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midnightbluelynxのブログ一覧

2016年12月11日 イイね!

杖球

杖球 昨日は次男が通う空手教室の納会、そして今日も、フィールドホッケー教室の納会だった。
 子ども中心の集まりなので、一通り練習した後は、皆でワイワイガヤガヤ、ジュースやお菓子を頬張り「今年もありがとうございました」「来年はもっと上手くなりますように」と挨拶・決意表明を交わして散会となる。アルコールやカラオケは無い(笑)。


 ホッケーの方は、今日に限って保護者もフィールドに降り、子どもたちと一緒にレッスンを受けたり、練習のアシストに加わったりすることができた。

 アスリート達がパフォーマンスを十分に発揮できるよう、専用に誂えられたゴムチップ製床材の感触が心地いい。
 柔らかい冬の陽射を受けつつ、我が子も他の子も分け隔てなく、励ましながら誉め讃えながら楽しい練習時間を過ごした。



 ちなみに昨日も今日も、全く勤務先に足を踏み入れていない。
 我が子を見守り、適度に体を動かすことも然ることながら、仕事から完全に離れる週末を実践できたことが、大きな癒しになったようだ。
Posted at 2016/12/12 18:47:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2016年12月10日 イイね!

相双

相双 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『【東日本大震災】「止まっていた時計、動き始めた」常磐線不通区間再開』に注目。

 福島県の海沿い部分を総称する「浜通り」のなかでも、北部の相馬郡・中部の双葉郡を併せて「相双地区」という。
 今日、相双地区を縦貫する常磐線が仙台まで開通。震災被害が比較的軽微で、離れ小島状態ながら早期に運行が再開された相馬~小高間が、漸く全国の路線網と接続された。



 津波に攫われた荒野に、ポツンと赤い電気機関車が残されている映像を、鉄道ファンであればご記憶だろう。今回の開通区間の北端が、この現場に当たる。
 津波で貨車やコンテナは圧し流され、山側の広範囲に散らばっていた、あのショッキングな脱線事故の発生地点を含む区間が運行を再開したことに、これまでの復旧・復興のイヴェントとは異なる感慨を覚える。

 JR東日本としても車輌点検や運行管理の手間が軽減され、輸送サーヴィスの質的向上を図る足掛かりとなるだろう。



 記事を読んだ私は、タイトルから或る人が記した、敗戦の日における心の移ろいを遺したエッセイを思い出した。

 終戦の詔勅がラジオ放送され、敗戦の絶望感と、もう空爆はないんだという安心感が綯交ぜになった複雑な気持ちが人々を支配、時計すらも動きを止めたかのような虚脱感に澱む空気を切り裂き、汽笛が鳴り響く。
 時が止まっても、列車は動いている。あぁ私たちは、まだ生きているんだと実感し、目が覚めた……といった内容だったと記憶している。


 かつて国家存亡の危機に直面しても、鉄道は運行を続け、新しい秩序へと変化する世の中の「時計」を動かし続けた。
 未曽有の震災で止まってしまった時計を、再び動かすに足るパワーが、今も鉄道には備わっていると信じる。



 しかし、この区間の南側は、我が国が誇ってきたはずの原子力技術が、自然の猛威を前にして敗れ去った「戦後処理」の苦闘が続く。
 被災当時の人間を傷付け、インフラを破壊し、山野を荒廃させただけでなく、何世代にも亘って汚染の影響が及ぶ。

 第二次世界大戦当時とは比べようもない超長期かつ、科学技術の革新まで含めた、広範な復旧・復興の歩みを着実に進めていかなければならない。
 

 本日開業した区間にしても、津波で孤立した、あの赤い電気機関車以降に新たな貨物列車は未だに運行されていない。恐らくは南側区間が復旧して、東京まで直通できるようになるまで無理だろう。
 常磐線全線に、再び貨物列車が雁行するようになって初めて、本当の意味で相双地区の日常を回す「時計」も動き始めるのではないか。


 福島における「戦争犯罪人」の断罪と併せて、一日も早く全ての鉄路が啓かれるよう、願って已まない。



Posted at 2016/12/12 18:02:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2016年12月09日 イイね!

認知

認知 産経新聞が運営する関西版ニュースサイト「産経WEST」の配信記事から『〝自信過剰すぎる〟? 80代の6割「自分は運転大丈夫」…老いるほど強気になるワケ』に注目。


 クルマの運転に限らず、高齢者の狼藉を厳しく指弾してきた弊サイトだが、この記事に関しては比較的冷静に読み込めた。

 高齢者に限らず、誰もが陥る可能性がある「正常性バイアス」の一種であるように思うからだ。



 精神が簡単にパニック状態に陥らぬよう、危険や異常の認知にリミットを掛ける心的作用を「正常性バイアス」と呼ぶ。

 この仕組みが、ドライヴァーに最悪の結果をもたらした一例が、東名高速道路・日本坂トンネルの火災事故だ。

 トラックの追突で火災が発生し、トンネル入口の信号機が赤・情報板が「火災発生」「進入禁止」を明示しているのにも関わらず、次々と後続のクルマがトンネルへ進入し類焼。173台もの車輌が、紅蓮の炎に巻き込まれてしまった。
 ドライヴァーは赤信号や警告表示を見ても、「何かの間違いだろう」「どうにか通り抜けられるのでは」と勝手な判断を下し、即座に停止しなかった。


 そして直近で最も身に積まされる例が、東日本大震災の津波被害者だろう。
 ラジオやテレビでは巨大な津波発生と避難を呼びかける放送がひっきりなしに流されていて、住民はそれを聴いていながら、「まさかここまで来ないよね」「どうせ大袈裟に言ってるんでしょ」と受け流し、避難行動を取らぬまま破滅の時を迎えてしまった。


 多くの高齢ドライヴァーも、身体的能力の低下から危険な局面を実感しつつ、「あれはたまたま運が悪かった」「相手の不注意だって原因だ」と「正常性バイアス」が働き、健全かつ妥当なリスク分析を放棄してしまっているように感じる。それが記事で紹介されている調査結果として、如実に顕れているものと推察する。

 ただ、自身が破滅するだけなら「それも人生」と諦めて貰えばいいが、クルマの運転は他者を巻き込み、無残に死傷させる。
 そして私的に制裁を加えたいほどに憎たらしいのは、他者を深く傷つけ、滅ぼしたことすら、恍惚の彼方へ置き忘れてしまうことである。



 ステレオタイプな一般論かもしれないが、高齢者は精神の柔軟性が喪われ、頑固になりがちとされる。
 「自分は運転が上手い」「事故を起こさない自信がある」と、根拠なく思い込むのも、老化現象の一つだ。
 ならば「自分は人が思うほど運転が上手くないのでは」「自分が事故を起こさなくても巻き込まれることは有り得る」と、常に不安に駆られる高齢ドライヴァーだって、いらっしゃる筈である

 その不安をバネに、末永く安全運転に勤しんで貰う。そしてクルマを運転することで得られる便益よりも、不安に苛まれる辛さが上回ったら、即座に免許を返納できる社会的な支援体制(代替となる公共交通機関の充実・買い物や通院等のアクセス改善)を整える。
 併せて、常に安全確認・危険を感じたら減速ないし一旦停止を欠かさない、頑固なまでに慎重なドライヴァーを初心者段階から育み、そのまま歳を重ねて貰うことも、長期的には効果的な方策だ。



 また記事後半で紹介されている、高齢ドライヴァーをアシストする安全デヴァイスの普及も、絶対的に安全側へ倒れるものでなければならない。
 自動でスイスイ走らせることよりも、まずは認知能力が欠如したドライヴァーがクルマで徘徊するのを阻止すべく

○ドライヴァーを限定する認証システムを導入する(指紋や暗証番号入力)
○免許証を挿入するスロットを設け、イグニッションと連動させる
○車体の変形、衝撃を検知したらクルマを動けなくする

 といった対策から進めてみてはどうか。
 自動運転の早期実用化は無理でも、上記案なら現状の技術水準や法規制で十分対応できよう。




 私個人の運転経験を振り返ると、ふとある局面を思い出して、不安に陥ることが有る。
 そう言えば、あの交差点で左右をちゃんと確認しただろうか。
 車線変更をした際に、後方から接近するクルマがいたのではないか。
 歩行者なぞこの世に居ないかのような、粗暴な運転をしていなかったか。

 事故を起こさなかったのは、単に運が良かっただけなのでは……と振り返り、青ざめる。
 再度同じ局面に遭遇したら、次こそは主体的にリスクを回避したいと願う。

 運転に限らずあらゆる場面で、歳を重ねても危険や異常を正しく認知できる人間であり続けたい。



Posted at 2016/12/10 23:09:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2016年12月08日 イイね!

豆滓

豆滓 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『スタバのコーヒー豆かすなど、燃料に再生実験』に注目。

 我が家でも、毎朝消費するレギュラーコーヒーの滓を客土材としてリサイクルしているが、商業ベースで燃料化する可能性を探る実証実験を紹介している。

 バイオマスの活用についても、弊ブログで何度か話題にしている。スターバックスコーヒーが進める実証実験は、大規模なプラント設備を必要としない/原料確保~燃料として消費するまで店舗や地域でスタンドアロン運用できる可能性など、優位性も見出せる。


 私はコーヒー好きであると同時に酒好きでもあるので、ビールや焼酎を製造する過程で生じた穀類の絞り滓なども活用できるのでは……と考える。
 特に目が無い「黒ビール」は、麦芽をローストしてしまうため搾りかすを家畜の飼料に転用し難い(焦げ臭くて食べてくれない)そうだが、むしろ炭化が進んでいる分、バイオコークスには適しているように思う。

 昨今は下火になった感がある地ビールの醸造所や、小規模な酒蔵が原料供給源となって、酒造の過程や地域で消費するエネルギーを提供できれば、収支が改善して旨い酒が安く呑めるようになるかもしれない(なんだそれが目的かww)。



 「バイオコークス」という名称から記事を読んだ当初は、豆かすなどの原料が完全に炭化するまで加熱処理するのかと早とちりしていたが、どうもそうではないらしい。
 記事にあるように固形燃料として利用する場合は、高い圧力で圧縮し脱水・乾燥・成型したものが使われる。これなら豆かすを処理する機械は、然程大きなサイズにならないだろう。
 加工に投じられるエネルギーも、別の実証実験(関連情報URL参照)に拠れば、回収エネルギーの2割程度で済む。

 完全に炭化した「バイオコークス」も製造可能で、こちらはいわば「炭焼き」のような感じ。必要な電力も、プラントのサイズも大きくなり、投入エネルギーは回収エネルギーの50%にまで跳ね上がる。
 こちらは製鉄の際に必須の「還元」に、石炭コークスの代替としての活用することでCO2の削減につながることが確認されている(ただし炭素量が足りないので、投入量やタイミングの綿密な管理が必要)。




 ゴミ問題とエネルギー問題を一度に解決可能な、新技術の進歩に希望を見出しつつ、今後の展開を継続的に追っていきたい。




Posted at 2016/12/10 10:45:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2016年12月07日 イイね!

帰社

帰社 今朝は、久しぶりに子どもたちの通学に付き合う。
 出張中は当然のこと、外勤に従事している際は、自宅から愛車で出向いたり、登校のタイミングに合わなかったりして、子どもたちを見送ることが無かった。

 ちょっと距離を置いて歩くようになった長男、比較的速足である私の歩みに小走り状態で必死についてきていたものが、余裕をもって歩けるようになった次男。それぞれの成長を実感して目を細めつつ、それだけの期間、触れ合う機会を喪っていたことに気付き無念を覚える。


 外勤は今日までだったが、照査業務の消化が望外に順調で、残るは撤収作業と、一部の粗忽者が宿題を届けに来るだけになっていた。
 よって集合時間が遅めに設定され、子ども達の通学に帯同する時間的余裕が与えられたのだ。


 午前中はゆっくりと撤収作業をし、昨日までの嵐のような多忙を振り返りつつ、のんびり外勤先での時間を過ごす。
 鬼神にも息抜きと癒しは欠かせない(笑)。


 とは言え、サボってばかりもいられない。
 職場には消化し切れるか不安に陥るほどのヴォリュームに膨らんだ、本来担当している業務が待ち受けている。
 正午を過ぎてから、お世話になったクライアントに深く礼を述べ、憂鬱を圧し退けて外勤会場を辞し、帰社の途に就いた。

 心から安らぎを得るには、もう少し時間が掛かりそうだ。

 


 いつも弊サイトへお見えの各位へ、訪問の足跡は随分進捗した(今日の午前中に集中しているのはナイショww)が、気の利いたご返事を返せぬままお待たせしてしまっている。

 コミュニケーションの質に拘りたいブログ主の身勝手と、仕事に忙殺されてしまう体力と根性の無さを、何卒寛大にご容赦賜りたい。





Posted at 2016/12/10 07:34:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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