7月8日。
先輩と休みを合わせてNS50Fをシェイクダウンさせようと決めてあったのだが。
今年は雨雨雨で青空整備が全く出来なくて予定通りにいかず。
結局タイヤ交換が出来なかったどころか、リアタイヤのビードは落ちたまま。。
しかもエンジンを1度も始動せずに現地入りという、何とも向こう見ずな行動を取ってしまった。。
今回選んだシェイクダウン場所はここ↓
昭和臭が漂うノスタルジックな外観な、大井松田カートランドです。
SP50チャンピオンの先輩は都合が合わず来れなかったのが悔やまれるが、共同所有者である先輩と、朝イチからとりあえず乗れる状態にするべく作業開始。
先ずはエンジンを始動させる。
しかし掛からない。
キックは取っ払ってるので、押し掛けしまくる。
「ブベベベベ、ブベーーーーーーン!!」
お?!掛かった!!と思ったのも束の間。
スロットル煽ってないのに「ブベーーーーーーーーーン!!」と超高回転(汗)
キャブ周りを見るもニードル、スクリュー共に問題なし。
スロットルワイヤーみたら犯人はここだった。。
引き側にパツンパツン。
張りを調整したら正常に戻る。
この時点で40分ロス。
次はリアタイヤのビード上げ。
こいつがヤバかった。。
コンプレッサー借りてガンガンエアを入れるも全くビードが上がらない。
恐らく長い間ビードが落ちっぱなしだった事と、経年劣化でタイヤが硬化してる事もあってかタイヤがたわまない事が原因と思われる。
タイラップを数十本巻き付けて、強制的にタイヤをたわませるも全く効果なし。
格闘する事またもや40分。
先輩と自分の心の中で「これもう無理じゃね?諦めたいなぁ~」と思い始めた直後。
1度タイラップを全部取っ払って「ここだ!」と思うポイントに手で押さえ付けてエアを入れると、なんと奇跡的にビードが上がった。
しかしだ、上がったのは良かったが
「上がった所でタイヤ前後とも糞タイヤ」
「正直ビードが上がった事が幸か不幸か、吉と出るか凶と出るか?」
と何とも素直に喜べない空気が漂ったのは紛れもない事実であった。。
とりあえず走れる事は確定したので走行券を買い、タイヤウォーマーを巻く。
まだまだ外装も手を入れたいが、こうして見ると一応中々な姿である。
大井松田は2輪は午前しか走れないのだが、8時~9時までは1000円で一時間走り放題。
9時~12時までは3200円なのだが、カートが居る場合は30分交代制で30×3本になる。
あいにくこの日はカートが居たので交代制になったが、不完全なマシン、初めてのマシン、初めてのコース、この3つの不安要素を考えれば良かったのかも知れない。
先ずは先輩に行かせる事にした。
探り探り走る姿をハラハラしながら見守る事15分。
帰ってきた先輩の第一声は「楽しいけど怖い!!ww」だった。
どうやらフロントブレーキが全く効かないらしい。
その他にもちょいと問題があったので、応急措置して自分にバトンタッチ。
コースインして一周目。
「楽しいーーー!けどめっちゃ怖い!!ww」
本当にフロントブレーキ効かない!!ww
その他にもフロントの剛性感無いから、コーナーでフロント周りが捻れる捻れるww
ハードブレーキング時にフォークが奥で踏ん張れず、ストロークが一定ラインを超えると急にフロントが思いっきり切れ込むww
タイヤが硬化してる為かやはりグリップ感が無い。
何度か転倒しそうになったが、でも楽しくて仕方ないww
乗るのが難しいからこそ何かそこに魅力があるのか?とにかく気分はハッピーなのだ。
ちゃんと乗れる様に整備し直さなくてはならないが、目一杯乗ってお腹一杯ww
走行を終えた先輩も満面の笑みだった。
この日は自分のサブツナギを二人で使い回していたのだが、余程楽しかったのか?
走行を終えて帰り支度をしてたら先輩から
「自分用のツナギを買いたいから、悪いけど何処か連れてってくれ!」と言われたww
思い立ったが吉日、御殿場のボスコモトに行く事に。
あれやこれや試着してツナギ、ブーツ、グローブ、プロテクター類をセットにした10万円セットを男買いww
どうやらNS50Fには10万円セットを男買いさせる程の魔力すらあるらしい。。
恐ろしいぞ、NS50F。。
その日の晩はチャンピオンも合流して、地元の牛角でバイク談義に華咲かせ飲んで食ってのドンチャン騒ぎww
そしてその翌日。。
まさかの大井松田連チャンww
GSX-Rでも楽しめるのかチェックですww
内容はハショルが結果としてはだいぶ楽しめた。
これなら富士と大井松田固定でも良いかも知れない。
上半期の走行は今回で終了なので、夏はGSX-RとNS50Fのメンテと手直しして秋を迎えようと思う。
Posted at 2019/07/10 19:55:57 | |
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