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midnightbluelynxのブログ一覧

2024年04月08日 イイね!

巨艦

巨艦 出版大手・講談社が運営するウェブマガジン「現代ビジネス」の配信記事から、本日付『戦艦「武蔵」「大和」、空母「信濃」…日本海軍の「三大巨艦」すべての最期を見届けた男の回想』に注目。

 折しも昨日7日は、既に連合国の支配下に陥ちた沖縄への水上特攻の途上で戦艦大和が轟沈、事実上帝国海軍が壊滅した日である。
 もはや発掘され尽してしまったかと思われた戦争史において、いまさらよくも貴重なエピソードが見つかったものである。
 莫大な国家予算と数多の新機軸を盛り込みながら、極めて短命に終わった巨艦たちにして、最期に立ち会ってなお生き残った者が僅かであったとしても、こうして後世にその雄姿が伝わったのであれば、多少の慰めとなろう。


 しかし、この記事で紹介されている内容は、日本の戦争遂行が如何に誤っていたかを端的に示している。
 緒戦の夜戦成功に気を緩め、おっとり敵艦に近付きレーダー射撃の餌食になるなど、愚かしいことこの上ない。

 この件を「因果応報」、そして日本の敗戦(度々述べるが、決して「終戦」などでない)を「諸行無常」などと表現することにも、大いなる違和感を覚える。

 敵を攻めて後、反撃されて致命的な被害を受けたのは、因果などという他律的なやりとりの結果ではない。記事でも認めている通り、慢心と油断があったからである。
 また、海軍であるなら敵の猛攻に曝されてなお、常に「浮かび続ける」ことが義務であり、最も基本的な前提ではないのか。
 浮かび闘い続けることが「無常」であるなら、危なっかしくてそんな海軍には安全保障を任せられない。

 戦争を始めたのであれば、勝ち続ける他ない。
 その覚悟だけはあったにせよ、それを裏打ちする明確な戦略や緻密な外交工作を欠いたまま、我が国を他国の支配に委ねるに至った歴史を、元首・政府高官から末端の将校に至るまで、戦争を指揮した者は大いに反省し後世の国民から審判を受けるべきである。

 「諸行無常」は世の理と言え、「無常」たるべきでないものは確実に存在する。
 国の独立と、国民生活の安寧である。


Posted at 2024/04/09 08:30:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2024年04月07日 イイね!

落花

落花 民間気象予報会社「ウェザーニュース」提供のコラム「お天気ニュース」から、本日付『桜が花ごと散ってる?意外な犯人とは』に注目。

 週末のルーティン・徒歩による巡視(=お散歩)を終えて、間もなく我が家というところで、異様な落とし物を見つけた。
 昨日の記事の通り、我が家は桜並木に近接しているのだが、道路上に満開の桜が球状に綻ぶ小枝が数個、転がっている。
 拾って良いものか迷ったが、放置すればクルマに轢過されるか、朽ちて路肩に寄せられるか、何れにしろ虚しい結果になるものと思い、持ち帰った。
 水を張ったコップに差してテーブルに置くと、小さいながらもなかなかの見応え。我が家の居間で花見の機会を提供してくれている。


 小枝ごと落ちていた周辺では、ウェザーニュースのコラムにあるような、5枚の花弁が揃ったまま、無数の花が落ちている状況もみられた。
 スズメの悪戯が過ぎて、小枝ごと落としてしまったのだろうか。

 同じような状況は、一昨日前に仕事で訪れた台東区内の公園でもみられ、高齢の女性と子ども(お孫さんだろうか)が、一生懸命地に落ちた花が踏みつぶされる前に拾い上げ、ハンカチの上に並べて集めていた。


 桜の代表格たるソメイヨシノは、各地で観る人を愉しませてきた反面、樹齢が高い個体が増えて樹勢が衰え、伐採される例が増えている。
 我が家近隣の桜並木も例外でなく、既に転居した当初の6~7割ほどにまで樹の数が減っている。切株が撤去された後は何もなかったかのように舗装され、新たな植樹はなされていない。

 そもそもクローンで殖やされたソメイヨシノは、遺伝的多様性が絶無で(だから一斉に咲き誇る)、病害虫への耐性が劣っている点が指摘されてきた。
 加えて昨今の温暖化で、3月中には散ってしまう年が数年続いただけでなく、いずれはソメイヨシノの咲き方そのものが、一斉に満開にならなくなってしまうとの研究も出ている(参考情報URL参照)。


 今日目にした花の落下が、単にスズメの悪戯であればいいのだが、限界点を超えた樹木の劣化、或いは地球温暖化の悪影響なのだとしたら。
 初夏のような陽気で汗ばんだ背中が、一瞬寒くなった。


Posted at 2024/04/08 15:26:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2024年04月06日 イイね!

遅桜

遅桜新顔を待ちて盛りの遅桜



遅れども春さきだちて桜花
Posted at 2024/04/06 09:58:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2024年04月05日 イイね!

旧橋

旧橋 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から本日付『台湾地震で日本統治時代の橋崩落せず 隣接の新しい橋は崩落、ネットで話題に』に注目。

 植民地にルーツを持つ者としては、また建設業界で禄を食んでいる者としては、日本統治時代のインフラが現存していたこと自体に興味を抱く。

 外地とて決して手を抜くことなく、誠実な仕事の成果だったのだろう。
 コンピュータなど無かった時代、経験則から見出された構造や部材寸法は、現代の視点では過剰な程に安全側に振れていて、故に長年の風雪にも耐えて姿を残したものと思う。

 道路改良に伴って架設された新しい橋が落ちてしまったのは、正確には今後の調査・分析を待たねばならないが、必要十分な強度があったものの、コストとの見合いで安全率を過大に設定することはせず、想定を超える地盤の変動や巨大な落石の直撃を受けて崩落してしまった……のかも知れない。
 よって、台湾人が架けた橋が粗悪だった/日本人が架けた橋が頑強だった…などという短絡的な評価は、厳に慎むべきである。


 当の「日本統治時代の橋」とやらも、如何なものか。
 記事写真からも読み取れるが、桁の横に錆びた鉄筋らしきものが露出しており、コンクリートの健全性が高く維持されているものか、極めて怪しい。
 橋を支えるコンクリート製の橋台は、落石の直撃?新橋の崩落で桁が当たった?かで、大きく欠損している。
 その後ろに控える法面も、内地であれば河川で調達した人頭大の丸石を積み上げて補強とするところが、現地の急峻な崖を崩して調達したのか、かなり角ばった石を積み上げコンクリートで固めたように見える。
 石材の強度や、セメントと石材の付着力の関係で、現地の擁壁は丸石の擁壁よりも弱いのではないかと懸念されるが、どちらにせよ鉄筋が入っていないのが一般的で、現在の基準では工法として認められない。
 地震の影響や経年劣化、多数かつ重量のある車両の通行で、旧橋にアクセスする道路そのものが崩落する危険を否定できない。

 意図して機能したリダンダンシーではないにせよ、残されていた日本時代の旧橋が復興に寄与するのであれば、喜ばしいことに相違ない。

 一方で、リアルにインフラに携わるエンジニアとしては、新橋の崩落メカニズムの解明と、リダンダンシー確保のために旧橋(道)の管理をどのレベルで進めていくのかが、当座急ぎ検討すべき課題かと考える。

2024年04月04日 イイね!

面白

面白 スポーツ紙・報知新聞が運営するニュースサイト「スポーツ報知」の配信記事か『84年紅白「私に1分間時間をください」伝説に 元NHKアナ鈴木健二さんが95歳死去 顔出しアナの先駆け』に黙祷。

 世に麗しき週末が終わってしまうブルーさを、日曜夕刻の放映アニメから「サザエさんシンドローム」などと称するが、私にとっては鈴木アナウンサーがMCを務めた「クイズ面白ゼミナール」の方が、むしろ該当する。
 ただ、あぁ日曜日が終わってしまった…という憂鬱さを抱えながらも、鈴木アナウンサーが繰り出す知的好奇心の波濤に脳が刺激され、満足感と活力が憂鬱さを凌駕したところで、心穏やかに床に就けたように思う。

 巷間知られているように抜群な記憶力をフル活用して、台本を一度読んだだけで全て暗記して放映・収録に臨み、大ヒット作となった「気くばりのすすめ」執筆に際しても、筆を進めたきり推敲は一度もしていないという。
 今で言うところの「ギフテッド」であったのだろう。

 MCを務めた「クイズ面白ゼミナール」では、鈴木アナウンサーの拘りだったのでは?と思うエピソードがある。
 大学の授業を模したセットや、当意即妙の番組進行で知性を演出するのみならず、5人が配置された女性アシスタントすらも、単に華を添える補助役ではなく、実は全員が栄養士など何らかの資格保持者だと、鈴木アナウンサーが本番中に述べていたことを記憶している。
 女性アシスタントが微笑みを湛えながら正答のプラカードを掲げる、という一見単純な立ち居振る舞いにも、その人の経験や知識の裏打ちを期し、以て番組全体で醸す知性の熟成を企図したのではないか、と想像する。

 インターネットで何でも検索が可能な時代に、同様なコンテンツの復活を期待するべくもない。しかし、細やかな気配りが感じられる知的なコンテンツの製作と発信を、鈴木アナウンサーに続くマスコミ関係者にはお願いしたい。

合掌
 
Posted at 2024/04/04 09:29:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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