
というわけで、その帰省先はかみさんの実家のある、石川県である。
...そう、石川県なのだ。
元日の朝は、冬の日本海側とは思えない穏やかな好天。
爽やかと言っていいほど!
天気のいいうちにと、突如思い立って、初詣。
いつもの気多大社へ。

多くの参拝客で賑わっており、コロナ禍で静かだった頃が懐かしい。
などと思っていたら、これである。

気多大社は高台にあり、地盤もしっかりしているとのことで、本殿も鳥居などにも、被害なし。(に見えた)
しかし、追い討ちが。

大津波警報。
...だよね。

境内にいた参拝客と神社関係者(巫女さんも)は、境内に待機。

こんなに余震が来なくてもいいものを。
我々も1時間半ほど待機して、津波の第1波が駐車場の位置まで来るほどではないこと(羽咋の津波被害はなかったはず)を確認して、参拝もそこそこに駐車場に戻り、とっとと帰宅。
とは、簡単には行かなかった。(当然か)
帰路は当初の予定通り、運転手長男、助手席かみさん。
で、...ということは、イレギュラーで想定外のナビガイドによる初めての道。
以下教訓的起こりうる(起こり得た)こと。
・ナビの道案内の説明をナビ音痴に任せるな。
→手前で曲がる、または曲がる必要のないところで曲がる、などということが起こる。ナビはリルートしてくれるが、そこは田舎道。とんでもなく狭かったりして、長男悲鳴を上げることになる(なった)。
・ガソリンスタンド渋滞が起こる。
→(羽咋市レベルの被災状況で)喫緊に不足するとは思えなくとも、過去の被災時の状況からか、多くの車が給油に駆け込む。片側一車線程度の地方主要道路は、すぐに車が溢れて、とんでもない渋滞になる。
・(通行止めが発生するので)思いがけない迂回が必要になる
→ナビ頼りで単独走行する場合は、前方注意!!!
道路の陥没や沈下があちこちで起こっており、単独走行時には突っ込む恐れあり。今回、我々の前を迂回に次ぐ迂回で、急いで走っていたと思われる車が、沈下部分(橋部分が隆起してた)に落下。車の破損状況の確認をしていた。流石に40センチ近い段差はうちの車でも越えられないだろう。
・水道管の破損によると思われる路上の水たまりに注意
→水面下がどうなっているか不明。陥没の可能性もあり。
・路上の散乱物に注意
→建物崩壊で思わぬものが散らかってる。クランクのように避けて走らなければならなかったところもあった。
そして突然、思い出したように長男が言った。
「SUVってこんな時いいよね。」
...何を今更〜!(苦笑)
Posted at 2024/01/03 22:24:55 | |
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