やっぱ効くよね?
↓↓
(記事引用)
スリップストリームによって一体どのくらいのガソリンが節約
できるのかが気になるところですが…なんとそんな危険な実験を
実験を実際に行った集団が存在しました。
実験を行ったのは、アメリカの人気番組
「Myth Busters」での企画で
番組によると次のような詳細なデータが得られていました。
○時速90km/hでトラックの真後ろに乗用車が走った場合
車間距離30m -11%
車間距離15m -20%
車間距離6m -27%
車間距離3m -39%
車間距離60cm -28%
ということで、なんと実験でも最大で40%近い燃費の低減に成功しています。
これは燃費が30km/Lのプリウスの場合だと燃費が42km/Lになることを意味していて
スリップストリームの効果いかに大きいものなのかを知ることができますね。
【ちなみに…】
ちなみに、車間距離60cmの場合では車間距離6mの場合とほぼ同じ結果と
なっていますが、これは「車間距離60cmを保つために細かいブレーキや
アクセル操作を行なってしまったため」でスリップストリームの効果自体が
減少しているというわけではありません。
もし、操作による影響がなかったら燃費が2倍くらいになっていたかも?
【メリットとデメリット】
「燃費が40%も浮くなら、早速明日の通勤から車間距離3mで運転しよう!」
という人はさすがにいませんよね…。
なぜなら、時速60km・車間距離3mで走行中に前の車が急ブレーキを
踏んだ場合こちらは0.15秒以内にブレーキを踏まなければ追突は
免れない計算になりますが、残念ながら人間の反応速度は0.15~0.2秒が
限界なので現実的にスリップストリームで燃費-40%の恩恵を得ることは
難しそうというわけです。
【罰則など】
また、日本の場合だと道路交通法によって
○道路交通法26条(車間距離の保持)
車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは
その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを
避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。
と定められているので結局のところスリップストリームの効果を
得るような危険運転はそもそも禁止されているので動画のような行為は
少なくとも日本では絶対に真似してはいけません。
それに、たかが少しのガソリン代のために罰金と賠償金を支払うリスクを追うのは割に合わないですからね。
Posted at 2018/12/22 08:01:34 | |
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