちに用事が済んだので、復路は屋根を開け、少々寄り道をして帰ってきた。
 往路とは別の荒川を渡る長大橋を、112型V6エンジンの咆吼をBGMとし冷たい空気を切り裂いて駆け抜ける快感は、何物にも換え難い。
 暑い時期と違って陽射しに因り頭が熱くなることはない一方で、ゲレンデのシートに仕込まれたヒーターや強力な暖房が体を温めてくれるので、この時期でも明るいうちであれば凍えることはない。
 
 個人的に初冬は、春先と並んでオープン走行に最も適した時季だと思っている。



 用事の都合上、背広にネクタイを締めての外出。そんな恰好で、究極の遊びクルマであるカブリオを平日に転がすというのも、ある意味最高の贅沢である。傍から見たら、「こやつ何をしている人間なんだろう」と思うだろう。

 まぁ、宮仕えの身には稀にしか訪れない貴重な時間なので、ご容赦ご勘弁願いたい。


Posted at 2012/12/05 20:06:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | ゲレンデ | 日記
2012年12月04日 イイね!

生誕

生誕 産経新聞の配信記事『肝臓移植の女児退院 脳死の6歳未満男児提供』に注目。

 弊ブログ記事でも触れた、年齢6歳未満のドナーからの脳死移植事例のその後を伝える報道。
 肝臓移植を受けた女児は、紆余曲折を経ながらも力強い回復を見せ、本日無事退院したとのこと。
 移植医療に対する賛否双方の意見を一旦置き、まずは喜ばしいニュースを噛み締めたい。


 手術を手掛けた「国立成育医療センター」は、小児および周産期医療の最先端を走る研究機関を抱える国立病院(独立行政法人)で、我が長男・次男を取り上げて貰った病院でもある。移植医療により新たな生を享けた女児の門出を、私も親の一人として晴れがましく思う。
 手術当日か、或いは退院した今日か、第二の誕生日として毎年お祝いしてよかろう。できれば体内で生きるドナーの誕生日も、毎年お祝いしてあげれば最高の感謝として天に伝わるに違いない。


 同世代の他の子と同じように生活できるまで回復したとはいえ、免疫の拒絶反応など移植医療特有の後遺症は生涯続き、時に辛い思いを強いられるかもしれない。
 それでも生に勝る幸福はないのだ。ドナーや家族の想い・応援を力に変えて、人生を謳歌してほしい。


 退院おめでとう。
Posted at 2012/12/04 21:52:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2012年12月03日 イイね!

置物

置物 私が帰宅すると、ママはまだ戻っておらず、長男次男はお婆ちゃんと入浴を済ませた後でサッパリした面持ちをしていた。
 ちょうど夕食を食べ始めるところで、私も早速合流したのだが、次男は「お腹いっぱい」だの「ママと食べる」だの我儘を言ってテーブルに着こうとしない。

 幼稚園から帰宅後、おにぎりやお餅をおやつとして食べてしまったため、お腹いっぱいなのは確かなようだが、眠気も加わって機嫌が悪いらしい。

 ぷいっと家族に背中を向けて、居間の私専用ソファーに腰かけてテレビを視ている。
 暫く経って、妙に静かにしているなぁと思って近寄ると、「狸の置物」と化していた。



 急に気温が下がったり、幼稚園ではお遊戯会のレッスンが入ったりして、幼い次男もちょっとお疲れ気味のようだ。
 少々鼻水が出る程度で重篤な風邪の症状は見られないが、昨晩も一番早く寝たのに今朝起きたのは一番遅かった。

 今日は長男が幼稚園のサッカー教室参加日で、次男とは別のバス便で暗くなってから帰ってきたが、欠席者が多くルートが短絡されたため、20分以上早く着いてしまったらしい。
 同じバス便で調子を崩している園児がいるということは、既に我が子たちも何かに感染しているかもしれない。

 親としては、子どもの様子に目を離せない時期が続く。

Posted at 2012/12/03 20:45:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2012年12月02日 イイね!

避難

避難 今日は私が暮らす自治体全域で実施される防災訓練。
 加盟する自治会の防災アドヴァイザーをお請けしている私も、避難誘導および避難所入所者の受付名簿作成担当として、防災訓練に参加した。

 0830時を期して、訓練の警報(東京湾岸で震度6の地震発生)が防災無線を通じて発令。ママのi-phone(ソフトバンク)には、メールでも警報が寄せられていた。
 一次集合場所に向かうと、早速近隣住民の方たちが参集。上空には赤い機体の防災ヘリコプターが飛来し、避難を呼びかけている。

 点呼の上、避難開始。私は負傷者役になっていただいた女性を載せたリヤカーを牽き、避難所となっている中学校に向かう。避難に際しては次男を同行させていたのだが、リヤカーの周りで幼児が歩くと危ないので、負傷者役の女性に抱っこしてもらいながらリヤカーに便乗させた。


 中学校に入ると、息つく間もなく名簿作成業務を開始。避難者から提出された情報カードを基に、リストを作成し入所人数を確定する。冬の冷気で悴んだ手でボールペンを握り、氏名と居住地区班名を速記するのは結構ハードな作業。最終的に私と次男を含め43名の避難者名簿を作成し、私の担当業務の山場を終えた。



 飛来した防災ヘリといい、リヤカーを用いての避難といい(他に車イスも投入)、私が手掛けた名簿作成といい、単なる避難訓練ではない様子がお解りいただけるだろうか。行政では今回の訓練を「総合防災訓練」と名付け、かなり気合を入れて臨んでいた。
 埼玉県内の自治体でも、ここまで内容を充実させた訓練を全域で実施するところは希少らしい。

 
 そのクライマックスが、陸上自衛隊第一師団第32普通科連隊の災害派遣だった。
 自衛隊が救援物資を持って避難所に来ることは、事前の打ち合わせで知っていたが、手前勝手ないイメージと想像で、高機動車かバイクで誘導された73式大型トラックが来るものと思っていた。

 しかし実際に来たのは、高機動車1台と隊員2名のみ。所詮は訓練の救援物資搬入であることに加え、高機動車も結構な搭載キャパシティーを持つことから1台だけの派遣となったのだろう。

 折角お見え頂いた隊員さんに申し訳ないと思いつつ若干期待外れの展開となったが、それでも避難所となっている体育館入口につける際には特徴的な動きを見せる4WS機構を観察でき、車内外の写真撮影もさせてもらった。



 無事終わった……なる言い方も変だが、スケジュール通り(これもまた更に変な物言いだが)に訓練をこなし、昼前に帰宅。いい経験と保存食をお土産にできた反面、素人目にも「これ拙いだろ」という点もちらほら。
 私の感じたことをフィードバックし僅かでも地域の防災対策ブラッシュアップに貢献できれば、防災アドヴァイザーをお請けした価値があろうと思っている。


 
Posted at 2012/12/02 23:55:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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