
亡くなったワイルドスピードの俳優が乗ってたクルマはカレラGTだったようですね。
助手席で亡くなるとは無念だったでしょう。
たしかガンさん(黒澤元治)も乗ってました。
販売期間 2004年-2006年 乗車定員 2名 ボディタイプ 2ドア オープン
エンジン 5733cc V型10気筒 DOHC 40バルブ
最高出力 612仏馬力/8,000rpm
最大トルク 60.2kgm/5,750rpm
変速機 6速MT 駆動方式 MR
全長 4,631mm
全幅 1,921mm
全高 1,166mm
ホイールベース 2,730mm
車両重量 1,380kg
最高速度 330km/h以上
0km→100km加 速 3.8秒
カレラGT(Carrera GT )は、ポルシェのスー パーカーである。製品コードは980。
20世紀末期から21世紀にかけてのスーパーカー のメインストリームである大排気量にしてハイ パワーなマルチシリンダーエンジン、オールカー ボンファイバーで成型したボディまたはシャ シー、レーシングカーに準じたエンジニアリン グ、それに相反するラグジュアリーな快適性能な どに乗って製作された。2003年発売。
しかしその源流は、 ル・マン24時間レース など主 役がメルセデスベンツ・CLK‐GTR や日産・ R390などのGTクラスからプロトタイプカークラ ス移行したことに端を発している。ポルシェもそ うした波に翻弄された当事者の一つで、カレラ GT開発の根幹には、次期GTクラスレーシング カーとして開発されていたものを期せずして転 用できる機会に恵まれたことで計画が加速した ことが挙げられる。
カレラGTのボディ構造は、1990年代にデビュー したマクラーレン・F1 や、メルセデス・ベンツ SLRマクラーレンのようなモノコック構造ではな く、キャビンであるカーボンファイバー製のタブ に、エンジンやサスペンション を支持する籠状の サブフレームを連結する、一味違ったアプローチ によるエンジニアリングが展開されている。特 にサブフレームは上下2ピースでエンジンを包み 込むようにしてマウントし、エンジンを降ろし ての整備を可能とするため上のピースはボルト を外すことで簡単に外れる構造になっている。
ボディパネルも全てカーボンファイバー製で、外 部からの応力は全てシャシーで受け止めるよう設 計されているため、これらのパネルは特に剛性 の高いものではないが、前述の構造であるから こそ屋根を取り外すことのできるタルガトッ プスタイルを実現できたとも言える。シャシーの 構造物の一部を除きオールカーボンにしているこ とは大きく、大排気量エンジンを背負いながら 車輛重量は1,380kgである。
サスペンションは純レーシングカーの構造で、前 後ともダブルウィッシュボーン式 で、インボード にマウントされたショックアブソーバー とサスペ ンションアームとはプッシュロッドで繋がってい る。
ブレーキもポルシェの最先端技術が投入され、高 剛性のモノブロックキャリパーにPCCB(ポル シェ・セラミックコンポジット・ブレーキ)と称 するカーボンセラミック複合素材 のディスクが組 合わされている。このディスク素材はレーシング カーにも使用されており、18kgとスチール製に比 べて圧倒的に軽量である。耐熱性も非常に高く、 高い耐久性を持っている。
エンジンはドライサンプ方式により潤滑され、 V 型10気筒、ボアφ98mm、ストローク76mmで 5,733cc、圧縮比12.0で612仏馬力/8,000rpm、 60.2kgm/5,750rpm。これだけの性能を持ちなが らエンジン単体重量は200kg弱に留めている。レ イアウトの自由度を高めるため、バンク角は本 来V型10気筒エンジンの等間隔燃焼の理想と言わ れる72°でなく68°に設定している。
トランスミッションは6速 MT。φ169mmと超小 径のクラッチは、ブレーキと同様のカーボンセラ ミック複合素材を使用したPCCC(ポルシェ・セ ラミックコンポジット・クラッチ)で、慣性重量 の低さと多板クラッチ特有の唐突に繋がる特性 があいまって、非常に扱いづらいといわれてい る。対抗馬であるフェラーリ・エンツォフェラー リがセミATによるシフト機構で、クラッチペダ ルの存在を消すことでドライビングをイージーに しているのに対し、カレラGTのこの部分につい ては、悪く言えば旧態依然、良く言えば車を操る ことの何たるかを宿している=玄人好みとも言 える。
これだけの性能を有しているため価格もそれ相 応の約5,000万円はくだらないといわれており、 世界限定1,500台が生産される予定だったが、結 局1,270台で生産を終了させた。
Posted at 2013/12/05 17:15:26 | |
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