オイルにうるさい皆さんはご存知だと思いますが、エンジンオイルはグループ1〜5までランク分けされています。
昔の「100%化学合成オイル」は、赤で囲んだグループ4か5でした。
しかし2000年ごろに起きた、有名なカストロール VS モービル裁判により、グループ3ベースオイル(鉱物油を精製したもの)も化学合成オイルと表示可能になってしまいました。
(これも知ってますよね?)
それからは他のメーカーも今までは半化学合成油だったのを全合成油やら、化学合成やらFULLY SYNTHETICなどと称して販売されるようになり、ユーザーにはとてもわかりづらくなりました。
日本だと缶に詳しく表記しなくてもいいらしいので、見てもわからないです。
今は精製方法が進んでいるので、グループ3でも、4並の性能が得られるのもあるようですが、それはユーザーからはわからないです。
ハイパワーマシンや長く乗りたい大事な車には、やはりグループ4か5の「昔基準の100%化学合成オイル」を入れてあげたい、
というのが親心😄でしょう。
(古い人は特に)
規格はSMだろうがSNだろうがどうでもいいんですよ。
ちなみに、今ワタシの入れているカッコいい缶のオイル(笑)も、素晴らしい謳い文句がありますが、実際の中身はグループ2か3ベースの、API的にはチープなオイルでした。(精製方法は知らんけど)
しかもエステルがどうのこうの書いてあるにも関わらず、実際は入っていない「可能性が高い」ことが海外の資料からわかりました💥
嘘だったら、これはいけませんねー😬
仕切り値が安いとショップも儲かるわけですから勧めてくることが多いのでしょう。
ショップも生き残っていかないといけないのでそれはある程度仕方ないとは思います。
自分である程度調べないといけない時代になりましたね😅
そこで昔の基準である、グループ4か5だけの
「本物の100%化学合成オイル」はどれなのか?
その中でもコスパのいいのはどれなのか?
と調べるうちに、とりあえず少なくとも2社のものが、きちんと表記されていてしかもお手頃価格、ということがわかりました。
今はグループ4か5だけの、「昔基準の100%化学合成オイル」は安くても4リッター缶で1.2万円以上はします。(MOTULやレッドライン、ワコーズあたりが有名ですね。)
それでは本物の100%化学合成オイルとは!
↓↓
みんカラでもお馴染みで実績もある、
タクミオイルのエクストリームシリーズ。
グループ4と5のみで出来ています。
今より厳しい昔の基準で「100%化学合成オイル」。
PAOとエステルのみの正真正銘の100%化学合成オイルです。
しかもこのお値段。
次に驚きなのが、あの錆止めで有名なエーゼットからも出ていました。
これもグループ4と5のみで出来たレーシングオイル。ちゃんと表記しています。
こちらもPAOとエステルのみ。
つまり正真正銘の100%化学合成オイル!
かなり自信ありそうです(笑)
↓
これなんかは小排気量車に最高じゃないですか?
これもグループ4と5ですよ。
PAOとエステルのみ。
MOTULあたりならこの3倍近くしますね。
↓
以上です。
他にもお値段以上のレーシングオイルがあったら教えてください😄
おわり
Posted at 2019/11/27 10:49:48 | |
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