今日は嫁の実家(群馬)に来ました。
以前乗って走りに感動した🤩義理の姉のデミオ(1.3L、5MT、車重970kg) のステアリングを再び握る機会ができたので早速峠を走ります😍
まずは汚いので洗車しました🤣小さい車はラクですね✨✨
ついでにエンジンルームも汚いので水拭きしました✨✨
ホコリがいっぱい。
冷却水、エンジンオイルはバッチリ。
それでは裏の峠に出発。
5MT❗️ナビナシ。
やっぱりこの車はいいですよー。軽いのとギア比のせいで1.3しかないのに加速がいい。コーナーも速い。ブレーキもよく効く。
峠で遊ぶならこれで充分😍
こんなタイヤでですよ。
175/65R14 の2部山のエコタイヤ🤣
何でこんなにいいんだろ?これはライトウェイトスポーツカーだなー😍と思って少し調べてみたら、ワタシと同じ感想のモータージャーナリストがいました🤣🤣
10年以上前の記事ですが😅、以下はフェラーリ乗りで有名な⁉️清水草一氏が書いたものです。
義理の姉のと同じ1.3のMTモデルのインプレです。
(色も同じ😆)
↓↓↓
清水草一
マツダ デミオについて語る
現代ニッポンのロータスこと、マツダデミオ。今回の試乗車は、全デミオ中最もロータス感の高い13C 5MT仕様。車両本体価格はたったの120万円だ。
デミオのスタイリッシュなエクステリアは、ロータスっぽ…くはないかもしれないが、欧州車よりも欧州車的で美しく、いまにも走り出そうとしているアスリートのようだ。国産コンパクトカーとしては非常に全高が低く、ウエストラインも高いので、運転席からの眺めは、スポーツカー的な囲まれ感がある。さすが現代ニッポンのロータスである。
1.3リッターエンジンに火を入れる。まったく音がしない。骨の髄まで実用ユニットなのである。このあたりも、常に量産メーカーからエンジンの供給を受けてきたロータスを彷彿とさせるじゃないか。
デミオの最大の美点は、その軽さにある。この13Cは、車両重量970kg。現代のヨーロッパSは980kg。うおお、ロータスに10kg勝ってるぞ!
デミオ13Cを街中で走らせると、交差点で曲がるだけであまりにも楽しくて、「なんだこりゃぁ!」と叫んでしまう。よく、自分の手足のように曲がると言うが、私の場合あんまり運動神経良くないんで、自分じゃないみたいに曲がる。自分が真央ちゃんになったみたいな感じだ!
なにしろ交差点で左折するだけで、アクセルコントロールでボディの向きを変えられる感覚が味わえるのだから!これは、ただ軽いだけじゃなく、しっかりしたボディと、精度の高いサスや操舵系があってこその軽快感なのである。プラス、デミオの場合、やたらと軽い電動パワステも一役買っている。スイスポのそれは、ポルシェ感を出すために(たぶん)、あえて重厚にしてあるが、デミオの場合は、ロータス感を出すために(おそらく絶対)、あえて軽すぎるくらい軽い味付けにしてある!!
ミッションはインパネシフトの5MT。これがまた実に軽快かつ重厚なフィーリングで気持ちいい。ストロークはロータス的に短く、そして感触はメカっぽくダイレクト。デミオの主力ミッションであるCVTに比べると、高速巡航時の静粛性も断然高い。クラッチも軽く、これで「MTは疲れる」とか文句言うヤツは電車に乗ってくれ。
タイヤは省燃費性の高いスタンダードモデル。175/65R14と、まったくの実用サイズだが、デミオでワインディングを走ると、このまったくフツーのタイヤが、まるでバレエのトウシューズのように感じるのだからスバラシイ!
かつて池沢さとし先生は、初めてロータス・ヨーロッパで箱根のワインディングを走った時、「スイスイと、まるで自分の運転がうまくなったように感じた」と仰っているが、このデミオはまさにそれだ。本当にスイスイと、自分がうまくなったみたいに気持ちよく走ってくれるぜ! この軽快感は、1.5リッターを積むスポルトよりも、よりベーシックな13Cの方が断じて上なのである。
13Cのパワーは91馬力。初代ロータス・ヨーロッパのルノーエンジンが82馬力だったのに極めて近い。この91馬力をすべて路面に叩きつければ、公道上にほとんど敵はいない。この現代ニッポンのロータスこと、すばらしきデミオ13C 5MTに必要なものは、男の心意気だけなのだ。
では、スイスポとデミオ、どちらがオススメか
スイスポの方が、スポーティで、わかりやすい良さに満ちている。このクラス随一の重厚な操縦感覚には、誰もが納得するだろう。
デミオは、よりハイブラウだ。デミオの楽しさは、ワインディングなど特別な場所より、日常の交差点などでより強烈だ。鈍感な人にはフツーの実用車にしか感じない可能性もあるが、私のように、スーパースポーツと長いつきあいをしているマニアにとっては、デミオの日常的な快楽は、驚くべき新鮮さをもたらしてくれるのである。
いずれにせよ、この2台には、クルマを運転することのヨロコビのエキスが凝縮されている。この2台さえあえれば、私は心底シアワセである。

筆者
清水 草一
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。
Posted at 2020/06/06 22:33:27 | |
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