もともと電気ものにはあまり関心がなかったのですが、
先日の32GT-Rの30年ほったらかしのボロボロのアースポイントを清掃してからというもの、様々な疑問が頭を巡るようになり、悩ましい日々を送っておりました。
アースポイント清掃前
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アースポイント清掃後
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頭の中では、
「アースボルトはネジの頭から電気を流すのか?それともネジ山のところから電気を流すのか?一体どっちなんだ???」
とか、
「アースボルトは鉄より通電性が高い銅の方がいいんじゃないか???黄銅は?金メッキはどうなんだ???」
となってしまいました。
人に聞いてもわからないので、自分で調べて謎を解明するべく、日々研究に励んでおりました。
と言ってもネットで検索していただけですが(笑)。
探していると、怪しいオカルト的なネジがたくさんヒットしてきたりと、日々煩悩との戦いでした(笑)。
かなり儲かるんでしょうね?ネジに魔法をかけて売れば。5円くらいのネジに色塗って3000円とか平気で売ってますから。
でもそんなもんは信用しませんよ(^-^)。
科学的裏付けがないものは。
そして研究?の成果が出ました。
ついに発見しました。
イワタボルトのHPからです。
イワタボルトは昭和24年創業の老舗ネジメーカーです。
概要
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(私の見解)
要するに、カチオン塗装された車体のアースポイントのネジの穴は、塗装が入り込んでしまっているのでネジ山に電気が流れにくくなっています。
でも、このイワタボルトのアース用ネジを使えばネジ穴の塗装を削り取って進んでいき、ネジ山に通電性を持たせることができます。
また、座面に突起があるので、ここの部分の塗装も必要最小限剥がしてくれます。
このダブルの効果でアースポイントの通電性が飛躍的に上がるということです。
ピリリと効いた小技、見えないチューニング、いいですねー。なんだかリジカラみたい(^-^)。
拡大図
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ねじ込んだ後は、ボルトの頭部分とネジ山の所の、広い面積から電気が流れるようになります。
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非常に欲しくなりました(^-^)。
新しい車には採用されているのかもしれないですが、古い車はやったほうがいいと思いました。ここはキモの部分ですから。
本社は品川区西五反田にあるようです。
会社の駅から30分もあればつくので五反田までネジ1本買いに行ってもいいのですが、
日本の主要大手自動車関連企業相手にしている会社に乗り込んで、膨大なネジの中から、一見さんの個人に1本だけ売ってくれるかは疑問ではあります。
ネジ捜索するのにご迷惑かかりそうです(^^;;
とりあえず、週明けにでも電話してみたいと思います。
※追記
8/5(月)に電話してみるものの、やはり撃沈。
小売はできないと丁重に断られましたf^_^;
【HPより】
アースボルト
締付けと同時にねじ部と座面で通電を行うアースボルト。
[特長]締付けと同時に、ねじ部と座面に設けた突起で相手部材の塗装を剥がし、電気の導通を可能にする。
[適用業種 ]自動車 他
[使用箇所 ]塗装されたフレーム等を電気通電経路とする箇所。
[効果]作業工数低減、アース信頼性向上
サイズ 6mm、8mm
【イワタボルト株式会社】
事業内容
ねじ類の製造販売並びに輸出入
省力機器の販売
自家工場を有するねじ類の専門企業
代表役員 代表取締役社長 岩田 聖隆 (いわた きよたか)
創業 昭和24年5月18日
資本金 3億800万円(払込済)
社員数 680名(2018年5月 国内外・派遣除く)
本社所在地 〒141-8508 東京都品川区西五反田2丁目32番4号
営業拠点 全国25営業所、2分室、海外17営業所
製造拠点 栃木工場、シンガポール工場、オハイオ工場、中国シンセン工場、タイ工場
Posted at 2019/08/04 00:43:58 | |
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